ご主人さまに会うのが怖かった。すごく。
絶対、絶対に凄い揺り返しが来るぞって思ってた。
またたくさん泣くんだきっと…って思ってた。
息が吸い込めないくらい泣くんだ、また…って思ってた。
でも大丈夫。
自分でも不思議なくらい気持ちが落ち着いてるの、よく判る。
一瞬自分の感情を誤解して、でも今は理解できた。
感情が落ち着くことを、実は望んでいなかったんだ。
苦しくても、落ち着くくらいなら苦しいほうがいいと思ってた。
感情が落ち着いてゆくのは、ご主人さまを好きじゃなくなるのに他ならないと、ずっと思ってた。
安心感で落ち着く、なんて想像も出来なかったから、私は一瞬だけ誤解したんだ。
(あれ?ご主人さまのこと好きじゃなくなっちゃったの?)って。
混乱した。
変だよ、好きなのに。
好きなのに好きじゃない?は?
だって辛くないもん。
あんまり辛くない。
答えは少し遅れてやってきた。
安心感だ。
ご主人さまと会って、いろいろ話して、触れて
きっと安心感で満たされたんだとおもう。