・イサキとササムロ

 

釣りあげた瞬間地面に叩きつけられて弱ったササムロと、入れ食いだったイサキの子供は、塩から揚げで食べました。

 

イサキは20匹くらいまでは釣りましたが、これ以上釣ってもなぁと思ってやめときました。

 

最大サイズ20cm。

 

小アジは食べる人がいるけど、小イサキを食べる人は聞いたことがないのでどうだろうと思いましたが、

調理する前から生臭さとは違う濃い魚の匂いがして、揚げて食べたら凄く美味しかったです。

 

ササムロも美味しかったです。

 

 

 

 

・ノトイスズミ

 

22cmくらいありました。

 

相変わらず捌くと臭い。釣るとうんこもするし、捌くとうんこのニオイがするうんこっぽい何かが腹から出てきます。

 

綺麗に洗ったら全然大丈夫になりますが、少し磯魚の匂いはします。

 

奥さんが『どうせわからないで食べるんだから子供たちにあげちゃえ』

と言うので、子供たちが食べましたが、何も文句は言ってませんでした。

 

唐揚げにすれば、よっぽどな魚じゃない限り美味しくなります。

 

 

 

 

 

 

・ハナミノカサゴ、ヤミハタ、カサゴ

 

安定の美味しさを誇る根魚陣。

 

どんな調理法でも美味しく食べられるのは流石です。

 

唐揚げにしても、ふわっとした身と、根魚特有の皮の味わいがあるのが良いです。

 

 

 

 

 

 

・イシガキフグ

 

捌くのが凄く大変な割に、食べるところが非常に少ないという、タイムパフォーマンスが悪い魚の代表格といってもいいアバサー類。

 

汁ものなら適当にぶつ切りにして放り込めばいいですが、

唐揚げにするなら、むき身にしなければいけないので、余計に手間がかかります。

 

そういった手間を乗り越えて食べられる部位を抽出し、塩コショウで味付けして片栗粉で揚げたら、それはもう遜色ないほどのケンタッキーになります。

 

魚と言うよりは鶏肉のようで不思議。

 

部位によって食感と味わいが異なりますが、元々水分の多い魚なので、相当強めに揚げても中身はジューシーで、噛めばジワっと汁が溢れます。

 

 

 

 

 

 

 

・イズヒメエイ

 

現場で解体している時に、何だか怪しい感じはしてたんだ。

手についたニオイがカルキっぽい気がして。

 

こんな大きい個体だし、おそらく原因になるギボシムシ類を捕食してはいないだろうと。

食べるとしてもそういうニョロニョロ系じゃなくて、カニとか貝とか底に沈んだ腐肉とか、そんなやつでしょうと。

 

でも実際は違った。

 

帰って捌いて、一日水につけて血を抜いて、元々ほとんどない臭みの元を完全に除去して、塩コショウを振って片栗粉で揚げると、

 

やっぱりカルキ臭かったね。

 

 

エイは1匹から凄まじい量の肉が取れるので、全員分の唐揚げを作ったとて、まだ半分以上残る。

 

おからと混ぜて、にんにくとしょうがを入れてハンバーグにしたんですが、やっぱりカルキのニオイは消えない。

 

部分的に全く臭くないところもあったので、部位によってもカルキの度合いは違う模様。

 

中国の味噌、柚子胡椒、タバスコなど、賞味期限切れで破棄待ちのドアポケットの調味料たちを総動員させ、

タワーディフェンスゲームの体力が多いボスよろしく鎮座するエイを、味の高火力で消滅させました。

 

ちなみに中国の唐辛子味噌・チーズ・ブラックペッパーの組み合わせが秀逸でした。

 

今まで釣ったイズヒメエイは全部大丈夫だったので、たまたまこの海域、この時期の個体がこうだっただけ、と思っておきましょう。

 

次からは鼻を近づけてスメルチェックしてから持ち帰ろう。

 

カルキ肉は責任もって全部食べました。

 

釣った日:2026年4月30日

釣った場所:高知県大月町 泊浦漁港

エサ:イカ

サイズ:約40cm

 

 

沖縄ではアバサーと言われ、ハリセンボンと一緒くたにして食べられている魚です。

 

投げ釣りで釣れたり、フカセ釣りで釣れたり、色んな釣り方でゲストとして登場しますが、あまり喜ばれているところは見たことがないです。

 

捌きの面倒くささと、恐ろしいくらい歩留まりが悪い(食べるところが少ない)のが、敬遠される要因でしょう。

 

汁もの、から揚げなどにして食べられます。

非常に美味しい魚なんですけどね。

 

ただ、一応フグ類なので、ふぐ調理師免許がないと他人に提供することは出来ません。

 

 

 

[今までに釣ったお魚の種類 266種類]

 

高知県大月町 泊浦漁港

 

車を停めている場所から堤防先端までが近く、潮通しが良い漁港です。

たまに潮が早すぎて釣りづらい時があるものの、様々な魚が見られる良い場所と思います。

 

水深もなかなかにあり、足元から10m以上。

遠投すると30mほどまで落ちます。

 

良い魚が釣れる条件がある以上、人もそれなりに来るため、人がいなかったことはあまりないですね。

 

