今回は
BABY V.O.X(ベイビー・ボックス)
BABY V.O.X
について。
韓国コスモポリタン誌で久しぶりのグループグラビアを撮影したそうで。
コスモポリタン誌でのインタビューによれば、
昨年末の韓国の大型TVプログラム、
『2024KBS歌謡大祭』で14年ぶり(解散からは20年ぶり)に再集結したベイビー・ボックスの復活は、
1日限りの限定的なものではなかったようです。
今年に入ってから、
ミュージック・ビデオの公開、雑誌への露出、バラエティ番組への出演など、
かなり活動が活発化しています。
コスモポリタン誌のインタビューの要約が
こちら
☟
こちらはなんと「新曲」!
「LAST WISH」という曲で、
2日前にサブスクにアップされました。
BABY V.O.X Ver.2025 - LAST WISH
この曲、2002年に一度録音したもののお蔵入りとなっていた楽曲の2025年再録バージョン
だそうです。
スパニッシュギターも入るラテン味のある泣きの楽曲。
キム・イジのラップパートでベイビー・ボックスらしさが出ています。
この曲のフルバージョンは「新しい息吹」という題名の配信限定マキシで聴けます。
1曲目の「WHAT SHOULD I DO」は、
6thアルバム収録の(日本でいう)シングルカット曲(この当時韓国ではシングルという概念がなく、アルバムメイン曲のMVが作られていた)のアレンジ違いの新録。
オリジナルはユーロビート感溢れるスピードナンバーでしたが、今回BPMをかなり落としたスローバラードバージョンになってます。
3曲目「MISSING YOU」は3rdアルバム収録のシングルカット曲。
元々バラード曲ですが、ピアノ演奏でより感動的な仕上がりとなってます。
さらに特記すべきは、カン・ミヨンのここでの唱法。
歌を歌い続けてきたことで身に付けた歌唱法をみせてくれます。
BABY V.O.X Ver.2025 -
MISSING YOU
BABY V.O.X Ver.2025 -
MISSING YOU(TV ver.)
※2025年3月15日、KBS出演ピアノバージョン。演奏はなんと作曲者のキム・ヒョンソク!泣けます。
こちらは2月にリリースされた配信限定シングル『New Baby v.o.x』。
3rdアルバム収録曲から「KILLER」、
5thアルバムと6thアルバムの間にリリースしたベスト編集盤収録曲でベイビー・ボックス最大のヒット曲、
「COINCIDENCE(偶然)」をほぼオリジナルに近いアレンジで再録。
ちなみに「KILLER」のラップパートで参加しているJae Chong(チョン・ジュユン)は、1990年代第1次K-POPブームよりも前に活躍した韓国のR&B/Hip-Hopグループ、Solidのメンバー。
今回ベイビー・ボックスはカカオ・エンターテイメントから新曲をリリースしていることから、同じく2018年の再結成以降カカオ・エンターテイメント所属であるSolidのメンバーに声がかかったと思われます。
BABY V.O.X Ver.2025 -
WHY/GAME OVER
ベイビー・ボックス再集結後初のMV。
WHY/GAME OVER MV撮影舞台裏
めちゃくちゃ寒い中撮影したようです。
過去曲の2025年バージョン
・WHY(MVのみ)
・COINCIDENCE(偶然)
・WHAT SHOULD I DO
・MISSING YOU
そして新曲
・LAST WISH
という曲達が揃いました。
コスモポリタン誌によれば
・GET UP
・YA-YA-YA
を含めて過去曲を10曲録音したそうなので、
あと2曲未公開の曲があるようです。
アルバムを作るという構想もあるようです。
話はちょっと変わり、
韓国のTV局であるKBSとMBCが
ベイビー・ボックスの過去出演曲を年代順にまとめた動画をYouTubeにあげています。
KBS過去出演曲詰め合わせ
(1997-2024)
※デビューから去年KBS歌謡大祭出演まで全20曲のボリューム。
ここで個人的に貴重な動画が2曲目。
これまでデビューアルバム後2人が脱退し、カン・ミヨンとシム・ウンジンが同時加入したと思ってましたが、
この動画では1人が脱退した後、カン・ミヨンが先に加入していたことが分かります。
MBC過去出演曲詰め合わせ
(1997-2004)
こちらはMBC出演時のデビューから2004年まで全15曲。
韓国のTV局が作るグループの過去出演の詰め合わせは、なぜかブログから見れなくなることが多々あるんで、
見れなくなったらYouTubeから直接探してみてくださいね。
再集結後のベイビー・ボックスは、舞台裏(ビハインド・ストーリー)動画がたくさんあって楽しいですね。
コスモポリタン誌グラビア&インタビュー
舞台裏
BABY V.O.X再集結!2024 KBS歌謡大祭出演
までの舞台裏
出演17日前からの舞台裏をユン・ウネが撮りだめした動画。
約42分あるんですけど、忘れていたダンスを徐々に思い出し大舞台に立つまでのリアルな姿が見れて、韓国語がわからなくても個人的にはかなり面白かったです。
ユン・ウネの俳優業としての仕事もあるので期間限定活動のような気がしますが、しばらくはベイビー・ボックスとしての活動が続きそうです。
〈おまけ〉
ベイビー・ボックスの直近の楽曲のアレンジに顕著なんですが、
バラード曲が多めになっている理由は、ただ90年代〜00年代のリバイバルだからというだけではなく、
ここ数年韓国ではK-POP以前の韓国音楽の主流であったバラードに完全にトレンドが回帰しているようなんです。
ここでいうバラードとは、スローで静かめな音楽を指すと思われます。
ベイビー・ボックスが再評価の波に乗ったのは、K-POP第一世代でありながらも、ボーカルグループ寄りであった、ということもあるかも知れません。
ここで、韓国の音楽事情がわかるYouTubeをいくつか。
最近のK-POPは踊るのが難しい、カラオケなどで歌いにくい、という人達が一定数いるようですね。
韓国人がKPOPを聞かない理由を誰よりも詳しく教えます
韓国人がK-POPを聞かない理由が意外すぎた!!
実はK-POPではなく〇〇を聴いていた
それでは!