愛ってエゴだと思う。 | 夢 出会い 魔性

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私は煙草を吸ってた。
彼女も煙草を吸いながら煙なんて吐き出してた。

「ねー、ちょっと聞くけど」
「あい?」
「愛の反対って何だと思う?」

彼女の目はキラキラしてた。よーするに、「愛とはなんぞや?」的な事を語り合いたいのではなく、自分の知っている事を自慢げに語りたいのである。

…って表情(笑)

「ねえ、何だと思う」
「愛の反対なんて無関心だろ。どーでもいーってやつ」

キラキラした彼女の目が大きく見開かれてる。あんたって…とか呟いてる。

「…普通はさ」
「あん?」
「愛の反対って聞いたら憎しみとか言うんだよ~」
「憎しみなんて愛と一緒じゃん。プラスかマイナスかだけ。相手に強い関心を持ってるのは全く同じだよ。裏表でくっついてんの。で、無関心が愛からスゲー遠くにあるんだ」

彼女は「それだよー」と言い放ってテーブルに突っ伏した。どうやら自分が語りたかった事を私が全部言っちゃったらしい(友よスマン)

たまたま読んだ本で私が言ったこととそっくり同じ事を読んだんだそうな。で、目からウロコだったんだそうな。

それから彼女は家族やら友達やらに同じ質問をし続けて、返ってくる答えは「憎しみ」とか「愛してない」とかだけだったんだって。その度に「無関心だよ」と語っていたらしい(笑)

ビックリした、と言われた。「なに言ってんの?」みたいに無関心って返事が戻って来ることは、彼女にとって想定外だったのだ。

愛も憎しみも簡単にひっくり返るんだもん、ちょっと考えりゃ答えは明白。同質のものだよ。




そこにあるのは、双方共に、ただ強い感情のうねりだ。