(129)ザ・ウォーニング、新アルバムのレコーディングが終了したようです その1 | skyp2tの音楽が好き!

skyp2tの音楽が好き!

80年〜00年代の邦楽・洋楽が大好き!
いいなと思ってる曲を勝手に紹介してま〜す

ブログを書くのは約1ヶ月ぶりです。

年末に罹った流行り病が治ってから体調が若干不良のまま年を越しまして、やや回復傾向になってきたのでブログを書く気力がやっと出てきました。
やはりなによりも健康第一ですね。


さて、久しぶりにこちらから。


メキシコ🇲🇽の三姉妹による次世代ロックバンド

ザ・ウォーニング
(THE WARNING)



左から


ベース担当

三女のアレ

(2004年12月13日生まれ 現在19歳)

ブログお休み中に19歳になりました。

おめでとうございます🎊


ギター・ボーカル担当

長女のダニー

(2000年1月30日生まれ 現在23歳)


ドラム・ボーカル担当

次女のパウ

(2002年2月5日生まれ 現在21歳)



アメリカ🇺🇸フロリダ州タンパに本社がある

ロック&ブルース専門誌


ギター・スリルズ・マガジン


の最新号、2024年1月号の表紙になんと

ザ・ウォーニングが選ばれました。




ちなみに直近の表紙は、リタ・フォード(懐かしい!)とスティーヴ・ヴァイ先生でした。



ザ・ウォーニングの歴史と最新のインタビュー記事が掲載されているのですがもちろん英語です。


ザ・ウォーニングの歴史部分の記事はどうも2023年初頭に書かれた記事のようです。


かなり長い!


完全に訳せたとは言えませんが、とりあえずインタビュー記事の直前まで上げてみます。

意訳と思って読んでください。



ちなみにインタビュー記事によれば、新アルバムのレコーディングは終了したそうです。



ザ・ウォーニングはロックミュージックに待ち望まれてきたアドレナリンの弾丸を注入する


ディシプリン (※1)とは、制御された方法で行動し、働くことが出来るという性質です。

規則や規範に従うことが含まれます。


※1. ディシプリン(discipline)・・・

いくつもの意味がある言葉。

規律・統制・訓練・鍛錬・(鍛錬によって得られる)自制心・克己心 の意味かと。ここでは規律と訳します。



あなたは規律というものが才能を築き上げたいアーチストに当てはまるものだとは思わないでしょう。

それどころかむしろ、規律はアーチストやバンドが自分自身やルーティンに適用出来る最も重要な特性なのです。


あなたは"規律に従っている"などという考え方からは程遠いアーチスト達を思い出すことでしょう。

そんなアーチスト達にルールや基準をライフスタイルに当てはめるなんて突拍子もない事にも思えます。

結局は誰が自制して行動したいのかということなのです。


ファンが送ってくるシグナルに応じてそのルールに従うことは決して受け入れられることではありません。

それはただのマーケティングに過ぎないからです。

全てのアーチストには特定のオーディエンスに自分自身をマーケティングするペルソナ(外界に対して見せたいその人の外面)と手段を持っています。

ジャンルによって異なりますが、アーチストにとってある程度の自己規律(セルフ・ディシプリン)を成功させることは必要とされます。


毎日のルーティンの上に束縛やコントロールがない場合、ミュージシャンとしての生活は短命となることでしょう。


ニール・ダイアモンド

アメリカ🇺🇸ニューヨーク出身の歌手・作曲・編曲・プロデューサー。アダルト・コンテンポラリーのアーチストではビルボードチャートでエルトン・ジョン、バーブラ・ストライサンドに次ぐ世界第3位。2011年にはロックの殿堂入り。


はこんなことを言っています :


"ソングライティングは私が課していた本当にたった一つの規律だった。それは私がソングライティングを本当に嫌っていた理由だ。私は自分自身に規律の類いを課すのは好きではない。でもそうしなければならなかった。"


彼の成功は才能と規律に基づいていました。

それぞれがもう一つなしでは存在し得なかったのです。


あなたは日常のルーティンやライフスタイルに従う必要なんて無い、と思うでしょう。

多分そうかも知れません。

しかし、アーチストにとってルールと高い基準に従うことは、どれだけスポットライトを浴び続けることが出来るのかを決定するのです。リリースするアルバムの質と量をも決定してしまうことになるのです。


