ご主人さまの足の上に崩れ落ちても、また腕を引かれて起き上がらされてしまう。
「んーっ」
後ろから腕を引かれて、胸を突き出すように弓なりになって、
身体の奥でご主人さまを感じながら太ももがぷ/るぷ/る震えた。
起き上がると鏡に映ってしまう。
恥/ずかしい姿の女から目が離せない。
ご主人さまはたぶん気付いてない。
ベッドの脇に鏡があるわけじゃないから。
少し離れたところにある、身支度を整えるための鏡みたいだから。
(わたし、いつもこんななんだ…)
自分の口から零れる声に煽られて、
はだかで揺れてる自分の姿に煽られて、
腕は後ろに向かってご主人さまに引かれてて、
身体はご主人さまと繋がっている。
「い……き、いき、そっ…う」
ああもう突き上げないでご主人さま。
わたし、奥に押し付けてグ/リグ/リって擦りたい。
そうするとすごく、すごく気持ちいいの。
言わなくてもちゃんと判ってくれてる。
私の腰を掴んだままギュッと沈めるように腕に力を篭めて、
奥に当てたまま、ぐりぐりってえぐるみたいに腰/を動かしてくれてる。
ご主人さまきもちいいきもちいいきもちいい
「あっ、あっ、おくが…っ、おくのほうきもちっいっ」
きゅっ、きゅっ、って繋がった場所が切なくご主人さまを締め付けてる。
いってしまって、動きが緩慢になってる私。
うまく力が入らない足でヨロ、と身体を持ち上げ、ご主人さまを自分から抜いた。
「どうした?」
「…」
どうしたいのか自分でも判らなかったのに、身体が勝手にそう動いたのだ。
ご主人さまと向き合うように身体の向きを変えて、
仰向けになってるご主人さまの胸のあたりに自分の手を置いた。
(ああ、なんだ。わたし、キスしたかったのか)
ぽわんとそんな事を考えながら、ご主人さまの口唇を貪/った。
ご主人さまは私の頭に手を回して、抱き抱えるようにしながらキスに応えてくれた。
身体じゃなくて、こころがぶ/るぶ/るって震えてる。
舌を絡ませたり口唇を甘/噛みしたりしながら、
またご主人さまの身体に跨がって、身体の中心にご主人さま自身を押し当てる。
「…ん」
そのままご主人さまが腰を上げて、私の中に入ってきた。
口唇はずっと離さないまま。
顔の角度を変えて、キスの角度を変えて、
でも口唇は離さないまま、ご主人さまが下から私の中を擦ってくれてる。
じわじわと競り上がってくる感覚と、じわじわと熱くなる身体。
口唇は塞がっているから、んっ/んっ、て鼻から甘ったるい声が漏れてく。
「ん!んんーっんんんっ/んっ」
ああだめがまんできない。
ご主人さまにも気持ち良くなって欲しいのに、またわたしばっかり。
また、わたし、ばっかり