「ネットカフェでも行くか」
行くー!
犬は元気にお返事をして、ご主人さまとネットカフェに向かった。
1人用の席じゃなくて、2人用のシート。
試着室みたいに上下が開いてる扉で、簡単な間仕切りがしてある感じ。
「落ち着きがないね(笑)」
慣れないノー/パ/ンでご主人さまと並んで座っているから、
ミニスカートの裾が気になって仕方なかった。
「座ると見えそうだもん」
「俺しかいないじゃん」
「個室じゃないもん。上からヒョイって覗けちゃうし」
そんなことを話している間も、通路を歩いている人の足元が見えたりしてる。
話しながらご主人さまは、パソコンに電源を入れて立ち上げてた。
「なんか調べもの?」
「ちょっと見せたいものがある」
「そなの?」
ご主人さまが私に見せたいものってなんだろ。
見当がつかない。
かちゃかちゃキーボードを叩くご主人さまを眺めてた。
個室じゃないけど、ニセモノの個室みたいな空間。
肩同士が触れるくらいの距離だし、なんだか楽しい。
クンクンご主人さまの匂いを嗅いじゃおうかな(笑)
「あった」
「ん?」
「ほら」
モニターに視線を向けると、縛/られている女性のあられもない写真。
「…見せたいって、これ?」
「そそ。こういうの見たりする?」
「見ない。てゆか、こういう写真がネットで普通に見られるの知らなかった」
「こんなのいくらでもあるよ」
きっとあるだろうな、とは想像がついたけど、
見たいと思ったことも無いから探したことも無い。
ほらね、と言いながら、ご主人さまの手がかちかちとマウスを操作する。
縛/られてる写真。
屋外で裸で立ってる写真。
縛/られたまま挿/入されてたり、屋外で複数の男性に囲まれてたり。
雑誌の表紙みたいに綺麗な写真じゃないから、余計に生々しい。
完全な個室じゃなくて、扉の上下は開いてる場所で、
ご主人さまと並んで座って、こんな写真を眺めてる。
座ってるからスカートの裾が気になる。
なにしろスカートの中はノー/パンなんだ。
「どうした、ジッと見て」
からかうようなご主人さまの口調。
「うん…すごいなあ…と思って」
生返事な私。
写真を見てどうの…というより、状況でモジモジしてしまっていた。
「撮って載せてやろうか?」
「えっ?わたし?!」