うちの家内がエイを食べたいと言っていたので、

 

いつも防波堤のヘチでカサゴを拾い釣りしているI君も誘って、アカエイが居そうな場所に行ってきました。

 

 

 

宇和島市 九島

 

 

 

I君はカサゴ、自分は投げ釣りでエイを狙いました。

 

餌はスーパーで売ってる小さいイカ。

 

この漁港は投げ竿の全長より低い位置に電線があるので、

 

遠くに飛ばす場合は短い竿を使うか、電線が途切れている先端付近でするしかありません。

 

 

 

 

開始から30分、竿先が締めこまれたと思うと、ドラグがジーっと出て、地を這うような重い引き、

 

 

 

 

無事にアカエイがネットインされました。

 

しかし思ったより大きいな…

 

 

 

 

ここに毒針があるので、

 

 

 

 

根元から切り落として、

 

 

 

こうなりました。

 

ここよりも根元に近いところに、まだ針みたいなのがあったので、もっと付け根のあたりから切らないとダメだと思います。

 

これは次回以降実践しましょう。

 

 

 

 

エラを切って血抜きをしますが、

 

 

 

 

持ってきたバケツに入りませんでした。

 

そんな悲しそうな顔するなよ。

 

 

 

仕方なくこの体勢で血を抜くことに。

 

エイは突然大きいのが釣れたりするので、血を抜くならもっと大きい入れ物じゃないとダメですね。

 

 

 

それ以降何度かアタリはあったものの取れず、そのまま朝を迎えました。

 

 

 

 

 

自宅に帰ると家内が、

 

「陣痛の感覚が短くなってきてる」

 

と言うので、魚臭いままシャワーも浴びずに産婦人科へ(生物兵器ですいません

 

 

 

 

 

 

そのまま分娩室で家内と一緒に待機して、2時間後には、お腹の中で昼夜激しく動き回っていた小坊主が外世界に出てきました。

 

 

 

へその緒を切らせてもらえるということで、

 

「はい、やります!」

 

と。

 

 

 

いざ切ろうとすると、へその緒がハサミからスルスル抜ける。

 

先生に、

 

「もっとギコギコ何度も切って」

 

と言われ、

 

アカエイを切ってた時の感覚が少しよみがえってきました…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなさなかに生まれた彼の名前はエイ太

 

 

 

 

 

にはしませんでしたが、元気な男の子でした。

 

 

 

 

 

 

 

その後エイは、から揚げ、酢豚、ソテーと3日にわたって食べ、それでもまだ半分くらい残るほど大きかったです。