昔ね、
イソジンがあれば、
ベナレスにある大河の汲みたての水を飲んでも病気にならないって、
そう、教わったの。
それからね、正露丸さえあれば、病気や怪我はなんでも乗り切れるって、
そう、教わったの。
骨折みたいな怪我も、裂傷も、発熱も、目の異常も、虫歯も、
寄生虫も、ムシ刺されで手足が元の倍以上膨れ上がっても、
正露丸さえあれば何とかなるって、教わったの。
戦前の話じゃあ、ないよ。
戦後の話。
バブルが終わった後の時代の話。
平成のころの話。
この二つの薬さえあれば大概の病気や怪我がなんとかなるなんて、
そんなこと、私は思わないけれど、
でも、薬箱の片隅に常備するようにしています。
時々、薬箱から消えてて焦るけど。
(消費期限がきれたら捨てるようにしてるから)。
心の支え、なんだよなー。
武漢肺炎対策には、イソジンも正露丸も利用しないけど。
今は、正露丸神話やイソジン神話、どうなってんのかなー。
昔は、海外に住もうとすると、
正露丸神話やイソジン神話を教えてくれる諸先輩方が、
どこからともなくわいてでたんだけどなー。