釣った日: 2021年8月16日
釣った場所: 青森県つがる市 車力漁港
餌: ジグヘッド+シャッドテールワーム(夜光じゃない白)
自分は世界で一番オニオコゼを陸から釣ることに心血を注いできた人間だと思います。
これまでの間に、「オニオコゼ」ってワードを入れて300回は検索かけましたね。
それだけ思いを馳せた魚だったんで、釣れた瞬間の感動は半端じゃなかったですね。
・生息場所
船からだと結構まとまって釣れることもあるみたいなんですが、陸から釣るとなると個体数の少なさから、偶然を狙うしかないです。
そこで色々調べたり、釣ってみた結果、これだろうという一つのポイントがあることに気づきました。
それは、障害物の近くや上。
そんなん、見た目がTHE根魚だし当たり前やん、って思うかもしれないですが、
ソイとかカサゴみたいに、がっつりテトラの中とか岩の隙間に隠れているというよりは、
岩や藻などに同化し、通りかかる餌を待ち構えて捕食することが多いみたいです。
また何もない砂底に頭だけ出して埋まっていることもあるようです。
なので、穴釣りよりは投げ釣りのほうが釣れやすいという、特異な根魚だと思います。
・釣り方
イソメも食べるし、魚も食べるので、餌に関してはあまりこだわらなくても良いと思います。
ルアー(メタルジグ、ワーム)で釣れたという話もよく聞きます。
鉄腕DASHでは、魚の切り身を置き針で仕掛けておいたら掛かってました。
目の前にある餌には貪欲に飛びつくので、好きな釣り方で良いと思います。
一番は、自分みたいに目の前に来たオニオコゼを見釣りする方法です。
姿さえ見つけてしまえば釣ったも同然です。
ロックフィッシュ(根魚)みたいに夜釣りのほうが分があるかと言うと、そうではないみたいです。
夜でも釣れますが、昼でも姿さえ見つけられれば問題なく釣れます。
・釣れる時期
これは釣る地域によって変わるとは思いますが、青森県で陸から釣れるのはズバリ、6月~10月までの間です。
これ以外の時期に釣れたという話は聞いたことがありません。
南方系の種類ということもあり、比較的水温が高いこの時期に浅場に入っているようです。
また死滅回遊魚だという説もありますが、浮袋がなく移動速度がとてもゆっくりな魚なので、海流に乗ってやってくることは考えにくいです。
今回釣ったオニオコゼには卵が入っていましたし、夏場に産卵して、10月を過ぎると水温の低下とともに沖へと下がって行くのではないかというのが自分の見解です。
オニオコゼと話せたら聞いてみたいよね、
「あなたどこから来てどこに帰って行くの?」 って。
[今までに釣ったお魚の種類 170種類]