鬼畜POG参戦! | K's blog

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また、駿府大学駅伝部ならびに駿府大学付属高校野球部・サッカー部の広報活動を行っています。

アーモンドアイがまさかの敗北を喫した先週の安田記念。

同時に新馬戦も始まりました。

ということはPOGシーズンも開幕です。

 

今年は昨年同様日刊競馬のPOGと新たにイチローさん主催の「鬼畜」POGに参加させていただくことになりました。

今回の記事では鬼畜POG指名馬の指名理由をまとめておきたいと思います。

 

 

鬼畜」というなかなかおどろおどろしいネーミングに違わず指名馬選択には厳しい掟があります。

鬼畜POGルール

・5代血統表に“サンデーサイレンス”“キングカメハメハ”があってはならない

・ノーザンファーム、社台ファーム、追分ファーム、社台白老ファーム、レイクヴィラファームの生産馬は指名不可

・サンデーサラブレッドクラブ、キャロットクラブ、シルクホースクラブの所属馬は指名不可

・外国産馬・持ち込み馬は合計2頭まで(任意のため指名なしでも問題なし)

・新種牡馬は最低2頭指名とし、牡馬・牝馬共に1頭は指名しなければならない。

※新種牡馬とは“日本において初めて供用された新種牡馬”と定義する。(ただし、新種牡馬のみ母系にサンデーサイレンス・キングカメハメハ持ちを指名可とする)

・父(種牡馬)は全頭異なっていなければならない。

 

・・・難しい。

今をときめくあの馬もこの馬もみーんな、まずSS・キンカメNGという最初の条件に引っかかってしまいます(笑)

 

なんとか色々調べて指名した10頭が以下になります。

 

ルクク 牡/栗東・杉山晴厩舎 父:ハービンジャー 母:タイキシャイン(母父:タイキシャトル)

アンノートル(OP:牡6)の半弟。馬体は大きくないがきゅっと締まって短いところで活躍できそう。道悪大歓迎だと思うので雨のNHKマイルCとかで勝ってくれないかしら。

 

ヴァンヤール 牡/栗東・庄野厩舎 父:タートルボウル 母:ブライトエルフ(母父:ブライアンズタイム)

 タートルボウル産駒ということで、芝ダート問わずマイル~中距離あたりで活躍してくれそうなタイプかなと思っていたがでもやっぱりダートかなあと最近思いつつある。血統表に連なるタマモクロス、ダンシングブレーヴにロマンを感じての指名。

 

フロムディスタンス 牡/美浦・大竹厩舎 父:ヘニーヒューズ 母:ハーランズルビー(母父:Harlan's Holiday)

 モズベッロ(日経新春杯)の半弟。ただこちらはダート専用種牡馬であるヘニーヒューズ産駒なので適性はおそらくダートの短いところだろう。全日本二歳優駿とかに出れればなあとか夢を見て。

 

ワンプレート 牡/美浦・高柳瑞厩舎 父:ロードアルティマ 母:レディサファイア(母父:シンボリクリスエス)

 父ロードアルティマは準OP勝ちが最高という成績だったが父:シーキングザゴールド、母父:セクレタリアトの良血。そして本馬の叔父はロードカナロアと血統面はなかなか筋が通っている。ロードアルティマ産駒は芝ダートとも1200~1400くらいに適性を持つ仔が多いが、母父シンボリクリスエスなので本馬はもうちょい距離が持たないものだろうかと思う。

 

カズバーリントン 牡/栗東・平田厩舎 父:カジノドライヴ 母:サッキーシフター(母父:サウスヴィグラス)

 父カジノドライヴは本年二歳世代がラストクロップ。現在のところ重賞勝ちは昨年のみやこS(ヴェンジェンス)のみと少し寂しいのでなんとか本馬に交流重賞の大きいところを(もうPOG期間は終わっているだろうが)勝って欲しいと思う。(血統的にまずダートだろうが、そんな声を裏切って弥生賞とかに出てきたらそれはそれで面白い。)5/7ゲート試験に合格しておりデビューも近いかもしれない。

