寒くなるにつれ、なんだか妙におセンチになってくるわんわん。
おセンチ…(笑)(自分で笑うのか笑)
まあ確かに人肌恋しい季節ではあるけど…なんでだろ?
ちょっとだけ考えて、すぐに判った。
ご主人さまと知り合ったのは初秋のころ。
セ/ッ/ク/スはしていたものの、好きだという感情すらなくて。
なんか変だ。
この人イヤだ。
この人こわい人だ。
このままだとマズイことになる。
警戒しなきゃ。
きっといつか、大好きになってしまう。
大好きだと自覚してしまったのはこの季節で、
私はもう絶対に他の男の人に肌を見せないんだ…と入れ墨した。
大好きなご主人さまと冬を過ごして、桜の花が咲くころに転勤の話を聞いた。
初秋から春の盛りまで、ご主人さまと幸せすぎる時間を過ごしたから、
寒くなってくると、なぜかセンチメンタルな気分になるんだ。
今はご主人さまは遠くにお住まいだから…
初秋から春までは、週に二回くらいご主人さまと会っていたから。
転勤の話を聞いてからは月の半分以上会ったりしていたから。
ご主人さまとの記憶は、寒い季節にギュッと濃縮されているんだ。
ご主人さまと初めてのクリスマスの時。
プレゼントはなんとなくルール違反な感じがして、私は何も用意していなかった。
ご主人さまにポンッとプレゼントを渡された。
なんとなく包装が変な感じがして、お店で包装して貰ったの?と聞いた。
自分でした、とお返事が(笑)
ご主人さまが自分で包装用の袋とリボンを買ったのか…と思ったら、可笑しくて仕方なかった。
なんて可愛らしい人。
好きにならずにいられない人。
胸の中が好きでいっぱいになって溢れそうだ。
バレンタインの前日に『ごはん食べよ~』ってメールした。
ちょっとわざとらしいかなあ…と思ったけど、私のキャラならこんなもん(笑)
仕事を終えたご主人さまがわんわんとこに来てくれた。
会ったのは夜の10時くらい。
ごはんを食べて、お茶飲みながらお喋りしてたら、チョコレートのことを思い出した。
チョコレートを渡すために会ってるのに、マルっと忘れてた駄犬(笑)
「あっ!」
「えっ?」
「思い出した~」
くしゃっと笑ってから、わんわんはキラキラの目でチョコレートを差し出した。
ほら、これ~!
わんわん偉い?
……みたいな(笑)
がっくりとするご主人さま。
「なんでがっくりするの」
「…あと30分待てなかったのか…?」
チョコレートを思い出して、思い出した途端に嬉しくなって渡した。
渡した時間は23時半。
あと30分でバレンタイン当日(笑)
ご主人さまに「待てが出来ないなあ」と笑われた。
でもご主人さまは嬉しそうだった。
わんわんには嬉しそうに見えた。
今年も寒い季節になってきたね