学会改革を目指す20期運営委員長の尽力で、日本臨床心理学会史上初の、海外での大会となる、中国の大連市での国際大会のプレセッションが、古くからの運営委員である、前の運営委員長で全心協副会長(当時)の例のお方からの強硬な意見で、「東京大会」に昇格した、というお話は、先日しました。
ところで、その東京会場開催では、会場設定に関して、大きな問題が生じました。
はじめに予定されていた東京の会場(帝京科学大)の借り上げが、当学との雇用関係があった運営委員が任期半ばで退任(そう、あの「1円ブチギレ事件」です。)したため、「借してはもらえない」と、東京会場担当の当時の全心協副会長さんが主張したことが、その始まりでした。
1円ブチギレ事件↓
https://ameblo.jp/slapp-nyan/entry-12301883783.html
そしてこの意見表明の後、前の運指委員長で全心協副会長の例のお方から、会場を、ご自分が非常勤で勤務する某大学に定めた、との報告が、さきの意見報告のすぐ後に、運営委員会のメーリングリストに投稿されました。
そう、これは、現運営委員長にも運営委員会にも、事前にいっさいの意見を求めずに、全心協副会長さんが全くの独断でやってしまった後での「事後報告」でした。
当初の会場の帝京科学大学よりも借りる費用は高かったのですが、たしかに交通の便では、駅からバスを使わなくてよいだけ、マシでした。
しかし、ひとつ問題、.....というか、へんな条件がついているのです。
それは、その大学を会場に使用を申し入れる前に相談が無かったことや、借りる料金が予算よりも高くなってしまう、といったこととは関係ありません。
全心協副会長さんは、その自分が非常勤教員講師をやっている、大学施設を借りる条件として、ご自分個人の情状を持ち出してきたのです。
つまり、その大学に勤める或る教授には、大会への関わりを求めないことが、借りるための絶対条件だ、と全心協副会長さんは強く主張しました。
その理由というのは、その教授と、全心協副会長さんが親しくしていて今回口利きをしてもらえた別の教員さんとの関係が良くないからとのことでした。
......その口利きをしてくれたと思われるセンセイが、どなただったのかは、また次回にお知らせしましょう。(そのセンセイはその後の、この恫喝(SLAPP)訴訟にも、関わってこられましたので....。)
実は、この学会初の画期的な事業である、大連国際大会を企画していた20期の運営委員長は、全心協副会長さんが大会に関わらせて欲しくないとの条件を主張している、その当の教授御本人と親しかったのです。
だから、その大学の名前を聞いたとき、「あそこなら、親しい人に協力してもらえるので、ちょうどよい!」と運営委員長は思われたのだそうです。
なので、全心協副会長さんの、おかしな条件づけには、首をかしげられました。
この全心協副会長さんの、まったくの独断での決定と事後報告に対して、わたくし(当時の事務局長)は、何かを言いたくても、言えない雰囲気でした。
このお方が、トップ(運営委員長)であった19期では、このお方は、この時と同じように、運営委員会での合議を経ない独断が度々あったのです。
けれども、その当時もこの時も、昔からのお仲間役員の方々からの異論は、まったく出なかったのです。
それはそうとして、その大学学内での複雑な人間関係??に学会が巻き込まれることも、よいことではありません。
それに、全心協副会長さんの言い分って、現在の学会を代表する現運営委員長のお友達との関係を犠牲にせよ、と言っているのも同様じゃないですか。
人と人との関係を一番大事にするのが、この学会のモットーだったはずです。
それに、現運営委員長は、日本心理臨床学会(河合隼雄さんたちが、この日本臨床心理学会から分かれて作った学会で、この当時でも会員数はこの学会の100倍以上になっていました)の機関誌に当時、最も多く論文が掲載されていた方でした。
その現運営委員長の親しい友人で、この伝統ある大学の教授がどのような方かは分りませんが、その教授と全心協副会長の知り合いさんとの不仲が理由で、その教授方の「排除」を、会場貸しの条件にするなんて...と、もやもやとした違和感を感じました。
なんだかよく分らないけど、そこまでして、前に決まっていた会場よりも遥かに高額な有名大学(東京六大学の一つです!)の施設を、この貧乏な学会が借りるメリットはあるのでしょうか。
そのような、もやもやが吹っ切れなかったので、わたくしは事務局長として、最初に会場として決まっていた帝京科学大学に、思い切って電話で問い合わせてみました。
すると、会場は抑えられたままで、キャンセルはされていなかったのです。
そして、1円ブチギレ非常勤講師さんが辞めていても、会場を貸してくれることには
なんの問題もない、借りることができるとの返事だったのです。
じゃ、全心協副会長さんの報告って、いったい何だったの??ってことになります。
現運営委員長の人間関係をぶちこわしかねない、おかしな条件は、元の会場を借りることで、聞かなくてもよくなる、避けることができるじゃないですか。
で、わたくしは、運営委員会メーリングリストのこの電話での問い合わせ結果を報告して、「東京大会」担当者の全心協副会長さんがせっかく独断先行でとっとと締結されていたご計画を中止させた、....つまり、全心協副会長さんのせっかくの「努力1?」をぶちこわしてしまいました。
このことも、全心協副会長さんのご機嫌をそこねて、後々わたくしの「排除」のために弁護士に相談に行かれるきっかけの一つとなったのでしょうかね....。
そうそう、この全心協副会長さんの念願のこの有名大学での開催は、去年2016年大会の会場として使うことで果たせました。そして、この大会の会場では、全心協副会長さんとお親しい某教員さんが、(失礼ながら、)学術的な根拠に乏しい演説をいろいろとなさったようです。(この方の行為の分析は、金田恆孝さんがなさっているので、またいずれ、ご報告しましょう。)
その同じ方は、11月23日のわたくしの永久除名が議決された集会でも、見ず知らずのわたくしに対しての批判を検事の役割で行って、全心協副会長さんのあやつり人形の一体の役割をきちんと果たしてられました。承認欲求の強い方なのでしょうね。
それら2つの件は、また後ほどに。
大会の学術発表の場での、公の発言につきましては、録音が残っておりますし、公開に基づく「裁判」の証拠としても提出されていますので、学術研究者としての責任を果たして頂きたいので、その方のお名前は実名で書かせて頂こうと思っています。
(つづく)