神戸戦について想うこと。 | K's blog

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地元・清水エスパルスについて、腸活について、日常のあれこれ・・・と色々と綴っております。
また、駿府大学駅伝部ならびに駿府大学付属高校野球部・サッカー部の広報活動を行っています。

だいぶ久しぶりのブロク更新になります。

自分でこのブログの存在を忘れるレベルなので・・・。

 

ツイッターなどの断片的な情報では、清水側ベンチやスタンドからウエリントン目掛けてなにかが投げられたなどという真実と相違している内容が拡散されていますが種々の映像を見返した結果、経緯をまとめてみたいと思います。

 

・石毛に対してウエリントンが危険なタックル。即座にイエロー提示(一枚目)

清水ベンチ横(スタンド軒下)にて、清水関係者が(再三に渡るラフプレーに怒ったものと推察される)、プラスチックのコーンバー(パイロンバー?)を広告看板の尖った部分に叩きつけてしまう。それによりポキっと折れてしまったバーの破片がピッチに飛んでいってしまった。

・それを見たウエリントンが、自分に投げつけられたと勘違い。清水ベンチに向かい突進。向かってくるウエリントンを清水側関係者が手を出して押し返し、止めようとするがその手を払いのける。(この行為に対してその後二枚目のイエローが提示される)

・清水ベンチにポドルスキが侵入。清水側関係者が止めようとするもその手を強烈に払いのける。

・先ほどの行為に対してウエリントンに二枚目のイエローが提示され退場処分に。それに納得のいかないウエリントンは更に主審に抗議するが仲裁に入った六反を投げ飛ばしてしまう。

 

各所の映像などを総合して乱闘の経緯をできるだけ客観的に記載したのが上記になります。

メインスタンドホーム側Aゾーンで観戦していましたが現地では全く状況が把握できず、帰宅後いろいろな映像から当時の細かな状況を知ることができました。すごい時代です。

完全ではないですが、総じて状況が掴めたと思います。

 

上記に赤字で記した清水関係者の行為については、企業様にエスパルスを支援するためスポンサーとなり広告看板を掲出していただいている訳であり、たとえどんな理由があったとしてもそれに物を叩きつける行為は褒められたものでは決してありません。しかもそれが試合が止まっている瞬間とはいえ、ピッチに入ってしまい無用な争いを生み出してしまったことは残念なことです。この行為には然るべき判断がなされるべきであり猛省すべきでしょう。

 

しかし、だからといって公然と暴力行為に及ぶということは正当化されるはずがありません。

ウエリントンの六反に対する行為は全くもって卑劣であり、リーグの課した1試合の出場停止などという処分では到底済まされるべきものではないでしょう。今後追加処分がされるかどうか。またポドルスキにもなにかの処分が課されるのか・・・。

 

ただし、神戸の選手皆が橋本選手は自分がこのあとプレーできないレベルのダメージを負いながらも河井の危機的状態を主審に訴えてくれましたし、多くの選手は倒れこむ河井や立田を心配そうに見守っていました。そしてイニエスタ選手も無用にエキサイトする両チームの選手をなだめ、壊れてしまった試合をなんとか正しい方向に導こうと注力しておられました。超一流の選手はプレーもさることながら立ち居振る舞いもまた超一流であることを教えてくれました。こういった素晴らしい選手と来年もJ1の舞台でしのぎを削ることができることは喜びです。

 

思えば、前半早々のポドルスキの松原へのファウルにイエローを出さなかったことが全ての始まりでした。

世界的なビックネームを前にして怖気づいたのか・・・。その弱腰な対応が試合を壊してしまい、危うくエスパルスの貴重な選手の選手生命を脅かす事態になるとことでした。

とはいえ主審にすべて責任を押し付けておしまい。というのは全くもって不公平でしょう。

そもそもフェアプレー精神をもって選手皆がプレーすればカードなどなく試合は進むはずです(プロフェッショナルファウルはまた別物でしょうが)。

 

超満員のアイスタで展開されたのは狂乱の宴でした。これが三週間前に完売になり皆が待ちわびたホーム最終戦、そして兵働昭弘の引退試合かと思うと悲しみと悔しさとやるせなさでいっぱいになります。

二度とこのような試合が起こらないことを心から願います。

 

 

さて土曜日は最終戦。

現在のメンバーで戦うのもこれが最後になります。出会いもあれば別れもあり。

J1初勝利をホームで献上した長崎相手にリベンジして有終の美を飾りましょう。