日本時間本日8日の午前に行われた
ブラジル🇧🇷サンパウロでの
アイアン・メイデン(IRON MAIDEN)の
「THE FUTURE PAST TOUR」
ドラマーの
ニコ・マクブレイン(Nicko Mcbrain)
IRON MAIDEN
※右端がニコ・マクブレイン
がアイアン・メイデンのツアーから引退することを正式発表しましたね。
ブラジル🇧🇷サンパウロは日本から12時間時間が遅れているため現地の日付は12月7日となります。
ニコ・マクブレイン、アイアン・メイデンツアー
最後の勇姿がこちら💁
2023年1月に脳卒中で倒れてから脅威の回復を見せていたニコ。
「今後もアイアン・メイデンのファミリーであることには変わりない」
とスティーヴ・ハリスが声明を出していることから、以降のアルバムなどには今後も参加するかも知れませんね。
新しいドラマーは近く発表されるそうです。
とりあえず今までほんとにありがとう、という気持ちでいっぱいです。
今日は1975年に発売された
ストリートウォーカー
(STREETWALKER)
のセカンド・アルバム
『Downtown Flyers』
を聴き直しました。
Downtown Flyers
このアルバム
・ロジャー・チャップマン
元ファミリー(FAMILY イングランド🏴のブルーズ・ロックバンド、過去にはジョン・ウエットンも在籍)のボーカル
・チャーリー・ホイットニー
元ファミリーのギター
・ボブ・テンチ
ロンドン出身のセッションミュージシャン。ボーカル/ギターを担当。第二期ジェフ・ベックグループでのボーカルが有名。
といったソウル/ブルーズ・ミュージックに精通した強力メンツが参加しています。
1974年にバンドは結成され、
ニコは1975年に参加しています。
このストリートウォーカーズがニコにとって初めてのプロ・バンド参加だったそうです。
STREETWALKERS
内容はやはりファミリーやジェフ・ベック・グループの流れを汲む渋みの強い音楽。
ロジャー・チャップマンのボーカルが塩辛のようです。
メタルとは全く違う音楽なんですけど、ニコの多彩さがわかる動画なんで。
STREETWALKERS -
Downtown Flyers(1975)
続いてフランス🇫🇷のメタルバンド
トラスト(TRUST)
TRUST
※上左から2番目、下右端がニコ・マクブレイン
に1981年に加入したニコは、
同年アイアン・メイデンと初めてツアーを行います。
1982年、バンドがニコに当時のドラマー、クライヴ・バー(Clive Burr)の後任を打診。
クライヴ・バー
まだドラマー交代の発表をしていなかったバンドはニコにエディの被り物をさせてドイツ🇩🇪のTV番組で演奏させ、事なきを得たらしいです。
スーパーキャラ、エディいろいろ
TRUST -
Certitudes... Solitudes...
※ドラムはニコ・マクブレイン
TRUST -
Marche Ou Crève (1981)
※ニコが参加したトラスト唯一のアルバム。
MVにボーカルとギターしか基本出てこないので、この時期バンド内でなんかあった感じです。
こちらはトラスト在籍末期、1982年のドイツ🇩🇪ケルンでのTVシューティング。
なんと1時間半近くありますので、空いた時間にご覧ください。
クライヴ・バーはアイアン・メイデンのメジャー・デビューアルバム『Iron Maiden(鋼鉄の処女)』(1980)から、セカンドアルバムの『Killers(キラーズ)』(1981年)、そして3枚目の『The Number Of Beast(魔力の刻印)』(1982年)の初期3部作に参加。
テクニックはあり、メンバーとの関係性も良好だったというクライヴ。
じゃあ何でニコ・マクブレインとの交代劇が起きたのか。
一説にはアルコール関連の問題を持っており、当時ライブ・パフォーマンスの信頼性にまで影響が及んでいたということです。
1982年、まだニコがトラスト在籍中にアイアン・メイデンのクライヴ・バー、そしてブルース・ディッキンソンと撮った1枚の写真。
どこかのフェスでしょうか。
この先のお互いのまさかの未来も知らずにビール片手に陽気にはしゃぐドラマーふたりと、
何かを予知しているように神妙な面持ちをするボーカリスト。
不思議な写真です。
それでは!
〈アイアン・メイデン関連
次回に続きます〉


























