濡れてるのに最初は抵抗があって、くっ、くっ、って少しずつ体が開いてく感じがする。
「あっ、あっ、」
くっ、って体が少し開くたびにご主人さまが深いとこに入ってきて、
それに合わせて呼吸と一緒に声がこぼれた。
体にぎゅうと力が入って、腹筋とか太ももとかぶるぶるしてる。
はっはっ、って短い呼吸を何度も吐き出して、競り上がってくる感覚を逃そうとした。
けど全然追いつかなくて、足のつま先でシーツをバタバタ掻きむしりながら、やっぱり簡単に持ってゆかれた。
ご主人さまの胸の上に両手をついて、
自分の体が倒れ込まないように支えてるのがやっと。
「どうした」
「う…う…、いっちゃっ…」
「ほら、ちゃんと動いて」
「あ、だめ、いったばっかり」
「ちゃんとご奉仕できるんでしょ」
強い力で腰の辺りを掴んで、ご主人さまが下からグッて突き上げてくる。
ガクンって頭が揺れて、髪がばさばさしながらその動きについてくる。
自分の髪に邪魔されながら、隙間から見おろすと、ご主人さまがこっちを見上げてた。
視線を絡めたまま、情けなく顔が歪んでく感じがする。
媚びるみたいな、甘えてるみたいな、泣きそうな顔になってる気がする。
膝立ちのままご主人さまの上で体を上下に動かして、
またすぐ気持ちよくなって、顔をふるふる左右に振りながら動くのをやめた。
「休まない」
「う…」
駄々っ子みたいにイヤイヤしながら体はびくんと跳ねて、
またどっかに持ってゆかれる感覚に飲み込まれた。
意識があやしい。
焦点も体もゆらゆらしてて、でも倒れ込まなかったのは、
ご主人さまがきつく腕を掴んでいるせい。
繋がった場所が、意識とは関係なくびくんびくんしてる。
時々体も意識とは関係なくびくんと震えた。
震えでハッと意識が戻ってくる感じ。
ああ、こんなんじゃだめ。
ちゃんとご主人さまを気持ち良くしなくちゃ。