規律はある年齢層の人のみにだけ当てはまるのでしょうか?ニール・ダイアモンドが聖歌隊で歌い始めたのは16歳の時でした。

彼は規律の構造を使って素晴らしい結果を生み出しました。ニール・ダイアモンドは世界中に1億3千万枚ものレコードを販売し続けたのです。


今日はギター・スリル・マガジンの2024年1月号の表紙を飾った三人のゲストが来ています。

それには理由があります。

若い三人の女性で構成されている並外れたバンドだからです。

私達は彼女達の成功、そして彼女達のキャリアにどの程度規律が関わったのかを知りたかったのです。


ザ・ウォーニングについて


メキシコ🇲🇽モンテレイ出身の姉妹トリオ


ダニエラ"ダニー"ビジャレアル

(ヴォーカル、ギター、ピアノ)


パウリナ"パウ"ビジャレアル

(ドラム、ヴォーカル、ピアノ)


アレハンドラ"アレ"ビジャレアル

(ベース、ピアノ、バッキング・ヴォーカル)


彼女達は極めて刺激的なリフと予測不可能でスタジアムを満たすリズム、そして感染力のあるボーカルを撒き散らします。


次から次へとウィルスが拡散するようにオンライン上で爆発した後、ザ・ウォーニングはその勢いで『エスケープ・ザ・マインドEP』(2015)、『XXI センチュリー・ブラッド』(2017)、そして『クイーン・オヴ・ザ・マーダー・シーン』(2018)を含む一連の作品をインディーズでリリースします。


静かに1億2千万回のYouTube再生と1千万回のストリームを集めた後、ラバ・レコードからのデビュー・シングルがハード・ロック界で脚光を浴びました。

チョーク」というこのシングル曲は2021年には、リリースから(YouTubeとSpotifyを合算して)920万ストリームに達しています。

以降5枚以上のシングルとメタリカの『ザ・メタリカ・ブラックリスト』アルバムでアレッシア・カーラとのコラボ曲を発表しています。


2022年6月24日には3枚目のアルバム『エラー』がリリースされました。

去年はアメリカ🇺🇸で100公演以上プレイしたザ・ウォーニングですが、ワールドワイドのメディアによれば、今年の初めにはヨーロッパに旋風を巻き起こし、2023年のツアーでは北米/南米ツアーに戻ってくるようです。



ザ・ウォーニングはロック・ミュージックが待ち望んでいたアドレナリンの弾丸を注入する



アーリー・デイズ


全ては2005年、ダニーが5才、パウが3才の時に始まりました。音楽と演劇のアクティビティがあるサマーキャンプに参加したことが彼女達の最初の音楽経験となりました。その後彼女達はピアノのレッスンを始めます。


バーニー


の様な子供向けソングからAC/DCミューズの様なロックンロールまでを聴きました。


数年後の2007年まで早送りして、ダニー8才、パウ6才。彼女達はビデオゲーム『ロック・バンド』に夢中になっていました。これは後に彼女達が演奏する楽器に大きな影響を与えます。


アレは最年少で、音楽に対しては二人の姉とは全く異なるアプローチとなりました。アレが5才になりピアノと音楽のレッスンを始めるまで待たなければなりませんでした。音楽で溢れた家庭環境とロールモデルとなる二人の姉にアレは守られ、きちんと音楽で飛躍できるよう刺激を与え続けられてきました。沢山のミュージック・ビデオを観ているうちにアレはベースに挑戦したいことに気が付きます。何故ならベースが奏でるサウンドを心から好きになってしまったからでした。


三姉妹はバンドを結成しようとは微塵にも感じていませんでした。特にアレは若すぎました。

三人共ただただ音楽をプレイするのが好きなだけでした。

クリスマスホリデーの学園祭でダニーパウは別々に練習してきた曲を一緒に演奏することに決めました。二人はアレを誘って演奏スキルのテストをしましたが、アレはその若さに関わらずあたかも何年も一緒にプレイしてきたかの様なベースラインを繰り出しあっさりとクリアしました。


ステージ上での初めての音楽経験で得られた満足感と楽しさはとても大きなものでした。その後彼女達はそれぞれの楽器に高い目標を設定し、一緒により多くの曲を練習し始めます。高い目標とは彼女達が聴くのが好きだったロックンロールバンドで観たり聴いたりしたそのものでした。


彼女達はリハーサルを録画し、YouTubeチャンネルにアップし始めました。

数人しかいなかったフォロワーは時間と共に増えていきましたが、まだ彼女達がメタリカのカバー曲「エンター・サンドマン」をアップロードするまでそれ程の人数には至っていませんでした。

