中森明菜といえば、松田聖子や小泉今日子と並んで「花の82年組」として一世を風靡したアイドルだ。

体調不良を理由に2010年に音楽活動を休止していたが、最近になって活動を活発化させていると話題になっている。2023年12月24日には公式YouTubeチャンネル「AKINA NAKAMORI OFFICIAL」を開設し、2024年4月からは自身の楽曲のJAZZ調カバー動画を配信。

1公演で8万円弱と強気の価格設定

 さらに今年7月には中森の誕生日に合わせて、ファンクラブ会員向けのイベントが計画されている。

しかし、このチケットが1公演で7万1300円。

消費税を加えて8万円弱となる強気の価格設定に、 

《中森明菜の生歌が聞けるなら安いやろ!》 

《いや……さすがに手がでない》

 《もう少しなんとかならんかったのか……》  

とファンの複雑な心境を表す声が続出している。

食事、ライブ、トークがセットになったイベントなのだが、中森の登場パートは1時間ほど。

中森が最後におこなった2017年のディナーショーでも、席のグレードにもよるがチケット代は最高でも5万円だった。これでは「高すぎる」という声が上がっても仕方ないだろう。 

「確かに値段は高くなっていますが、実は相応の価値があるようにも思えます。

というのも、前回のイベントでは過去のスキャンダルに触れるなど、軽快なトークが聞ける貴重な場になったようです。

今回もどんな話が飛び出るのか、今から期待している人も多いのではないでしょうか」(芸能ライター)  

また中森の個人事務所の発表によると、声優や女優としての活動も視野に入れているとのことだが……。

尽きないファンの不安

《まずは歌手としてしっかり復帰してからにしたら?》 

《いきなりそんなに幅を広げて大丈夫かな……》  とあまり良い反応は聞こえてこない。

 

2014年の『第65回NHK紅白歌合戦』に出演した時は、《声が小さすぎる》《大丈夫……?》と心配されていた中森。あれから10年が経っているとはいえ、ファンの不安は尽きないようだ。 

 中森の演技といえば、人気絶頂期の1992年に女同士の友情を描いたドラマ『素顔のままで』(フジテレビ系)に出演。

1998年には、『冷たい月』(日本テレビ系)で逆恨みで復讐する主婦を熱演している。 

「安田成美さんとW主演を努めた『素顔のままで』は、平均視聴率26.4%、さらに最終回は最高視聴率31.9%を記録しました。その演技力については《明るい演技も暗い演技も素晴らしい》との声もありますが、

 

《古畑任三郎に出た時は棒読みだったような……》などファンの間でも意見が分かれています。

さらに20年以上のブランクがあるわけですから、ファンが不安を感じるのも仕方ないでしょう」

(前出・芸能ライター)  

復活の兆しの見せている中森だが、最新のYouTube動画を見たファンからは《顔が変わったんじゃない?》と指摘する声も。

今後の活躍でファンの不安を覆していけるのか、中森の力量が問われている。

 

中森明菜