懲りずに妄想する犬【20】 | 夢 出会い 魔性

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日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




「エ/ッチしたくなっちゃうから」


こう言いながら、ご主人さまのお返事が容易に想像できちゃった。

『いつもじゃん』
…きっとそう言われるなあ…


だけどご主人さまはいたずらっ子みたいに目を大きめに開いて、
後頭部をなぜてた手の平で、またわんわんをちょっぴり引き寄せて。

「したくなっちゃったの?」

息が耳に掛かる。

「…がまんする」

なんだかからかわれるような気がしたから。

「がまん出来るわけ?(笑)」

やっぱりからかわれてる気がする。

「できなくてもするもん」

「できた試しがない。お預けだけは躾そこねた」

駄目犬でごめんなさいって思ったけど、うまく言えない。

「できる…かも知れない…もん」

「できないことは言うんじゃないの」

「う…はい」

「じゃあちゃんと言ってごらん」

「…ご主人さまとセ/ックスしたいです」


ご主人さまの手が、またわんわんの髪をわしゃわしゃっと掻き混ぜた。

「行くよ」

立ち上がるご主人さま。
立ち上がるわんわん。

タマゴなロ/ーターの振動よりも、
ご主人さまとセ/ックス出来る期待感のほうが感じる。
よほど感じさせられる。





あれ?と思った。

いつも行く、ご主人さまもわんわんもお気に入りのラ/ブホの前を素通りしたから。


(…違うとこに行くのかな)


さっきの会話の流れだったから、ラ/ブホに向かうのは間違いないと思う…んだけど。

お気に入りのラ/ブホを素通りした車は、何故だか高速のインターを通り過ぎてしまった。


「どこ行くの?」


ラ/ブホは近くに何軒かあるし、
昼間だから、例えばハプバーとか、そういうとこじゃないと思う。

行ったことないから判らないけどさあ。


ご主人さまのお返事を待ったら車が停まった。

「?どしたの」

「え?」

「車、故障?」

急に高速の路肩に停めたら、誰だってそう思うと思うの。


「で?ロ/ーターは動いてる?」

ご主人さま、わんわんの質問には答えないで変なことを言い出した。

「…わかんない。ずっとじりじりしてるから」

「どれ」

「えっ、や…っ」


どれ、って言いながら、ご主人さまの手はもうわんわんのコートの裾をめくってた。




ここでするんだ。