下山しているときから彼女達は若干興奮気味で「King size!King size!」と言っていた。脳ある鷹は爪を隠すものだが、巨根の鷹(加藤)もマラを隠すものだ。しかし、ズボンの上からでも俺の巨根のサイズがキングサイズであるとばれてしまったのか?こいつら俺のことを誘ってるのか!?
実際にキングサイズなのは、カキ氷だった。こんな馬鹿みたいにでかいカキ氷を彼女達は5~6人で食べるそうな。8人で二つも頼みやがって俺達は必死に食ったけど、減らない。頭は痛いっていうか、その前にそんなにうまいもんじゃない。
・・・ふと、視線を隣に移すとあっちのグループは減りが早い。梅も豊○も土○」もその量と味にゲンナリしている。視界の端にまったく動きの止まらないスプーンを持つ女が入ってきた。そう、モンゴルが生んだ大力士、旭鷲山である。
みるみる減っていくカキ氷に唖然とした俺は、隣に座っていた女の子にそのことを話した。すると、女の子三人は猛烈な勢いで旭鷲山をデブキャラとしていじり始めた!すると、あろうことか旭鷲山は泣き出した!汚い!汚すぎる!旭鷲山改め極醜山じゃーー!いじってた子達も半ば呆れ顔で「いつものことよ」的なことを言っている。どうでもいいからこの動物をとめてくれ。泣き顔でチラチラ豊○の事見てるし、マジエグイ。
。
さてさて、若干気持ちは悪いものの(食べ過ぎでだよ・・・)さてさて今度は何をしようか。時間は21時半を少し回ったところ。歩き回って疲れたし、ホテルに帰って休むのもいい。でも、カキ氷なんかくって健全な遊びしてるより、酒でも飲みたい。
酒場にはきっとその国の文化が出るはずだ。俺達は彼女達に酒でも飲もうと提案した。聞けば、韓国も飲酒は二十歳からで結構IDチェックがなされるそうな。しかし、地元の行きつけの店ならノーチェックだからそこでならOKだという。この辺の事情は日本と変わらないようだ。
俺には一つ気になっていることがあった。それは酒の事だ。知ってる人も多かろうと思うが俺はビールが飲めない。韓国といえば、ジンロ・鏡月と連想できるように焼酎大国に違いない。ビール以外は焼酎をロックでガシガシ飲む様であればこれはちょっときつい。念のために確認することにした。「韓国人は焼酎とかってどんなスタイルで飲むの?ロックとか?」「いやー、焼酎のカクテルとかもあるから大丈夫よ」なんだサワーっぽいのもあるのか。命取りとなる誤解を俺はここでしてしまったのだった。
地下鉄で数駅のところで降りた。俺達は飲み屋の前にプリクラに連れて行かれた。韓国のプリクラは日本のそれとなんら変わりなく、やはり日本の後を追っているという感じだった。
俺達は全員で写ることは出来ないので二手に分かれた。俺と豊○、旭鷲山、それからましな方のsang heeだ。数パターン撮影してお約束の落書き。俺達男はやり方の知識もセンスもかけらほどにも持ち合わせていないので後ろで彼女らを見ていた。・・・ん?俺はその時異変に気づいた。なんか酸っぱい。生ごみに近い感じだ。韓国ってのは路上に屋台が多く出てるし、ゴミも捨てられているので一部の地域では強烈に臭うことがある。二日目にして慣れていたので、マシーンから顔を出して外の空気を確認・・ん?おかしいな。外の空気のほうが新鮮で無臭だ。ということはにおいの発生源はマシーンの中に戻った。俺の目の前には旭鷲山、もとい極臭山がいた・・・。
韓国のプリクラ屋にはラミネーターが置いてあり、「コーティング、コーティング」と言って彼女達はプリクラをラミネートした。手帳に貼ったりと言う文化は無い様だ。そして俺達は二組目の撮影を待った。豊○に臭いの話をすると、奴は奴で思うところがあったらしく、静かに、そして明らかに引ききった態度で重い口を開き始めた。
『ちょっとプリクラ見てみ。旭鷲山顔を手で隠してるだろ?これな、顔のでかさを誤魔化す高等テクなんだよ。それだけじゃない。あいつは相当のきめ顔でめちゃめちゃポーズとってた。超キモイ』
言われてみれば・・・旭鷲山、極臭山、極醜山・・恐るべし。
証拠写真(国技館に飾られる日も近い!)