 

 

自分は晴れた日は農作業をしているので、天候が悪いこの日は釣りに来てみました。

 

晴耕雨釣というやつですね。たまに晴耕雨読だったり、晴耕雨インターネットだったりします。

 

最初は人が全然いなかったのですが、雨が小康状態に入ると、次々と人が来はじめました。

 

 

 

最初はクロホシイシモチを釣ってそれを友達が泳がせます。

 

 

 

 

結構すぐに結果が出て、カサゴ、ハナミノカサゴ、ヤミハタが釣れる。

 

ヤミハタは25cmほどあって、この種はこれでランカーサイズ。

 

ちょっと珍しいです。

 

 

 

 

 

 

足元にイカの切り身やオキアミを垂らして、いつもの釣りをすると、こんなメンツ。

 

堤防の縁にシマアジの幼魚がわんさかいて、こういう状況は初めてみました。

 

ただ、フィッシュイーター系に狙われている様子は無さそう。

 

あとはメチャクチャ高活性なアグレッシブハコフグと、夜が近くなると現れだす夜遊びノトイスズミ。

 

ササムロは南方系の魚ですが、どうもこのあたりの漁港では定番種になりはじめているようです。

まだ水温が低いこのシーズンでもいることから、高知県で越冬出来ている?と思わされます。

ただ、成魚を見かけないので、憶測の域を出ない話になります。

 

 

 

 

いつも堤防の縁で遊んでもらってますが、ちょい投げしたほうが出会える魚の種類が増えたりするので、今回はライトカゴ釣りをしてみました。

 

 

 

しかしイサキの幼魚がこのあたり一帯に居座ってしまったようで、ウキ下2mだろうが18mだろうが、どこでもイサキが掛かってしまいます。

 

たぶん着水音を聞いた瞬間に群がってきて、低層までずっと追っかけていくんでしょうね。

 

結局ライトカゴ釣りはイサキしか釣れませんでした。

 

 

 

 

 

 

夜に入ったらイサキの大きいものかアジ、キントキあたりが釣れないかなと思って粘ってみますが、アタリも無く餌すら取られない時間が5時間…

 

どうも夜のカゴ釣りは相性が悪いようです。

 

結局耐えられなくなって、余ったイカを使って投げ釣りに変更するとすぐにアタリが。

 

ズシーンと手元に伝わる重量感、あまり頭を振っている感じがない暴れ方でいつもの彼が来たんだなと、竿を通して感じます。

 

水面に浮いたら、ヒレをばたつかせて、これがまたよく暴れる。

 

近くにいたおじさんがタモ入れを手伝ってくれて上げました。

 

 

 

 

 

イズヒメエイ。

 

パンパンにパンプアップした胸板がバケモノな個体でした。

 

水揚げ後も尻尾をイバラのムチよろしくブン回したり、腹筋したりしてました。もう鍛えんでええて。

 

今回は持ち帰りが少なかったので、嬉しいお土産が出来ました。

 

イズヒメエイってアカエイと比べて元気だから、棘が刺さりそうで捌くのが恐い時がある。

 

 

二又に分かれたケルベロスな針。

 

こんなのは初めて見た。

 

血抜きのためにバケツに入れて再開です。

 

 

 

 

 

 

やっぱり投げ釣りは何か結果をもたらしてくれます。

 

少しするとアタリは出ますが、泊浦は根掛かりが結構あるので、謎の何物かに糸を擦られて切られたり、

 

針だけが無かったりすることがあります。(これはウツボの仕業か?

 

そんな猛攻をかいくぐって水揚げされた次なる魚は、

 

 

 

 

 

 

イシガキフグでした。

 

寝込んでいるところを網で獲ったことはあるけど、釣ったのは初めて。やったー!

 

てっきり夜は寝るのかと思ってましたが、どうやら釣れることもあるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友達が釣った40cmないくらいの細いウツボ。

 

 

あんまり見たことがない模様のウツボだけど、普通のウツボかな?

 

調べてみたけど似た模様の画像が出て来なくて、暫定で普通のウツボとしておきます。

 

もしそうじゃなかったら誰か教えてください。

 

 

 

 

 

雨足も強くなってきたし、0時ちょうどに納竿。

 

とりあえず、何も釣れなかった時は食料としてエイを釣って帰るに限ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回釣れた魚

 

クロホシイシモチ

アカササノハベラ

ナガサキスズメダイ

イサキ

シマアジ

ササムロ

ハコフグ

ノトイスズミ

カサゴ

ハナミノカサゴ

ヤミハタ

ウツボ

イズヒメエイ

イシガキフグ

 

14目釣りでした。

 

トビハタ - WEB魚図鑑

 

 

 

 

最近、釣り人の間でも認知度が高くなってきた魚。

その名の通りハタの仲間なのですが、一属、一種の特徴的な魚です。

見た目はメジナ(グレ)によく似ているので、メジナと間違って仕入れられて売られることもあったそうです。

 

ハタらしく体表にはヌメリがあり、他のハタ類と比べても非常に地味な色合いはしています。

 

しかし他のハタ類と比べて著しく薄い体。高い体高。一見するととてもハタには見えません。

 

