自分の邪魔になる者は殺人という手段で排除する生まれもってサイコパスを
熱血漢というイメージの強い伊藤英明が見事に演じてました

生徒を次から次へと銃殺していても、表情ひとつ変えず
まるで作業をこなすような感じで冷静に事を進めるハスミンは
見る人によっては「トラウマ映画」になるかもしれませんね(^^;

三池監督はアニメの実写化やゲームの実写化より、
こういう作品のほうが持ち味を発揮しますね
お得意のバイオレンス表現も序盤では控えめで終盤に爆発させる構成で
一層破壊力がありました

後半のバイオレンス表現は「映倫クソくらえ」ぐらいの勢いで
見慣れない人にはちょっとキツイかも(^^;
18禁にならなかったのが不思議なくらいです

まぁ何はともあれ「エクセレ~ント」な一作です

ただ、EXILEの主題歌は映画の雰囲気に合いませんね
ヒーロー映画を2本立て続けに観てきました



ギャバンは王道というか鉄板というか
日本のヒーロー全開過ぎて、単純にたぎりましたw
やはりこの主題歌は心震えますねw



今回の監督が「攻殻機動隊」や「東のエデン」の監督の
神山健治監督なので期待値が高すぎたせいもあるのか
作品の方向性が思っていたのと違って
正直、自分的にはあまりハマらなかったです(^^;
作品のクオリティの高さやテーマは理解できるんだけど
スッキリしない終わり方がどうも・・・ねぇ(^^;
別に「009」でなくてもいいんじゃない?と思ってしまったわけです
出来自体はいいんですけどね

ん~、ハマらなかったなぁ・・・(^^;



そんなこんなでヒーロー物は「単純が一番」と思った1日でした


世界で初めて「推理小説」を書いたエドガー・アラン・ポーの
謎めいた死に対するフィクション映画ですね
ポーと言えば、江戸川乱歩が名前をそのままもじったほどの
偉大な作家ですが、こういう映画が作られてたこと自体知らず
シネコンのスケジュール表で初めて知るという体たらく(^^;

基本的にポーとポーの小説を現実に実行する模倣犯との知能戦というのが
主軸だけど、ポーの作品を知らなくても楽しめます
(自分も『モルグ街の殺人』ぐらいしか知らないしw)
ただ殺害シーンは結構グロいですよ(R-15指定)

まぁ知能戦という割には模倣犯のほうがかなりの上手で
ポーと警察は後追い状態であたふた感出まくりでしたね
謎解きもまぁまぁって感じでした

ポーの作品を知らなくても楽しめますと書いたけど
実際にポーがどのような死を迎えたかぐらいは
ウキペディアなどで知識として入れてたほうがいいかもしれませんね

自分はポーが謎の死を遂げていたことを知らず、
のほほ~んと観ていたので、あまり衝撃はありませんでした(^^;

そもそもポーの謎の死自体があまり日本ではメジャーではないかも・・・
(自分だけかもしれませんがねw)