(171)ザ・ウォーニング最新インタビュー(その1) | skyp2tの音楽が好き!

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80年〜00年代の邦楽・洋楽が大好き!
いいなと思ってる曲を勝手に紹介してま〜す

メキシコ🇲🇽の三姉妹による

次世代ロックバンド

ザ・ウォーニング

(THE WARNING)


新アルバム

Keep Me Fed



とうとう

発売されました!

🥳🥳🥳






今回のアルバム

なんと

国内の

アマゾンやタワレコ

でCD💿が予約・購入

出来るということに

気が付きました


アマゾンではまだ

即購入可能ですね




ところで

この度

ザ・ウォーニング


イギリス🇬🇧発

由緒ある最有力ロック系専門誌


『ケラング!』


の表紙を飾る栄誉に!



ザ・ウォーニングの皆さん

本当に

おめでとうございます🎊🎊🎊




かなり

撮って出し


超最近のインタビュー記事が

ありました


ので

超意訳で



ザ・ウォーニング
「ロックは私を力強く感じさせてくれる・・・誰もがみんなそういった大きな方法で繋がっている」

ー・ー

メタリカエンター・サンドマン」のカバーで注目を一身に集めてから10年、ザ・ウォーニングは最も注目を集める若いロックバンドのひとつになりました。

それでも彼女達はまだ始まったばかりです。
4枚目のアルバム『Keep Me Fed』発売前夜、2025年にロンドン・ブリクストンのO2アカデミーでのヘッドライナーの日程が発表されたビジャレアル・ベレス姉妹は、これまで成し遂げてきた全ての事、そして何故自分以外の人達を鼓舞すること以上に重要なことはないと考えているのか、といったことを振り返ってくれました。

記事: エマ・ウィルクス
写真: ダニエル・エルンスト

ザ・ウォーニングは時差ボケを感じていました。
メキシコ🇲🇽モンテレイの自宅でビジャレアル・ベレス姉妹と会った際、Band-Maidのサポート・ツアー後まだ日本🇯🇵から到着したばかりでした。「もしいつもよりもエネルギッシュでないように見えたらごめんなさい」と言ってくれました。

しかし彼女達にのしかかる疲労は、直前までいた場所を考えると未だに彼女達の興奮を冷ますことはできないようです。
「凄かった!」ドラム担当のパウがそう言い放ちます。「私達は3つのショーに出演して全ての公演がソールドアウトだった。それって考えるだけでクレイジーだよね。」

それぞれ24才、22才、19才の彼女達はすでに人生の半分を一緒に演奏することに費やしてきました。10年前(彼女達がまだ文字通り子供だった頃)、メタリカの「エンター・サンドマン」のカバーが急速にバズったことが最初の着火となり、それ以来何百何千マイルもの価値のある経験を積みながら、ステージ上で大人に成長していきました。彼女達の履歴書にはミューズロイヤル・ブラッドヘイルストームなどのオープニングアクトの歴史が、それ以上に自分達でのライブで巨大な数のオーディエンスを集めることも可能に。来年イギリスに再上陸する際にはブリクストンのO2アカデミーでのヘッドライナーを務める予定となっています。

さて、我々はどうやってここへ来たかって?

彼女達の子供時代に戻ってみると、姉妹が最初に触れた楽器はピアノでしたが、2番目の楽器はプラスチックで出来ていました。

実際のところダニーパウアレが初めて一緒に演奏したとき、三人共テレビ画面の前で、ビデオゲーム『ロックバンド』で模造ギターと模造ドラムを叩きまくっていました。彼女達は高いスコアを取るのに釘付けになってたかも知れませんが、やっていることにはそれ以上の意味がありました。
それは、パラモアパニック!アット・ザ・ディスコからメタリカガンズ・アンド・ローゼズといったロック・クラシックに至るまで、数えきれない程の音楽の森羅万象との出会いを意味していました。
しかし『ロックバンド』だけが姉妹の音楽への唯一の入り口ではありませんでした。彼女達がかろうじて鍵盤に届くのに充分な背丈になってからピアノを弾き始めて既にクラシック音楽に精通していた子供時代、家族みんなで観ていたテレビでコンサート・ムービーばかり流していた父親によってさらにその素養を深めていきました。

テレビを観ている時のソファーの心地良さもありましたが、エルトン・ジョンピンク・フロイドミューズクイーンビリー・ジョエルといった有名なコンサートを彼女達は我を忘れて観ることで、音楽の巨人達の足跡を辿りたいという夢が徐々に形成されていきました。

「ロックは私を力強く感じさせてくれるジャンル」パウはそう主張します。「私達がロックをプレイしてる時、姉や妹と一緒にその場所にいるととてもパワーを感じる。ロックは非常にエネルギッシュなジャンルだけど、誰もがそういった凄く大きなもので繋がるジャンルでもあると思う」

3人が音楽作りに挑戦するのは時間の問題でした。「私達は一緒に曲を演奏することに決めて、そこから後戻りはしなかった。その事はとても素晴らしいと感じてた」とダニーは付け加えます。

彼女達の最初のショーは丁度13才、11才、8才のクリスマスパーティーでした。
おそらく当然のことながら、当時数人が眉をひそめました。「演奏をし始めたとき、私達自身は子供とは感じてなかったけど、今最初のショーの写真を見ると私達まるで幼児みたい」とパウは笑います。「私達の周りの人達がなぜそんな風だったのか、今なら理解できるな。「一体何をしてるの?」って。でも演奏を始めてから、私達はやりたい事のビジョンを持って、バンドとして成長し続けたんだ」
「今私達は10年間バンドをやってきて、
「とてもクールだ。あなた方は素晴らしい。私達は誇りに思っているよ。」て私の周りの人は言ってくれる。当時(家族や友人)は少し心配していたけど、今私達の身近な人々はこの成功とツアーとファンを見て、私達がやっていることに安心感を感じているし、天職だと確信してくれている。そうでしょ?」

