止まらない金の価格上昇、11日も最高値を塗り替えました。 

■買い取り店に客続々「満足の金額」

11日、日経平均株価が一時1100円以上値下がりするなか、過去最高値となったのが「金」です。

 リファスタ 杉兼太朗代表 「昔持ってて売りたい人も絶好のタイミング」 都内の買取店には「金」を売る人がぞくぞくと訪れていました。

 30代(千葉在住) 「5,6点ぐらい金を持ってきました。

値段があがっているというのはニュースで見かけたので、二十何万円、満足いく金額でした」 金の国内小売り価格は、11日、1グラムあたり1万1380円と最高値を更新。

 ちなみに、10年前の3月の最高値は4791円と、現在はその2倍以上に。その価値はあがりつづけています。

 店員 「では重量のほう量りますね」 都内に住む男性が持ち込んだのは、家族から託された金のネックレスなど計3点。その査定額は… 店員 「合計が45万9441円です。

こちらでよろしければ」 自宅に眠っていた金が、大金に。 リファスタ 杉兼太朗代表 「過去最高値なんで売るんだったら今っていうのがある。体感としては売る人が多い。買う人は年齢が高くなる人たちが多い」

■中国の若者 空前の金ブーム

日本では、金の買い手は若者よりも、金の価値が上がった歴史を知る高齢者が多いそう。 一方で、若者がどんどん金を買っているのが、中国です。 中国のSNSから 「本当に金の麻雀牌だよ。うわー、きらきらと輝いてる」 女性が見せているのは、金でできた麻雀牌。 

その額、約360万円(約18万元)です。 

中国のSNSから 「136枚の麻雀牌。友達呼んで麻雀をやったら、だんだん少なくなって最後はなくならないかな」 SNSには、金の指輪やネックレスをじゃらじゃらはめた赤ちゃんも。 空前の金ブームで若者が求めているのは、ボロ儲けより安心?現場を取材しました。

 中国のSNSから 「思わず買っちゃいました。これからは月に1粒ためる」 女性が紹介しているのは、1粒1グラムの金です。 「金豆豆(じんどうどう)」と呼ばれる金の粒を毎月1粒貯めて資産運用。これが今、中国の若者の間で流行しているといいます。

史上最高値を更新!金買取店に客続々 査定額は?中国若者なぜ爆買い