平内で大きいマダイを釣る前に、実は一回、西海岸の車力漁港に友達と一緒にマダイ狙いに行ってるんですよ。

 

 

夕マズメのいい時間から行って、ちゃんとこうやって釣り場の写真まで用意して、過去の経験からボウズはない!あとはマダイを釣るだけってなってたんですけど、

 

フグとハマトビムシ?(イソメを食べる虫です)が多くて、投げる度に全部空の針だけになって帰ってくるという有様。

 

多めに持って行ったイソメは早々と使い切り、エサ取りに滅法強いイカの切り身も一発で空針にされてしまう全滅具合。

 

 

 

で、最終結果はこれですよ。

 

結局23時にマルタウグイが2匹とホシザメが1匹、虫に空針にされる前にうまいこと釣れて終了でした。

 

通常なら頭抱えて ふさぎ込むレベルの釣果ですが、

 

うちの奥さん、一般にはあまり美味くなくて釣り人も持って帰らないような魚を、美味しく料理することに少し生きがいを感じてるらしくて、

 

だったらもう、マルタウグイとホシザメなんて最高じゃん、と思い、持って帰ることにしました。

 

 

 

 

 

 

釣り場できっちり血抜きをして持って帰ったので鮮度は抜群!

 

 

 

 

 

マルタウグイは皮目を炙った刺身と、から揚げで食べてみました。

 

すると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こいつ、めっちゃ美味いぞ!

 

ただ骨が…

 

味は申し分ないんだけど、凄い数の小骨が入ってて、子供たちには不評でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は、ホシザメだ!

 

なんか鮮度が落ちてくると身からアンモニア臭がするとか聞いてたので、怪訝な表情でとりあえずさばいてみる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴォエエエェェェェ! くっせぇわ!

 

内臓から凄い臭いがする!

 

これが例のアンモニア臭ってやつか。

 

おしっことは違うけど、鼻をピリつかせる刺激的な香りがある。

 

しばらく部屋から臭いが取れませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな劇物っぽいやつ食べられるのか…?

 

と思いながら身を恐る恐る嗅いでみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



無臭。

 

あれ?臭いどこ行った?

 

 

これ刺身で行けるんじゃないか?と思ったのでパクリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

淡泊。

 

臭みもなし、旨味もあんまりなし。

 

てっきり舌がピリついたりするシガテラチックな何かを想像したけど、そんなこともない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だったらと思って、

コチュジャン、からしマヨ、ハーブソルト、

色んなタイプの焼きをしてみたら、

 

自分はコチュジャン、奥さんはハーブソルトが美味しいと言ってました。

 

からしマヨはあまり味が無かった。

 

 

 

 

 

 

総評。

 

・マルタウグイ

美味いけど、骨が凄い。

 

骨を根気強く取りながら食べる or 骨切りする or 根気強く骨を取ってから調理する。

 

 

 

 

 

 

・ホシザメ

思ったより全然淡泊で味がない。

脂の乗り具合は時期とかサイズによるのかも。

普通に食べられる魚。

 

 

といった感じでした。

 

食べてみないとわからないこともあるもんだね。

 

次から外道も持って帰ろうと思いました。