この動画がインターネットの壁をぶち破ったのです。


ほんの数日の内に動画は急速にバズり、世界中から何百万人もの人々がザ・ウォーニングのハードコアなファンとなりました。


これらのファンは予想だにしない方法で音楽シーンに彼女達を担ぎ上げる一連のイベントを開始します。


この日この動画はさらにコピーされ続けました。

コピーされた動画は実に累計7千万ビュー以上。

それが繰り返しソーシャルメディアに再アップされたことで動画は急速に拡散され、メタリカのメンバー公式に"いいね"され、シェアされ、コメントされるまでに至りました。


この成功とバズりを作り上げたファンに後押しされ、彼女達が演奏したカバー曲はガンズ・アンド・ローゼズレイナード・スキナードコールドプレイミューズ、そしてトゥイステッド・シスターといったバンド達に公式に賞賛され、ミュージックビジネスやテレビ局の首脳陣達同様にバンドはローリング・ストーンズ誌のような雑誌にも注目され始めました。


エスケープ・ザ・マインド(2015年)


その後すぐに彼女達はオリジナルソングを書き始め、2015年1月には彼女達自身が作詞作曲・演奏したファースト・シングルをレコーディングします。

ロックンロールで発見した様々なスタイルやジャンルを演奏し実験することが、彼女達が好んでプレイしていた音楽の種類でした。


この時彼女達は夢を見ていました。


バークリー音楽大学で5週間のサマーコースを受講することを。


彼女達は受講に必要な資金を調達するため、クラウドファンディング・プラットフォームである"ゴー・ファインド・ミー(Go Find Me)"内にキャンペーンを立ち上げました。


彼女達がバズった映像をソーシャル・メディアで見つけたテレビ・プログラム『エレン・デジェネレス・ショー』が彼女達を番組に招待し、そこで彼女達はインタビューを受け、演奏のパフォーマンスを行いました。

エレンが彼女達とソーシャルメディアに種子を蒔いた重要な基盤であるファン達の為にしてくれた大きなサポートのお陰で、バークリー音楽大学に出席するための資金が調達され、トークショーの後、エレン・チューブエレン・デジェネレスのYouTube番組)で引き続きバークリー音楽大学サマーコースでの彼女達の体験がドキュメント番組として放送されることとなりました。



バークリー音楽大学で受講するザ・ウォーニングの三人



ザ・ウォーニングの初期の成功に触発され、このオンライン上の現象が自社のビデオゲームソフト『ロック・バンド』が触媒となっていることに気づいたアメリカ🇺🇸のビデオゲーム開発会社ハーモニック・ミュージック・システム社は、彼女達に手を差し伸べました。会社の施設に招待し、最新バージョンのゲームソフト『ロック・バンド4』に彼女達のシングル曲「フリー・フォーリング」を収録したことを伝えました。

後に無料ダウンロードで彼女達の曲「サバイヴ」が追加されることになります。


この時までに彼女達は、パル・ノルテPal Norte: 地元メキシコ🇲🇽モンテレイの音楽フェス)やSxSWサウス・バイ・サウスウェスト:テキサス州オースチンの音楽・映画複合イベント) の様な大規模イベントなどを含むアメリカ🇺🇸やメキシコ🇲🇽周辺各地で演奏するオファーを受け始めていました。


トウェンティーワン・センチュリー・ブラッド

(2017年)


これらのショーや異なった会場で演奏している合間を縫って、彼女達はファーストLPの為の作曲を開始しました。

プロデューサーやレコード会社からの数々のオファーに彼女達は大きな失望を抱えていました。


彼女達に近づいては、彼ら自身の音楽性とスタイルで支配権を得るという前提条件のみで彼女達とサインしようとしたからです。


彼女達は支配される代わりに、自分達のイメージやアウトプットする創造性を自らが完全にコントロールするため独立することに決めました。


2016年を通じてレコーディングを続けられ、彼女達によって作詞作曲された13曲の編集とミキシングを経て、初めてのスタジオ・アルバム『トウェンティーワン・センチュリー・ブラッド』が誕生しました。


『トウェンティーワン・センチュリー・ブラッド』は2017年3月27日にリリースされました。

合わせて彼女達のファーストシングル「トウェンティーワン・センチュリー・ブラッド」は6分間のコンセプト・ミュージック・ビデオになりました。このMVは世界中の注目を集め、フィルム・フェスティバルでいくつもの賞を受賞することとなります。


クィーン・オヴ・ザ・マーダー・シーン

(2018年)


この年の前半を通して彼女達は曲を書き続けました。曲の寄せ集めをリリースするのではなく、ストーリーラインが形作るコンセプトアルバムを作り出すアイデアは形になりました。