紛れもなくザ・ウォーニングのダイナミックさはお互い人生を一緒に過ごしてきたという事実によって豊かになりました。彼女達は血縁で結ばれていますが、人間としての彼女達の違いはそれぞれに自然と異なった役割を持ったことを意味しています。
アレは私達を抑えてくれる」とパウは言い、特に三人の中でも最も静かな妹に目を向けました。「私達がリハーサルしているときも、あなたはいつどんな事に線引きすべきかがわかっている。」
「あなたは間違いなくクリエイティブなモーターだな」ダニーパウにそう言います。「あなたはただただ創造的にボールを転がし続けている。」
「あなたはとても素晴らしいフロントウーマンで、人と繋がる才能があるよね」パウがそう返します。「私はドラムの後ろにいて、時々その能力を持ち合わせなくなる。私はなにより、私達が(私達自身の)役割を持っているにも関わらず、ダニーが少し気分が悪い時とか必要な時には間に入ることもある。アレと私が補い合うんだ。
私達はお互いを知ってるから、そういう場合には非常に柔軟なんだ。そして私達はバンドのために何をすべきか知っている。」

これら三人の女性は強力なトリオを形作っているのですが、彼女達はまた彼女達の国の中でも相当進化を遂げています。
メキシコ🇲🇽のバンドをどれだけ知っていますか?
マリアッチ・エル・ブロンクスはカウントしません(アメリカ🇺🇸のパンク・バンド、ザ・ブロンクスのスピンオフバンドだから)。
おそらくあなたが聴いたことがあるのは、ザ・ウォーニングだけかと。現在姉妹と話すと彼女達はラテン系のロックが世界の舞台で支配的ではないという事実を非常に正確に認識しています。
しかし世界的なサクセスストーリーとなる人があまりいないからといって、人々が音楽を崇拝していないという訳ではありません。

彼女達がモンテレイで育ったことは確かにザ・ウォーニングの助けとなりました。国の北部に位置し、メキシコ🇲🇽で最も経済的に繁栄している大都市のひとつであるという他、精神的な音楽の中心でもあるからです。

ライブ音楽への熱意と新興ミュージシャンをサポートするためのインフラという両面の観点から、ビジャレアル・ベレス姉妹は音楽店や音楽教育に簡単にアクセス出来、彼女達がユニットとして繁栄し、自由に国境から解放されるのを助けました。
彼女達は成長しても街に住んだままです。
同様の立場となった他の人は、より大きなハブ拠点(例えばロサンゼルスのような)に移動するため自分自身を根こそぎ移したかも知れませんが、三姉妹はそこから離れるつもりはありません。

「ツアーに行きいろんな世界を見たあとに、メキシコ🇲🇽の言語、メキシコ🇲🇽の文化、メキシコ🇲🇽の食べ物に帰ってくるということ程特別なものはないな。」とパウは言います。

同時に彼女達が勝ち進むと、同胞である他のメキシコのバンド達も勝ち進めます。上昇する潮(しお)は全ての船を持ち上げるからです。
「私達が国際的にこういったステップを踏むと、より多くの人達がメキシコ🇲🇽発信の音楽を見始めるようになってくれるのは非常にエキサイティングなこと。」と彼女は続けます。
「メキシコ🇲🇽で演奏されている音楽の主流は西洋音楽と同じものでロックは間違いなく主流ではないんだけど、メキシコ🇲🇽のロックシーンは最大かつ最も情熱的なオーディエンスを持っている。私達がバンドに会うたびにそのバンドメンバーは「私達はメキシコ🇲🇽に行くのが大好き。ファンはクレイジーだし、いつも超満員で全てのチケットは売り切れるから」といってくれる。」

「あなた達の音楽が世界中の人々と繋がっているのを見るのはとても特別なことです」
ザ・ウォーニングの増え続ける多世代のファンについてパウに聞く

メキシコ🇲🇽音楽のために御旗を掲げることは、姉妹にとっても誇りを持っている点です。そのことをあたかも強調するかのように、ダニーは明るいティール色のメキシコサッカー代表Tシャツを着て身振り手振りでジェスチャーします。
「私達が彼らを代表しているのが好きな人もいれば、私達が彼らを代表していることが気に入らない人もいますね。」と彼女は説明します。
「私達はメキシコ🇲🇽人であることをとても誇りに思っていますし、誇らしげにやっています。」
しかし、プレッシャーがない訳ではありません。「誰かに会ったり、誰かと一緒に仕事をする度に、私達が私達の文化全体を表現することを意識しています。何故なら人々は最高のイメージを持っていないから。普通彼らは私達の文化が常にテレビで観たようなイメージである事を期待しています。私達が他のバンドとツアーをする度にバンドメンバーは「あなた方は私達が一緒に仕事をしてきた中で最も親切で温かい人達です」と言ってきます。一緒になって働くこと、それが私達の文化であり、それが私達の日常の姿なんです。」

メキシコ🇲🇽人のステレオタイプと相反する見た目を見せられたからといって、人々がメキシコの文化をもっと理解しようとしたがるでしょうか?
「メキシコ人はとにかく仕事を終えようと力を尽くしますね」アレがいいます。

「全ては情熱を中心に回ってるんだよね」と付け加えるパウ。「もし私達のカルチャーで何かをしようとするつもりなら、全力投球しなきゃ。私はメキシコ🇲🇽人程勤勉な人々と一緒に働いたことがないから。」


かなり長いインタビューなので
次回へ・・・