今宵は、キリンシーグラムのロバートブラウン特級で彷徨います。


ロバートブラウンは、1974年に発売され現在も販売されている息のながーいウイスキーですね。


《キリンは1971年に、シーグラム社とシーバスブラザーズ社と合弁で「キリンシーグラム」を設立、御殿場に蒸溜所を建設しました。


しかしそこで造られる原酒が熟成されるまでには時間がかかってしまうため、最初に販売するウイスキーは、スコットランドなど海外の蒸溜所で造られたウイスキー原酒をブレンドしたものになりました。》

(記事より引用)


現行品は、御殿場蒸留所のモルトとグレーンで80%を占めているそうですから、1970年代の物とは、全く別物ですね。


こちらの個体は、特級表記があることから1974年~1988年の間に流通したようです。


1977年前後、悪友とよく渋谷の「パブ野郎」と言うディスコらしからぬ店名のディスコに良く行ったのですが、こちらのお店で出て来たのがロバートブラウンでした。


勿論、味わって飲むなんて事はしてないので味の記憶は全くありませんね。(中味が本物かどうかも定かでありません。当時のディスコなんていい加減でブランドビンだけ使って中味はレッドなんてことも良くあったんです。)


いざ味わうと、まずはアルコールの刺激がドカンと来てそれからほんのり甘味とスモーキーな香り、最後に舌のサイドに苦味が感じられます。


ロックにして飲むとあのドカンと来たアルコールの刺激が殆んどなくなりまーるく穏やかなウイスキーに変化しますね。


これは、ロック一択でしょう!😃


今宵のお伴は、1978年当時のディスコでよくかかっていたこちらの曲で、