 

ヨカヨカ(九州産馬) 牝/栗東・谷厩舎 父:スクワートルスクワート 母:ハニーダンサー(母父:Danehill Dancer)

 父スクワートルスクワートは2001年BCスプリントの勝ち馬。日本軽種馬協会九州種馬場にて繋養(種付け料10万円)。JRAブリーズアップセールにて1122万円と九州産馬としてはかなりの高額にて落札。6/13阪神芝1200m(福永J)にてデビュー予定。坂路では素晴らしいタイムを叩きだしているようで期待したい。

 

ワールドタキオン(新種牡馬枠) 牡/美浦・斎藤誠厩舎 父:アジアエクスプレス 母:アナコンダ(母父:フサイチコンコルド)

 父アジアエクスプレスはご存知、初芝でGⅠ制覇の偉業を成し遂げた新種牡馬。本馬の半姉には名古屋競馬にて走っていたガンバレアナコンダ。名古屋競馬好きの私としては、昨年末に引退したガンバレアナコンダの分も頑張って欲しいと思い指名。基本はダートっぽいが芝もいけるかも。

 

馬名未定(新種牡馬枠) 牝/厩舎不明 父:マクフィ 母:フクノドリーム(母父:ヨハネスブルグ)

 父マクフィは英2000ギニー、ジャック・ル・マノワ賞の勝ち馬。母のフクノドリームは交流重賞・エーデルワイス賞(JpnⅢ)の勝ち馬だが、桜花賞の大逃げの方が記憶に残っているだろうか。親子エーデルワイス賞制覇の夢を見たいが、そもそも厩舎はどこになるのだろうか・・・(´Д`;)

 

ウェルスナイパー 牝/美浦・和田正厩舎 父:Violence 母:Down The Well(母父:Mujadil)

 父Violenceは米クラシック路線で期待されながらも骨折で引退、種牡馬入り。日本で言うとフジキセキ的な感じだろうか(Violenceのほうはトライアルで後のケンタッキーダービー馬に負けてしまったが)。輸入されているViolence産駒の勝利は全てダートであり、本馬も牝馬ながら馬体は雄大で、適性は多分に漏れずダートだろう。ヴァイオレンスの仔の凄腕スナイパーが人気馬をここ一番で撃ち抜くか。

 

ブルースピリット 牡/栗東・中内田厩舎 父:Invincible Spirit母:Jasmine Blue(母父:Galileo)

 父Invincible Spiritは愛国出身のスプリンター。競走成績こそGⅠ1勝(スプリントC)のみだが、欧州二歳戦勝ち馬数レコード樹立したり仏ダービー馬を出したりするなど豊かなスピードを仔に伝えている。産駒を早めに仕上げてくることに定評のある厩舎なので、是非小倉2歳Sや葵Sあたりで一発打ってもらえるとありがたいのだが。

 

と馬の紹介よりも種牡馬の紹介チックになってしまいましたが、このPOGのおかげで主流血統以外の種牡馬に少し詳しくなれました。実際日刊競馬のPOGよりこちらのほうが時間をかけた気がします(笑)

残念ながら選外となった馬としては

・ピアノコンクールの2018 牡(父オールステイ)父オールステイの母フラワレットの半弟にはトーセンラーやスピルバーグがいる良血。初年度産駒3頭中の1頭。

・テイエムサツマオー 牡(父テイエムオペラオー)テイエムオペラオー産駒を見られるのもあと少し。

の二頭がいました。これらの馬の動向も楽しみに見ていきたいと思います。

 

それでは、主催のイチローさん、参加者の皆様、一年間よろしくお願い致しますm(_ _)m


写真は昨年、名古屋競馬場にて。
またどて煮を食べながらのんびり競馬がみたいなあ…