原作のマンガは読んだことがなくて、TVドラマで初めて見た作品
存在自体がすでにボケである荒川の住人とそれに冷静にツッコミを入れる
唯一の常識人リクの会話のやり取りが会話劇らしくテンポ良く小気味いいです
TVドラマの時からそのテンポや村長の前口上など構成も面白く
映画版でもそのテイストは変わらなかったのも良かった
映画版では初見の人向けだろうか、リクがニノさんと出会い
荒川河川敷に住み、住人達とのハチャメチャな交流を続けるくだりを
テレビ版を流用する形で使ってました
ただ、テレビ版では描かれなかったリクの職場の様子など
同じ時間軸の中で行われていただろうシチュエーションを挟み込む形で
テレビ版の補完をしてます
またその逆にテレビ版では描かれなかったその後を映画で補完してます
つまり、この作品はテレビと映画、ふたつを合わせてひとつの作品と言えるでしょう
映画がしか観ていない方はテレビ版も観る事をおススメします
そうすれば河川敷住人達の愛着度も増します
映画版では河川敷の住人の個々のエピソードはオミットしてあり
リクとその父親との親子関係(これもいささか異常)に重きを置かれてます
それがラストに向かう重要なファクターでもあります
河童や星、侍に鳥頭のヤクザなど、常識では有り得ない人々だけど
幸せか不幸せかのボーダーラインに姿形は関係ないという
単純だけど、偏見や思い込みでつい複雑に考えてしまう人間への
提言的な意味合いもテーマとして含まれているんじゃないかなと思います
思いっきり、ナンセンスギャグ映画ですけど(^^;
まぁ、星じゃないけどこの作品、ロックかロックじゃないかと聞かれれば
ロックだと思いますよ、僕は


