「う…う、」
ああ、口がお留守になってしまう。
右手でご主人さま自身をギュッと握ったまま、
その場所から口が少し離れてはあはあと荒い呼吸になってく。
「だ…め」
「気持ちいいの?」
「う…」
いくの嫌なの。
だってこんなの変。
ご主人さまを口に含んでいるだけで気持ち良くて、
足でギュッと挟まれて身体がぶるぶるするほど感じるなんて。
ああ、でもやっぱりだめ。
競り上がってくる感覚を逃しきれない。
「い…いき…そっ、う」
ご主人さまの両足の間で丸まってた身体が、さらにぎゅうっと縮む感じ。
力が入ってぎゅうっと小さく丸まりながら、がたがた震えてる。
「んーッ、んんっ」
情けないほど簡単に達して、
そのままご主人さまの足の上にトサっと体重を預けてしまった。
はあはあ
ぜえぜえ
必死に呼吸だけしている感じ。
息を吸い込むたびに胸のあたりが大きく膨らむ。
「どれ」
全然力が入らなくてクタッとしている身体を、
ご主人さまの腕が掴んで引き起こしにかかる。
カクン、カクンって頭が揺れた。
そのまま身体を後ろに倒されて、視界がぐるぐる廻った。
焦点がなかなか合わない。
力も入らないから、首が据わらない赤ん坊みたいに頭が振り回されてるみたいだ。
「あっ、あ、あああ、あっ」
休むなって言ってるだろう。
そんな感じでご主人さまがすぐに入って来る。
ご主人さまに突かれながら、ずるずると肩のあたりまでベッドから落ちて行った。
「んあッ、んんん」
ベッドから零れた頭が余計にがくがくする。
口がぱくぱく開くばかりで上手に呼吸ができない。
ご主人さまの動きが止まって、私もダランとしたまま止まった。
シャッターを切る軽い音が聞こえて、
ああ、写真撮られてるんだ…と思った。
隠してくれるものが無くなった、つるつるの場所。
そこにご主人さまが入ってきてる写真を撮られてるんだ。
またご主人さまに突き上げられて、
喉の奥のほうから「いくいく」って大きな声をあげていってしまった。
ご主人さまの
「早いなあ」って声が遠くで聞こえたような気がした。