ブライアン・ヴォールケルの退団について思うこと | K's blog

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また、駿府大学駅伝部ならびに駿府大学付属高校野球部・サッカー部の広報活動を行っています。

今回のブログの要点
・ヴォールケルの退団は契約条項(オプション)によるものではないかとの推察
・チームの情報統制について(契約関係)

 

ブライアン・ヴォールケルの退団の時に某所でアップした記事を掲載します。

あくまでも私個人の意見、考察ですので悪しからずご了承ください。


 チームの紛れもない大黒柱が突如退団した裏には一体何があったのだろうか。

まだB3のチーム故にそもそもこの退団のことすらほぼ報道されていないし、私自身チーム関係者に知り合いが居るわけでもないので真実を知る由もない。よって以下の事柄は私の完全なる私見であることをまずは断っておきたい。

 そもそも昨年のタイトルホルダーである彼ほどの実力者が、なぜ新興チームであるベルテックスに入団したのか。それには契約として、上位カテゴリーのチームからのオファーがあった場合は無条件で契約解除に応じるといった条項(所謂オプション)があったのではないかと私は考えている。バスケ界の契約については門外漢なので分からないが、サッカー界では割とよく聞く契約体系である。そのオファーと並行してムース獲得の交渉を進めていてほぼ入れ替えのような形になったのではないかと推測する。

 この仮説が正しいかどうかはさておき、結果として、「一年でのB2昇格」を合言葉に戦ってきたチームが、その屋台骨を支える選手であったはずのヴォールケルとローションともに、シーズン半ばで退団する結果になってしまったというのは、そもそものチーム作りからしてどうだったのかと首をひねってしまう。

 加えてヴォールケルの退団についてはもう一つ問題があったが、それはその発表がリリースの前の試合後の挨拶の時だったということである。
 はっきり言って、プロスポーツチームが正式なプレスリリースの前に選手の契約に関する発表をするというのは褒められたものではない(アブ・フィリップ加入の発表も、思えば東京サンレーヴス戦@富士川でのフライングであった)と思う。
 恐らく悪気があったわけではないだろうし、お陰でブースターがヴォールケルにお別れの言葉を伝えられたという側面もある。しかしコンプライアンスが求められる昨今、脇が甘いような気がしてならない。なにもプロスポーツに限った事ではないが、契約というのは非常にデリケートなものである。
 

 ローション・プリンスの退団発表はルールに則ったもので本来的にはこちらが正当であり、改善がなされたことについては非常に良かったと思う。ただ流石に前日まで試合に出場していた選手がその日付で契約解除というのは非常に唐突であったが。