会いに行く【11】気持ちよくてしあわせ | 夢 出会い 魔性

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ご主人さまのおうちに戻ってきたのは、夜中の2時すぎ。

ホントにたくさん遊んだなあ(笑)


お部屋に入ってすぐに、ご主人さまがお風呂にお湯を溜め始めた。

それからドサッとソファに座った。


「眠い」

そりゃそう。なにせこんな時間。

それにご主人さまはずっと運転してた。
…わんわんはウトウトしてばっかりだったけど(…)


「お風呂入るの?」

「なんで?」

「すごく眠そうだから」

「眠いよ(笑)」


クタッとソファに沈み込んでるご主人さまは、本当に眠そう。


「あのね、寝ちゃえば?お風呂は朝にして」

「そうするかなあ」

「それがいいよ」


新幹線の中で生理になったわんわんがトイレを借りて戻ってくると、
ご主人さまはもうポイポイと服を脱いでた。


「…寝る」


って、早!(笑)
もうリビングの隣の寝室のお布団に潜っちゃったよ~(笑)

わんわんもパタパタ服を脱いでキャミソールになって、
ご主人さまの隣にもぞもぞ潜り込んだ。

普通にわんわんが潜る場所を空けてくれるご主人さま。
なんだか嬉しい。

エヘヘって笑って、眠たそうなご主人さまにペタっとくっつく犬。


「なんだよ、くっついて」

「くっつきたいから」

「あーはいはい」

「えへへ」

「えへへ、じゃないでしょ」


ご主人さまは呆れたみたいな口調だったけど、
身体をわんわんのほうに向け直してぎゅっと抱きしめてくれた。

気持ちいい
しあわせ
気持ちよくてしあわせ


「寝るよ」

「うん、寝る」


少しそのままになってて、それからノタ…と身体を起こすわんわん。


「なんだよ」

「…うん」


眠そうなご主人さまを見おろして、ちゅってして、またバタンって横になった。


「寝なさいよ」

「寝るよ~」

「落ち着きがないなあ(笑)」


だってだって、うれしくて気持ちよくて幸せで、ジッとしてらんない。


「触るんじゃないの」


ゴソッて、下着の上からご主人さまに触れたら、
メッ、て感じで叱られちゃった(……)

わんわんの手を避けるみたいに、ご主人さまがあっち向いちゃう。


「触らないから~」


そっち向かないでご主人さま。
わんわんしょんぼりしてしまう。

眠そうなご主人さまにオイタをするのは止めて、
また両手でご主人さまをぎゅっとした。

顔をご主人さまの胸のあたりにピッタリ寄せてると、
すぐに規則正しい呼吸が聞こえ始めた。

(もう寝ちゃったんだ)

だって本当に眠たそうだったもの。


本当はわんわんもすごく眠たくて、
ご主人さまの隣は気持ちよくて幸せで。


意識はすぐに、トロンと眠りの中に沈み込んでいった。