11月の読書メーター
読んだ本の数:21
読んだページ数:7974
ナイス数:305
名前探しの放課後(下) (講談社文庫)の感想
いやー凄いとしか言いようがない。何を言ってもネタバレになりそうで言えないが、これまでの作品のオールスター集結という感じで読んでいて嬉しくなった。辻村さんの初期の集大成という感じ。
読了日:11月30日 著者:辻村 深月
プリズン・ドクター (新潮新書)の感想
日本の刑務所の実情を窺い知ることが出来た。硬軟織り交ぜた文章で面白くも考えさせられる点がいくつもあった。
読了日:11月30日 著者:おおたわ 史絵
名前探しの放課後(上) (講談社文庫)の感想
高校生の青春要素あり、謎解き要素ありと楽しめる。ひょっとしてこの人は…的なのもありそこも嬉しい。
読了日:11月29日 著者:辻村 深月
ズッコケ中年三人組の感想
小学校時代にズッコケシリーズのファンになり、そして中年の入口に差しかかる時分にこの本を手に取った。相変わらず面白い。本質は変わってないけど変わったところも多くて、自分と重ね合わせるようなところもあり…。続きもあるようなのでぜひ読みたい。
読了日:11月29日 著者:那須 正幹
クソ物件オブザイヤーの感想
ちょっと前の本なのでそんなことあったなーという感じで読んだが果たしてその頃の問題は今進展しているのだろうかと心配になった。
読了日:11月24日 著者:全宅ツイ
日没の感想
さながら日本版1984年といったお話。近い将来、日本がこうならないという保証は何処にも無い。 そうなったら絶望するか抗うかそれとも…
読了日:11月23日 著者:桐野 夏生
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)の感想
主人公と『子どもたちは~』から再登場の秋先生のやりとりがメインだが秋先生の一つ一つの言葉が示唆に富んで胸に刺さった。特に最後の愛についての言葉は暖かく心に沁み入るようだった。
読了日:11月23日 著者:辻村 深月
秘密 (文春文庫)の感想
とにかく切ない。主人公夫婦(親子)、運転手の家族と元家族もそれぞれに悲しみがあり、しかしまた優しさと暖かさががありいい話だった。
読了日:11月22日 著者:東野 圭吾
黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦いの感想
選挙が人を成長させるというのはなるほどと思った。自分の思いを人に伝えることは実は難しい。これからは特に市議選などはしっかりと全ての人の公約を読んで投票しようと思った。
読了日:11月21日 著者:畠山 理仁
タクシードライバーぐるぐる日記――朝7時から都内を周回中、営収5万円まで帰庫できませんの感想
やはりサービス業はみんな苦労があるよなあと。1日の仕事が早朝から深夜では月間12日出勤でもキツイものがある。改めて感謝の気持ちを忘れずにいたいと思った。
読了日:11月18日 著者:内田正治
子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)の感想
なかなか衝撃的なことが多い下巻だった。最後は素敵な終わり方で読後感はさわやかだったがよく考えてみると犠牲になった人も沢山いる訳で…。実に色々な感情が渦巻く複雑なお話でした。次はメジャースプーンを読むぞ!
読了日:11月17日 著者:辻村 深月
子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)の感想
かなり事件の描写がきつく、浅葱の生い立ちもまた壮絶で実に重苦しい感じがしてページをめくる指がなかなか動かなかったが中終盤くらいからだいぶ加速してきた。下巻が楽しみ。
読了日:11月15日 著者:辻村 深月
正欲の感想
正しい欲望なんて誰が決めるのだろう。欲求の形など人の数だけあるはずなのに、多数に認められないものは社会から切り捨てられる。色々なことを考えさせられた。映画も観たい。
読了日:11月11日 著者:朝井 リョウ
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)の感想
お久しぶりです。に込められた思いがこんなに深いものだったとは。どのキャラクターも愛すべき存在で本当によくできたお話でした。本当にいいものを読ませてもらったなあ。
読了日:11月09日 著者:辻村 深月
V.T.R. (講談社ノベルス)の感想
確かにスロウハイツの神様上巻良んでからこれを読んだのは正解だったと思う。アール、J、S、A、ドクター、そしてティーが誰かをモチーフにしてるのかを想像しながら読むと実に面白い。
読了日:11月07日 著者:辻村 深月
月の感想
映画を見る前に原作を読んでおこうと思って読み始めたが、正直数ページで放り投げそうになった。意味があるのかないのか分からない文章が続くなと思いつつも読み進めていくと少しづつ掴めてくるものがあり、200ページくらいでだいぶ全体像がはっきりしてきたと感じた。
読了日:11月06日 著者:辺見 庸
スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)の感想
上巻は下巻に続く種まきのような形だろうか。個人的にはエンヤの気持ちがいちばん共感できたので下巻でも登場して欲しいなと。
読了日:11月05日 著者:辻村 深月
同志少女よ、敵を撃ての感想
この小説を日本人が書いたことにまず驚き。緻密な心理描写と戦闘のリアルさ。その時代のロシアの空気を肌で感じられる素晴らしい作品だった。
読了日:11月05日 著者:逢坂 冬馬
臨床真理 (このミス大賞受賞作)の感想
メンタル系の話は書くのが難しいと思うが納得感のある形で成立していてさすがだなと感じた。最後救いのある話だったので少しほっとした。
読了日:11月05日 著者:柚月 裕子
変な家の感想
不動産の間取りを見るのが好きなのでこの小説もとりわけ興味深く読めた。 ちょっと無理な設定感もなくもないがミステリーとしては面白かったと思う。
読了日:11月02日 著者:雨穴
琥珀の夏の感想
家族とは、教育とはなんだろう。小学生時代の友人関係の悩み、再会したあとの気まずさ。さすがこの作者の描写力だと感じた。
読了日:11月01日 著者:辻村 深月
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