「あのね、わんわんにも付けて」
「キスマーク?」
「うん!」
「好きだなあ(笑)」
「マーキングだから~」
ははっ、て笑いながら、ご主人さまがわんわんを抱き寄せてくれた。
ご主人さまの口唇がわんわんの胸元に寄ってくる。
「あん」
「間違えた(笑)」
キスマーク付けて欲しくてご主人さまのほうに胸を突き出すようにしてたら、
乳/首をパクンと口に含まれた。
びっくりして変な声が出ちゃった。
「なに、『あん』って(笑)」
「おどかすから~」
ご主人さまが笑ってる。
ちらっとわんわんの顔を眺めてから、また乳/首を口に含んだ。
今度は舌も絡めるようにして、口内でころころ弄んでる。
あっ、あっ、て短い声が漏れて、
抱き寄せられてる腕の中で身体がしなってしまいそう。
「敏感だねえ」
「うー」
それから乳/房に吸い付くようにして、
入れ墨の蝶の隣に紅いしるしを付けてくれた。
「吸い過ぎた」
「え?」
「血が出てるよ」
「内出血でしょ?大丈夫……ああっ!」
「どうした」
「…血豆になってる~(笑)」
ご主人さまがマーキングしてくれた場所を指先でなぞったら、
ポコッて膨らんで血豆になってた。
「痛くない?」
「痛くない。なんか乳/首が増えた!」
「わはは」
強く吸ってくれて嬉しかった。
血豆になるくらい吸ってもらえて嬉しかった。
ずっと消えなければいいのに。
ご主人さまの痕は、ずっとわんわんの身体から消えなければいい。