そして俺達はようやく飲み屋へと移動した。そこは日本で言う居酒屋よりは場末のバーと言った感じだろうか。ビールはビールを頼み俺のようなアンチビール党は例の“カクテル”をオーダーし、つまみにチゲ鍋を頼んだ。女の子達は耐えかねたように「吸って言いか?」とタバコに火をつけた。約半数が・・。
酒が来た・・・は?サワーのようなものを想像している俺は面食らった。なぜなら俺の前に置かれたのはショットグラス。そして微妙な色合いをした液体の入ったカラフェだった。
俺と土○はいぶかしげに顔を見合わせ、乾杯へと進んだ。やはり、そうだ。ただの焼酎にシロップを加えただけのもの。強く、まずい。ん?周りを見回すと誰もグラスを置かない。まさかまさに“杯を乾かす”なのか?やむなく俺もグラスを空ける。すかさず、まずい液体が注がれることとなった。
ピンクタオルが言った。「ゲームをしよう」と。そして俺達は牛タンゲームを教えた。日本のゲームなら俺達も安心だ。ドラえもんが数回グラスを空ける羽目になった。「他には?」ピンクタオルが言う。次はせんだみつおでもいこうか。
ルールを説明していると「韓国にも似たゲームがある、007ゲームだ」と。どうも日本チームの分が悪い。俺は二回か三回くらい一気をする羽目になった。女の子達は顔色一つ変えていない。ヤバイ。こいつら強いぞ。このままだと俺達つぶされてしまう。韓国で地元の女子高生に潰されるなんて、楽しく荷物を詰めている頃には思いもしなかった。このままではマジで殺されてしまう。
ゲームを無理やり中断させ、トークに移った。そういえば、「梅はハーフか?」と聞かれていた。あの濃さには韓国人も興味を引かれたのだろう。そして、話は俺と豊○がもうすぐ誕生日だということになった。するとピンクタオルが余計な気を利かせたのか空のジョッキを持ってきてこういった「韓国ではお誕生日の人にみんなでオリジナルドリンクを作り、それを一気させる」あかん、こいつら俺の事を殺す気だ。豊○の前にビールや焼酎、ポッキー、ポテチ、チゲ鍋の汁によってミックスされたドリンクが置かれた。俺は隣の土○に言った「俺には振るなよ!」彼は黙って微笑んだ。あかん!これはスラム時代に暴れられる標的を見つけた時の笑みだ。もはや奴は熊と化している。今までこのグリズリーの笑みを何度も見てきただけに、観念した。
「こいつも、ワダサンも!」あぁ、やっぱり。俺にもドリンクが作られた。不味いどころの騒ぎじゃない。それにビールの苦味も加わって死にそうだ。半分くらい飲んだところでギブアップした。周りはブーブー言ったが、知ったことか。俺は異国でゲロ吐いてしぬなんざまっぴらなんじゃ!
そして、二日目の夜も終わった。死ぬ思いでホテルに戻った。梅はドラえもんに「明日10時に電話して」と言われたそうな。彼女らの一面を見せ付けられて、疲れていた俺達はいささか食傷気味に「明日は会わなくてもいいべ」ってな方向で床に就いた。
実際にキングサイズなのは、カキ氷だった。こんな馬鹿みたいにでかいカキ氷を彼女達は5~6人で食べるそうな。8人で二つも頼みやがって俺達は必死に食ったけど、減らない。頭は痛いっていうか、その前にそんなにうまいもんじゃない。
・・・ふと、視線を隣に移すとあっちのグループは減りが早い。梅も豊○も土○」もその量と味にゲンナリしている。視界の端にまったく動きの止まらないスプーンを持つ女が入ってきた。そう、モンゴルが生んだ大力士、旭鷲山である。
みるみる減っていくカキ氷に唖然とした俺は、隣に座っていた女の子にそのことを話した。すると、女の子三人は猛烈な勢いで旭鷲山をデブキャラとしていじり始めた!すると、あろうことか旭鷲山は泣き出した!汚い!汚すぎる!旭鷲山改め極醜山じゃーー!いじってた子達も半ば呆れ顔で「いつものことよ」的なことを言っている。どうでもいいからこの動物をとめてくれ。泣き顔でチラチラ豊○の事見てるし、マジエグイ。
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さてさて、若干気持ちは悪いものの(食べ過ぎでだよ・・・)さてさて今度は何をしようか。時間は21時半を少し回ったところ。歩き回って疲れたし、ホテルに帰って休むのもいい。でも、カキ氷なんかくって健全な遊びしてるより、酒でも飲みたい。
酒場にはきっとその国の文化が出るはずだ。俺達は彼女達に酒でも飲もうと提案した。聞けば、韓国も飲酒は二十歳からで結構IDチェックがなされるそうな。しかし、地元の行きつけの店ならノーチェックだからそこでならOKだという。この辺の事情は日本と変わらないようだ。