ファースト・アルバムの特定な曲で既に探究されていたように、心理的な事柄に魅了され、彼女達はリスナーを報われぬ片想いから失望、強迫観念、統合失調症、バイオレンス、殺人、そして彼女自身の逃れられない死までを漂流する若い女性の心の中の旅に誘(いざな)うことにしました。

その結晶の産物がセカンド・アルバム『クイーン・オヴ・ザ・マーダー・シーン』となりました。

このアルバムは、録音/編集/ミキシング/マスタリング/CDやデラックスダブルLPの物理的なコピー製作に至る全ての工程が、彼女達の巨大なファンベースによって過度に成功したキックスターター・キャンペーン(クラウドファンディング)によって全て資金調達されました。


2018年11月25日、アルバムはヴァッケン・メタル・バトル2017(Wacken Metal Battle)の勝者ジェット・ジャガーJet Jaguar:メキシコ🇲🇽のメタルバンド)との共同ヘッドライナーショーにて公式にリリースされました。


2019年はアルバム『クイーン・オヴ・ザ・マーダー・シーン』のプロモーションで世界中にライブ・パフォーマンスがさらにマークされました。

それはアメリカ🇺🇸ハリウッドの伝説的ライブハウス"ウィスキー・ア・ゴー・ゴー(Whisky a Go Go)"への帰還から始まりました。この時はフルで2時間のヘッドライナーショーを敢行しました。その年の後半、彼女達は地元メキシコ🇲🇽モンテレイのライブハウス"フォロ・ディディ(Foro DiDi)"でソールド・アウトのショーを行い、そこで初のスペイン語の新曲「ナルシシスタ」を初披露。この曲はすぐにファンのお気に入りとなりました。

また彼女達はコロンビア🇨🇴のボコダで開催された南米最大の権威あるロック・フェスティバル"ロック・アル・パルク(Rock al parque)"でも演奏しました。年の終わりは彼女達の友人であるエルカ・サティバEruca Sativa: アルゼンチン🇦🇷のロックバンド)とアルゼンチン🇦🇷ツアーに乗り出しました。この年はアメリカ🇺🇸ニューヨークのライブハウス"マーキュリー・ラウンジ(Marcury Lounge)"での2デイズでショーを締め括りました。


2020年の初め、次のアルバムと北米ツアーの圧倒的な成功の為に2回目のキックスターター(クラウドファンディング)キャンペーンを始めました。600%以上の資金提供を受け、メキシコから出て来た最も成功したクラウドファンディングとなると共に、ロックのジャンルでは世界で6番目に成功したクラウドファンディングとなりました。


初の広範囲な北米ツアーは既に設定されていました。3月の頭にはアメリカ🇺🇸とカナダ🇨🇦で23日間のショーの予定が入っていました。

不幸なことにコロナウィルスの蔓延により水を差される事態となりました。


それにも関わらず彼女達は完売した"ウィスキー・ア・ゴー・ゴー"やテキサス州ブラウンズビルの"クロスロード・フェスティバル(Crossroads Festival)" 、メキシコ🇲🇽メキシコシティの音楽フェス"ヴィヴェ・ラティーノ・フェスティバル(Vive Latino Festival) 、そしてメキシコ🇲🇽のスターバンド、

モデラットModeratto: メキシコ🇲🇽のグラム・ロックバンド)


ストライパーStryper : 80年代LAメタル好きならお馴染み、あのストライパー)と共演するなど、公演が中止になる前に前回の2倍以上のショーで演奏する機会を得ることが出来ました。


『エラー』(2022年)


しかし、2020年は全く他の理由でザ・ウォーニングの歴史にマイルストーンが刻まれます。


彼女達の演奏を見たユニバーサル・ミュージック・グループのいちレーベル、ラバ・レコード(Lava Records)の責任者であるジェイソン・フロム(Jason Flom)がバンドに興味を示したのです。最初の話し合いの後、彼女達のビジョンを信じ、彼女達が望まないことをするように影響を及ぼそうとすること無くサポートする事を真剣に考えてくれている、遂に強力なパートナーをバンドが見つけたことが明らかになりました。


7ヶ月間に渡る交渉の末、ザ・ウォーニングは遂にラバ・レコードと5枚のレコード契約を結び、アメリカ🇺🇸のメジャーレーベル傘下に所属する最初のメキシコ人になったのでした。


