先日、久しぶりに狸小路7丁目の「一徹」さんを訪問しました。
やはりこの店もたまに無性に食べたくなる一杯です。
もうここに、店を構えてから13年位になるかと思います。
「一徹」の前は、伝説の店「富公」が居を構えてました。
今も、(多少の造作は変えてますが、)ベースは「富公」時代の物、何と丼も当時の「富公」
の物を使っています。
当時の「富公」の暖簾は、西野の「紫雲亭」さんの天井にヒッソリと貼られています。。。
「富公」の菅原店主が亡くなられてから、なんとか「富公」の味を再現したい、と現「一徹」の
別所店主が頑張っていらっしゃいます。
100%とは、いかないでしょうがスープのとりかたや野菜の調理法(ファイヤー)等も忠実に「富公」
時代の方法を継承しているそうです。
「決め手」は「特製ラード」だったそうです。
この「特製ラード」は故菅原店主の奥さんから教えていただいて、やっと今の味に辿り着いたそうです。
自分的には、よくここまで再現出来たな、と感心してます。
今日は、そんな「富公」ベースの醤油味に「青ジソ」を散らした、「一徹オリジナル」の
「青ジソラーメン 醤油味 630円 + 大盛り 110円」を注文。
真っ白な「豚骨100%の白湯スープ」です。
豚骨以外何も使ってない、そうです。
まったりしながらも、しつこくない美味しさです。
コラーゲンたっぷりで、油はスープの中で乳化しています。
元ダレの醤油を優しく覆い隠しているようです。
独特の「特製ラード」の香りと炒めたニンニクの香りが食欲を刺激します。
麺は中細で加水率は低めの縮れ麺です。札幌と旭川の中間の様な麺です。
スープに良く絡みます。^^
チャーシューは昔ながらの歯ごたえのあるモモチャーシューで、噛むほどに味が染み
でます。
「ファイヤー」されたもやし、タマネギの野菜たちも美味しいです。
たっぷり乗せられた刻みネギがしつこさを抑え、最後まで飽きさせません。
本当に、これはある意味完成されたラーメンです。
今日も美味しい一杯、ごちそうさまでした。^^
あ、そうそう、「一徹」さんは夜は「居酒屋」もやってます。
安くて美味しいと評判ですよ~^^
〆には勿論「ラーメン」ですね!