ドリンクバーに向かう時もご主人さまは腰を引き寄せたりお尻を撫でたり。
ノ/ーパンも裸コートも出来るけど、実は照れ屋な飼い犬の反応が面白いみたい。
いちいちビクッとして、「うー」って唸り声を上げてしまう。
「なんだよ」
「…触るから」
「じゃあもう触らない」
「触って」
語尾にハアトマークを付けておねだり。
急に触られるから変な声で唸っちゃうだけで、
ご主人さまに触られたくない、なんて、あるはずないもの。
本当は直接触って欲しい。
身体はずっとうず/うずしたまんま。
車の中でいってしまってから、うず/うずは余計に酷くなってる気がする。
席に戻るとご主人さまが、わんわんの顔を覗き込んできた。
「濡れてる?」
きっと顔なんて上気して真っ赤になってると思う。
「…わかんない、けど」
「けど?」
「なんかスースーする」
自分じゃ濡れてるかどうかなんてわかんない。
触って(触られて)ぬるっとした感触で、
ああ濡れてたんだなあ…って自覚できるものだと思う。
「どれ」
「!だめ」
ボソッと小さい声で反抗。
「なんで」
「だってここファミレスの客席だから」
「いつでもどこでも」
…いつでもどこでも、はご主人さまとのお約束。
お約束は絶対。絶対だからお約束。
キュッと閉じている太ももの間にご主人さまの指が1本。
その指先が肌に馴染みながら、だんだん深い場所に潜ってくるのを感じた。
ぐちゅ、って水音が聞こえるような気がする。
「びしょびしょ(笑)」
わざといやらしい言葉を選んでるみたいなご主人さま。
ご主人さまの指に反応してご主人さまの声に煽られて、
もっともっと濡れてしまいそう。
テーブル席の作りのせいで死角が多くなってる。
正面にだけ気をつけていれば、左右はついたてで誰からも見えない。
ご主人さまはいやらしい液で汚れた指を「ほら」って目の前に差し出して見せた。
自分の鼻先に近付けて、くん…って匂いを嗅いでる。
「いやらしい匂い」
にや。口唇の端を上げて笑ってる。
「…匂い嗅がないで」
わんわんに見せるために身体から離れた指先を、
濡れた場所がもっともっとって欲しがってる。
わんわんの身体がご主人さまを欲しがってる。