俺には一つ気になっていることがあった。それは酒の事だ。知ってる人も多かろうと思うが俺はビールが飲めない。韓国といえば、ジンロ・鏡月と連想できるように焼酎大国に違いない。ビール以外は焼酎をロックでガシガシ飲む様であればこれはちょっときつい。念のために確認することにした。「韓国人は焼酎とかってどんなスタイルで飲むの?ロックとか?」「いやー、焼酎のカクテルとかもあるから大丈夫よ」なんだサワーっぽいのもあるのか。命取りとなる誤解を俺はここでしてしまったのだった。
地下鉄で数駅のところで降りた。俺達は飲み屋の前にプリクラに連れて行かれた。韓国のプリクラは日本のそれとなんら変わりなく、やはり日本の後を追っているという感じだった。
俺達は全員で写ることは出来ないので二手に分かれた。俺と豊○、旭鷲山、それからましな方のsang heeだ。数パターン撮影してお約束の落書き。俺達男はやり方の知識もセンスもかけらほどにも持ち合わせていないので後ろで彼女らを見ていた。・・・ん?俺はその時異変に気づいた。なんか酸っぱい。生ごみに近い感じだ。韓国ってのは路上に屋台が多く出てるし、ゴミも捨てられているので一部の地域では強烈に臭うことがある。二日目にして慣れていたので、マシーンから顔を出して外の空気を確認・・ん?おかしいな。外の空気のほうが新鮮で無臭だ。ということはにおいの発生源はマシーンの中に戻った。俺の目の前には旭鷲山、もとい極臭山がいた・・・。
韓国のプリクラ屋にはラミネーターが置いてあり、「コーティング、コーティング」と言って彼女達はプリクラをラミネートした。手帳に貼ったりと言う文化は無い様だ。そして俺達は二組目の撮影を待った。豊○に臭いの話をすると、奴は奴で思うところがあったらしく、静かに、そして明らかに引ききった態度で重い口を開き始めた。
『ちょっとプリクラ見てみ。旭鷲山顔を手で隠してるだろ?これな、顔のでかさを誤魔化す高等テクなんだよ。それだけじゃない。あいつは相当のきめ顔でめちゃめちゃポーズとってた。超キモイ』
言われてみれば・・・旭鷲山、極臭山、極醜山・・恐るべし。
証拠写真(国技館に飾られる日も近い!)
そして俺達はようやく飲み屋へと移動した。そこは日本で言う居酒屋よりは場末のバーと言った感じだろうか。ビールはビールを頼み俺のようなアンチビール党は例の“カクテル”をオーダーし、つまみにチゲ鍋を頼んだ。女の子達は耐えかねたように「吸って言いか?」とタバコに火をつけた。約半数が・・。
酒が来た・・・は?サワーのようなものを想像している俺は面食らった。なぜなら俺の前に置かれたのはショットグラス。そして微妙な色合いをした液体の入ったカラフェだった。
俺と土○はいぶかしげに顔を見合わせ、乾杯へと進んだ。やはり、そうだ。ただの焼酎にシロップを加えただけのもの。強く、まずい。ん?周りを見回すと誰もグラスを置かない。まさかまさに“杯を乾かす”なのか?やむなく俺もグラスを空ける。すかさず、まずい液体が注がれることとなった。
ピンクタオルが言った。「ゲームをしよう」と。そして俺達は牛タンゲームを教えた。日本のゲームなら俺達も安心だ。ドラえもんが数回グラスを空ける羽目になった。「他には?」ピンクタオルが言う。次はせんだみつおでもいこうか。
ルールを説明していると「韓国にも似たゲームがある、007ゲームだ」と。どうも日本チームの分が悪い。俺は二回か三回くらい一気をする羽目になった。女の子達は顔色一つ変えていない。ヤバイ。こいつら強いぞ。このままだと俺達つぶされてしまう。韓国で地元の女子高生に潰されるなんて、楽しく荷物を詰めている頃には思いもしなかった。このままではマジで殺されてしまう。
ゲームを無理やり中断させ、トークに移った。そういえば、「梅はハーフか?」と聞かれていた。あの濃さには韓国人も興味を引かれたのだろう。そして、話は俺と豊○がもうすぐ誕生日だということになった。するとピンクタオルが余計な気を利かせたのか空のジョッキを持ってきてこういった「韓国ではお誕生日の人にみんなでオリジナルドリンクを作り、それを一気させる」あかん、こいつら俺の事を殺す気だ。豊○の前にビールや焼酎、ポッキー、ポテチ、チゲ鍋の汁によってミックスされたドリンクが置かれた。俺は隣の土○に言った「俺には振るなよ!」彼は黙って微笑んだ。あかん!これはスラム時代に暴れられる標的を見つけた時の笑みだ。もはや奴は熊と化している。今までこのグリズリーの笑みを何度も見てきただけに、観念した。
「こいつも、ワダサンも!」あぁ、やっぱり。俺にもドリンクが作られた。不味いどころの騒ぎじゃない。それにビールの苦味も加わって死にそうだ。半分くらい飲んだところでギブアップした。周りはブーブー言ったが、知ったことか。俺は異国でゲロ吐いてしぬなんざまっぴらなんじゃ!
そして、二日目の夜も終わった。死ぬ思いでホテルに戻った。梅はドラえもんに「明日10時に電話して」と言われたそうな。彼女らの一面を見せ付けられて、疲れていた俺達はいささか食傷気味に「明日は会わなくてもいいべ」ってな方向で床に就いた。