成長しても体長は50~60cm程度です。

 






最近はその食味の良さと個体数の少なさから、超高級魚の扱いがされていて、40〜50cmの個体で20000円を超えることもあるらしいです。

それでも地方での認知度はまだ高くないようで、地方の市場や道の駅では安価に売られていることもあるようです。





そんなトビハタですが、やはり釣ってみたいと思い始めるのが釣り人の性で、

色々調べてみたところ、どうも愛媛県はそれなりに獲れやすい地域らしいです。

 

宇和海にも一応入って来るみたいですし、愛南町まで行くと漁獲が多くなるようです。

 

 

黒潮の影響を受ける地域が有望で、主な産地が高知県・鹿児島県・和歌山県。

長崎県や静岡県でも釣れるみたいですね。


生息する場所は砂泥底から岩礁まで様々なところにいるようです。

 

岩礁周りの探り釣りが有望かと思いきや、タチウオのテンヤ釣りで掛かって来たり、イサキのサビキ釣りで掛かったり、どうも中層のあたりまでは積極的に浮いてくる魚のようです。

 

生き餌(イワシなど)の泳がせ釣り、ルアー釣りなどによく掛かっていることから、他のハタ類と同様に魚食性が割と強めであると思います。

生息水深は23m~103mとされていますが、10m前後のごく浅場までも一応入って来ることがあるよう。

 

それが産卵絡みなのか、迷子なのか、それとも普通に入って来ることがあるのか、そこまではわかりません。

 

40~50cmの大型の、浅い場所での釣果報告はあまり見かけないので、

若魚のうちは浅場で採餌することがある、と今のところは判断しておきます。

船から狙うのがメインになりますが、実は陸からも釣れないことはないようで、夜釣りなどで稀に上がるようです。




ということは…

自分がいつもしている投げ釣りで実質狙えるということになりますね。

磯周りが良さそうだな、あそこに陣取って釣ってみようかな。

狙い通りに釣れたら発狂しそうだな、そんな想像をしてワクワクしています。

 

 

 

 

船釣りで釣れやすい魚ということは、ある程度の水深があったほうが有望と思われますので、陸から釣る場合でも深い所を選んだほうが良いと思います。

 

 

 

 

 

 

季節に関してですが、厳寒期12月~3月の陸からの釣果報告は今のところ発見出来ませんでした。

 

船釣りに関しても冬季の報告は少なめのようなので、

 

周年釣れるとは言っても、暖かい季節に(特に陸からは)狙いを絞ったほうが確率は高そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

少しでも釣れる確率を上げたい、ショアにこだわらなくても良い、という方は、よく釣れている釣り船がありますので、

そちらへ行ってみてはいかがでしょうか?

 

高知・釣り船 ちさと丸 | 高知・釣り船 ちさと丸

 

高知県香南市にある釣り船、ちさと丸さんです。

 

4月18日に釣ったキビレですが、鼻を近づけてみたところ全然と言っていいほどニオイがしなかったので、持って帰って食べてみることにしました。

 

まぁニオイがある程度しててもやっぱり持って帰って食べるんですが。

 

 

 

 

 

 

 

まな板に乗せる。

 

クロダイと比べても、若干の川魚感がある風貌。特にウロコの感じ。

 

ウロコは意外と取りやすくて、ウロコ取りでガリガリ取れる。

 

サイズは38cmくらいだったので、何にでも調理しやすいサイズ感。

 

色々あって今は刺身を自粛しているので、ムニエルで行ってみることにしました。

 

 

 

 

 

 

おろした身と骨。

 

やっぱりどことなく川魚感がある。特に中国とか東南アジア方面のやつ。

 

ニオイも鼻を近づけるとわずかに川魚っぽさがあるけど、海の魚の感じも残ってる。

 

これをバターがなかったのでマーガリンと塩コショウでソテーすると、

 

 

 

 

 

 

 

出来ました。

 

さて、いただきましょう。

 

いただきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一口目は鉄分を感じたぞ。

 

妻と二人で首をかしげる。

 

血抜きが甘かったような身の色はしてなかったし、なんだか特有のクセがある。

 

それ以降はクセに慣れるとバクバク行ける。

 

皮のパリっと香ばしい感じも相まって美味しい。

 

中の身は、いかにも鯛なんだなって感じの、子供に食べさせやすい身質。ほろっと崩れずに結構しっかりしている。

ムニエルに向いた魚だと感じさせてくれます。

 

 

 

 

 

 

この皮を使うかどうかは、たぶん人によって変わってくるんだろうなという味。

 

食通で色んな味を知っときたいんだ!って方は、試してみるのもありかも、という、特徴がある味でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに同じ時に釣れたマゴチと、

そのへんをフラフラ泳いでたので投網で捕ったハマチですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

照り焼きにしようと思ったら砂糖を切らしていたので、エースワン(スーパー)で買える激安の焼き肉のタレで味付けしてみました。

 

『えー、魚に焼き肉のタレ?』

 

と、お思いのあなた、意外といけるんですよ。

特段、肉にこだわらなくても、この味付けなら子供たちが食べてくれます。