イギリスのロックバンド、ビートルズの「幻の逸品」と呼ばれるレコードが6日、名古屋のレコード店で開かれたオークションに出品されました。

驚きの落札額とは? 中区の中日ビルの中にあるフェイスレコード名古屋中日ビル店で開かれたオークションに出品されたのは、1965年に日本で発売された「ビートルズ’65」です。 

これがなぜ幻といわれているのかというと、ジャケットについている茶色の帯に理由があります。 

「帯をコレクションしている方はすごく多くて、『ビートルズ’65』は最初の帯が深い緑色で、それからブルーの帯に変わって、また緑色に戻る。

その緑色に戻る前の数か月の間に茶帯が出たとされているが現物を見た人はほとんどいない」 (ビートルズ研究所 本多康宏代表) マニアも滅多に見た事がないという幻のレコード。

6日のオークションには、オンラインも含めて熱烈なビートルズファンなど5人が参加。それぞれ希望落札価格を投票し、もっとも高値をつけた人が落札する仕組みです。 

気になるレコードの落札価格は… 「120万円で落札となりました」(オークションの司会者) 「落札した人には、飾るだけでなくビートルズのレコードとして音楽を楽しんでもらえるとレコード屋としてはうれしい」

 

 

ビートルズ「幻のレコード」120万円で落札 アルバム「ビートルズ’65」茶帯

税込み132万円で落札された「ビートルズ’65」の「茶帯」