ノー! ノーリード。 | 家庭犬のしつけインストラクター井原亮のひとりごと

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このブログは『家庭犬専門の施設SkyWan! Dog Schoolの公式ブログ』として使用しておりましたが、2024年の飛行機事故をきっかけに、感じたこと、さまざまな報告などのブログとして復活致します。

こんな記事を発見。

犬はファッション感覚? 意識の低い飼い主〈AERA〉

5月19日(日)7時8分配信
 いま、犬の飼い主のマナーの低下が問題となっている。その背景には、小型犬のブームと「ファッション感覚」の意識があるようだ。

 巷では綱なしの「ノーリード」で散歩させる飼い主に、「恨み骨髄」という人が多い。

「犬嫌いの人にとって、犬は恐怖を与え迷惑をかけることがあることを飼い主は知らないのか」

 と怒り心頭なのは60代の男性。先日、近所の河川敷を孫(4)と散歩していると突然、ノーリードの小型犬が襲ってきた。飼い主が来て犬を抱え上げたが、 「じゃれついてすみません」とヘラヘラ顔。男性が、「つなぎなさいよ!!」と一喝すると、飼い主は犬を連れ一目散に走り去ったが、孫は恐怖におびえきった という。

 幸い孫にけがはなかったが、人が犬にかまれる事件(咬傷事件)は、環境省によると2010年度だけでも全国で4400件近くも起きている。

「ノーリードは、飼い主の独りよがり」と厳しく非難するのは、犬のインストラクター育成などを行う「D.I.N.G.O.」(横浜市)代表、新居(あら い)和弥さんだ。リードを着けていると犬がかわいそう、という飼い主がいるが、犬は人間のそばにいて幸せを感じる動物だという。

 新居さんによれば、ノーリードなどで罪の意識が低いのは、チワワやトイプードルといった最近ブームの小型犬の飼い主に多いという。

「彼らに興味があるのは、犬をバッグに入れて連れて歩いたり、洋服を着せたりするファッションだけ。生きたぬいぐるみのように扱い、モラルの向上にはまったくといっていいほど関心を持っていません」


ファッション性に加え、「うちの犬は噛まない」「うちは平気だから」と言った、身勝手な言い訳も大きな要素も含んでいる感じもします。


ノーリードにしている飼主それぞれを批判するのではなく、もっと大きなところから改善する事をしていかなければならないと思います。
例えば犬を購入する際に重点を置き、必ず説明するようにするとか。
犬を飼う前に法律や他の肩に迷惑をかけないために説明会を実施するなど、これから飼う方の意識改革からはじめていく事が大事だと思います。

新しく飼う方がノーリードを嫌うようになっていけば既に飼っている方も少しずつ気にしていくようになっていくのではないでしょうか。

飛びついただけでも、犬嫌いで恐怖になってしまう方や、子供、お年寄りにとっては危険なのです。


どんなに賢い犬でも、
どんなにおとなしい犬でも、
どんなに飼主が有名なドッグトレーナーでも。


必ず守らなければならないのです。
犬嫌いの人、守られるべき子供やお年寄りなどを。