その年の後半、彼女達はアメリカ🇺🇸ニュージャージー州のスタジオに入り、スタープロデューサーのデヴィッド・ベンデス(David Bendeth)と3枚目のフルレングス・アルバムを録音しました。そのアルバムは2022年か2023年に発売されるだろうと言われていました。


2021年の5月21日にザ・ウォーニングはアルバムに先駆けて「チョーク」という曲を最初のシングルとしてリリースしました。「チョーク」は、メキシコ🇲🇽、ペルー🇵🇪、そしてアイルランド🇮🇪のストリーミング・ロックチャートで一位を獲得しました。


チョーク」のビデオクリップはその年が終わる前迄にYouTubeで160万回再生を集め、シリウスXM(Sirius XM : アメリカ🇺🇸とカナダ🇨🇦で放送されている通信衛星を使用したデジタルラジオ局)オクタン(Octane: シリウスMXのハードロックチャンネルのヘビー・ローテーションにも選ばれました。


さらにシングルは「エヴォルヴ」「マルティリオ」「ディサイプル」「アニモシティ」と4枚続けてリリースされました。

アニモシティ」のビデオクリップは、ウェブトゥーンWebtoon: アメリカ🇺🇸の"ウェブマンガ"のプラットフォーム)とのコラボでアーチストのグレーヴウェーバー(Graveweaver)のマンガ、『アイム・ザ・グリム・リーパー(私は死神)』のアニメーション素材が使われました。


10月8日、彼女達は遂に『メイデイ』という6曲入りのシングルをリリースしました。

事前の視聴会情報としてシングルの5曲にプラスして、エネルギッシュな曲「Z」が含まれることがわかりました。


彼女達はまたメタリカの30周年記念プロジェクトである『ザ・メタリカ・ブラックリスト』に参加し、カナダ🇨🇦のグラミー賞受賞歌手であるアレッシア・カーラと共に「エンター・サンドマン』のニュー・ヴァージョンをレコーディングしました。このアルバムの全ての収益は慈善団体に寄付されました。

このカバー・ヴァージョンは後にマーベルのビデオゲーム『ミッドナイト・サンズ(Midnight Suns)』とネットフリックスシリーズの『ザ・インパーフェクト(The imperfects)』のトレイラー(紹介動画)のバックグラウンド・ミュージックとして紹介されました。


パンデミックが終わりに近づいた2022年には、年間100以上のショーで演奏しました。

"サウンド・オヴ・ミュージック(Sound of Music)""アップヒーバル(Upheaval)""ロック・フェスト(Rock Fest)""ラウダー・ザン・ライフ(Louder Than Life)""アフターショック(Aftershock)""ロック・アル・パルク(Rock Al Parque)"など名高いロック・フェスティバルだけではなく、"サマー・ツアー"でのヘイルストーム(Halestorm)ザ・プリティ・レックレス(The Pretty Recless)のサポート・アクト、カナダ🇨🇦のスリー・デイズ・グレイス(Three Days Grace)による"エクスプロージョン"ツアーのサポート・アクト、そして彼女達自身のヘッドライナー・ツアー"メイデイ・ツアー2022"の3つのツアーで演奏しました。

また彼女達はフー・ファイターズ(Foo Fighters)のオープニング・アクトとして招待され、メキシコシティで6万人以上人々の前でショーを行った他、ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns'n'Roses)の地元メキシコ🇲🇽モンテレイでのスタジアム・ショーのサポート・アクトも務めました。


ツアー中に彼女達の最新アルバム『エラー』が6月24日に遂にリリースされ、批評家やファンから高い評価を得て、世界中のロック/メタルチャートにチャートインしました。


2023年早々にはヨーロッパをツアーすることが計画され、ドイツ🇩🇪の双子のロックフェスティバル"ロック・アム・リング(Rock am Ring)""ロック・イム・パルク(Rock im Park)に既に招待されています。



やはり長い!



しかし結構重要な情報が入っていました。



○初期にインディーズでアルバムを出した理由。


○メキシコ🇲🇽からアメリカ🇺🇸の名門、バークリー音楽大学で音楽を学んだのは5週間のサマーコースで、三人が自らクラウドファンディングを集めて夢を叶えたということ。


○2枚目のアルバムもクラウドファンディングで製作・販売されたこと。


ザ・ウォーニングはアメリカ🇺🇸メジャー・レーベル傘下と契約した初のメキシコ人だということ。


そしてザ・ウォーニングの三人がバンドを組んだ時から、多くのファンに助けられ支えられてきたということ。


ファンに対する、そして音楽に対する真摯な姿勢の理由の一端がわかったような気がします。




最新のインタビュー記事は次回に。


それでは。