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しっかりとトランクには投げ釣りの道具を積み、準備万端!




のフリをして自宅を出たものの、

本当はこの日は釣りに行く予定じゃなかったんですよね。




父の日じゃないですか、次の日。


みんな俺に何かをしてくる気マンマンなオーラがビリビリと伝わってくるんですよ。



だからもう、何かをあげ返す逆サプライズを仕掛けて、「え?父の日に父から何か来るなんて聞いてねえぞ」って顔にしてやろうと思って、

初めて子供たちに宛てて書いた手紙と、もう一つ重要な手紙を書く日にしたんです。

 



ところがこの手紙が思いのほか早く書き終わってしまって、

しかもその手紙に添えて渡そうと思ったものが、ナマモノだったことに今更気づいて(^^;

買うの今じゃないほうがいいなと判断したんです。




だったら帰宅予定の夜中1時半まで何もすることないじゃないですか。

「そふえ釣具店近いし、イソメを買って釣りにでも行くか、一応道具積んでるし」

こうなったわけです。





最初は東滝漁港に様子見に行きました。

堤防には人がいたので、テトラから投げてみるも、
遠投も近投も全然アタリがなくて、フグすらもいない状況。

夕マズメのゴールデンタイムをここで完全に棒に振った後、次にマークしていた白砂漁港に向かいました。

前にここでやった時にマダイが釣れたので、もしかしたらワンチャンあるかなって思ったんです。

時刻はすでに20時過ぎ。

竿2本は遠投して、カケアガリを狙い、
竿1本はソイとかメバルでも最悪いいやと思って、割と近場の船道にも竿を出す、とりあえず何かお土産でもというセコセコ作戦。



投げて10分ほど経った時に、チリンと鈴が鳴り、20cmくらいのマダイ釣獲。

塩焼きサイズが釣れたよ~と彼女にラインを送ると、めっちゃ高速でパチパチ手を叩いて褒めてくれるラインのウサギのスタンプが送ってくる。

単純な自分はこれに気をよくして、塩焼きマダイを量産してBBQでもしようかと投げると、カケアガリに投げてたほうの竿が激しく叩かれる。

今度は30cmくらいのマダイでした。

へー、このサイズもいるんだ~と思ってたが、

そこからしばらくはアタリが無し。



完全に油断しきって携帯を見ながらエナジードリンクをすすっていた次の瞬間、


「ジャーーーーーー」



弓のように曲がり続ける竿と、けたたましいドラグ音が響いて、頭の中では、

「砂と藻ばっかりの浅場で、このサイズ来るの?」

沖のほうでは釣れるので、夜間に可能性があることはわかっていたのですが、夜投げが初めての場所だったのでビックリ。





※「ほら、持ってけよ」

マダイ 55cm

平内のポセイドンにも父の日を祝ってもらいました。

 

 

 

 

 

 



最初は記事にする気がなかったので、写真を撮って無かったです。

現場の写真がないのはそういうことです。

 








そうして思いがけぬ釣果に気をよくして帰り、彼女と二人でデカマダイの半身をあっという間に刺身にして食べてしまう。








次の日の夜、

 

 





誕生日並に盛大に父の日を祝ってもらい、



いい感じに盛り上がった時に、

 

 

 

 

 

これを持って凸しました。





サプライズは成功し、子供たちと彼女の喜ぶ顔は、俺にとって最高のプレゼントになりました。

いえ、彼女じゃなくて奥さんになったんですね。

自分が主役の日だからこそ、きちんとしたプロポーズが出来て良かったです。

一時的に舞い上がっているだけじゃなくて、この人とは一生一緒にいる気がする。

こんな自分でもようやく落ち着くことが出来た感じです。




ありがとうございました。