新加入選手を積極起用した成果が出ていて、実りの秋になっているのではないでしょうか。
先制点を早い時間帯で献上することが多いものの、それをひっくり返す試合が多いのは頼もしいですね。しかし裏を返せば攻撃力が何かの要因で低下した場合、勝ち点を得られなくなる可能性が高くなるということですので、試合の入りについての守備の改善は急務でしょう。
10月になったので今月の展望をしてみたいと思います。
まず日程ですが、
5(土) J1・28節 広島戦(Eスタ)
14(月・祝) 天皇杯3回戦 金沢戦(アイスタ)
19(土) J1・29節 鳥栖戦(アイスタ)
27(日) J1・30節 静岡ダービー2nd leg・磐田戦(ヤマハ)
と4試合組まれています。ナビスコがないため比較的ゆとりのある日程になっています。(来年こそは・・・)
リーグは3試合(うちホームは1試合のみ)、天皇杯ではJFL勢勝ち残り2チームのうちの1つであるツエーゲン金沢と対戦します。
・アウエー広島戦は、昨年前半早々に先制を許し後半には退場者が出て一人少ない中、劇的な勝利を挙げ低迷していた流れを変えた場所です。今年はいい流れで広島に乗り込めそうですので好ゲームに期待したいと思います。
・天皇杯の金沢戦は、2回戦の藤枝戦同様カテゴリーが2つ下の相手との戦いとなり難しいものとなることが予想されます。先制点を早い時間に奪えれば大勝もあると思いますが、相手の守備を崩せず時間が経過した場合は余談を許さない事態になるかもしれず油断はできません。
・鳥栖戦は、菊池や林の補強で好調な相手であり現在の順位以上に手ごわい相手になるでしょう。(林は契約条項の関係で出場不可のようですが)やはり豊田をどう封じるかがカギでしょうか。
・そして静岡ダービー。相手の調子とか順位は関係ありません。目指すは勝利のみ!2年連続のスイープとナビスコ予選での大敗の借りを返しましょう!
リーグでは3位と勝ち点9差、賞金圏内の7位とも4差と混戦ですから勝ち点3を積み重ねて駆け上がりたいものですし天皇杯は4回戦進出を決めて欲しいと思います。
とはいえ気になることも。
現在累積警告3枚なのは
・浩太
・キャラ
(この二人は以前にも累積4枚で出停を受けているため、次は2試合停止)
・ラドン
・本田(エスパルスで2枚、鹿島で1枚)
・村松
・キジェ
となんと6名もいます。ラドンはともかくとして、他の選手は警告覚悟で止めなければならないシーンがこれからの7試合で必ずあるでしょうからいつかは4枚目が提示されるでしょう。
そうなったときにどうするか・・・。
現在中盤には出場機会に飢えた選手が沢山います。
パスセンスあふれる竹内。
ケガから復帰して練習試合等で好調をアピールしている八反田。
派手さはなくとも確実な技術をみせる六平。
本田の加入後、ほぼ固定化された中盤の3人に割って入ることは現状できていないものの、魅力的な能力を備えたこれらの選手がいずれ訪れるかもしれないチームのピンチを救ってくれると思います。
逆に不安なのはCB。
今年のリーグでは広島戦で岡根が1試合スタメン出場した他は、すべて平岡・キャラ・浩太の3人のみがCBを務めてきました。(ナビでは犬飼や廣井の出場もあり)
三浦弦太は10月13日までユース年代の代表で不在。
三浦 弦太選手、髙木和徹選手(清水エスパルスユース) U-18(FIFA U-20ワールドカップ2015)日本代表 AFC U-19選手権2014予選メンバー選出のお知らせ
廣井も別メニューでのリハビリ中とCBの層は現在かなり薄い状況です。
練習試合でも本職でないキジェや内田がCBを務めている現状ですので、キャラと浩太が同時に出場停止になった場合は非常に人選が難しくなると予想されます。
そういった場合にフィジカルに優れる岡根に期待したいところですが、今季の出場は件の広島戦1試合のみと試合勘に不安を残します。
天皇杯3回戦で実戦経験を積むのも悪くないとは思いますが、今年は天皇杯時期の日程が比較的緩く2回戦同様ベストメンバーで臨む可能性もありそうなるとぶっつけ本番になってしまう公算が大きいと思われます。
現在好調なチーム状況な中、ちょっとナーバスなことにも触れました。
勿論問題なく行って欲しいですが、Jリーグは実力差が小さく一寸先は闇ですので敢えてそういう点にも踏み込んでみました。
しかしこういう状況も逆に考えればそういった時に出場機会をつかんでブレークする選手が出てくるチャンスとも言えると思いますので新たな力に期待したいところです。

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