左から
ドラム・ボーカル担当
次女のパウ
(2002年2月5日生まれ 現在21歳)
ギター・ボーカル担当
長女のダニー
(2000年1月30日生まれ 現在23歳)
ベース担当
三女のアレ
(2004年12月13日生まれ 現在18歳)
10月22日にメキシコ🇲🇽の首都、
メキシコシティで行われたワールド・ツアー凱旋ライブについては、
以前『(116)ザ・ウォーニング 新曲2曲を初披露』
バンド結成10周年記念ということで作成された動画だそうです。
バンドを始めた時、私は7才。
そうそう、7才だったか8才になったばかりだったのか、はっきりとは覚えていません。
それって凄いことです。
写真ではこんな感じです。
私はまだちっちゃな子供。
凄いですね。
私達は幼い頃から楽器を演奏していました。
それまで私達は一緒に演奏したことがありませんでした。
つまり元々バンドを組む計画はなかったんです・・・。
私達それぞれがバンドを結成して楽器を演奏するつもりだった・・・。結果こうなったんです。
ひとりだった時代は重要かって?
全然重要じゃない。
ひとりだった時代・・・
なんにも無かった。
ただ楽しみのためだったかな?
一緒に出来ること、それが一番だったんだと思います。
私達みんな若かったし、楽しいことでした。
そしてそのことが私達が一緒に演奏を始めた理由だったんです。
同時に、一緒に音楽を作り続けるという考えが生まれた瞬間でした。
かなり大きな変化だったと思います。
ライブで演奏し始めると人々が私達を知っていることに気づきました。
そして私達の音楽と私達についてももっと知りたがっていました。
あなたは何を得ましたか?
あなたは何を成し遂げましたか?
あなたは何者なんですか?
私は何者なんだろう?
年がら年中、
私の14年間はバンドにとってとても強靭な瞬間でした。
それから私達は音楽を真剣に受け止め始めました。
そう、それが今の私の仕事になったんです。
質問
10年選手のバンドをやってきた事への代償はありますか? 23才時点で?
代償?
ザ・ウォーニング
私達は一緒にたくさん成長し、お互い沢山助け合ったと思います。
私達が育ったこの環境下で成長することは普通の人が育った環境とはかなり異なってました。
10年・・・
私の人生の半分です。
私達がそれを望まなかったという訳ではないのですが、バンドが表舞台に飛び出るという事はそれまでありませんでした。
ブーム。
思うにYoutubeで私達の演奏がじわじわと広まっていったその時が、明確に私達のキャリアが始まった時だったんです。
その時は全てを経験するということの意味が理解できずにいました。
「あなた達がしていることはとても素敵なこと。多くの若い少女達にインスピレーションを与えると思うわ」
※『エレンの部屋』(アメリカ版『徹子の部屋』に出演したザ・ウォーニングが有名司会者エレン・デジェネレスからかけられた言葉
それは私達が正式にバンド活動を始めた瞬間となりました。
私は何の恨みも持ってはいませんが、沢山の不安と恐れを抱えていた小さな頃のダニーを記憶しています。
疲れますけど、妹達と一緒に出来る・・・
両親や私達のチームと一緒に音楽が出来る。
彼らは本当にファミリーのようなものです。
百万年後とかではなく、一人で音楽をやっている姿が想像出来ません。
信じられないことに、
決して経験するとは思いもしなかったことをこれまでに経験してきました。
私は色々なことをもっと経験することが出来ますし、とても愛している人達とも一緒にいます。
それがどんなに素晴らしく挑戦的なことでも、私はそれを一緒に出来る・・・
私のファミリーと一緒に・・・
あの日私は沢山泣きました。
もはやカバーをする事も無くなりましたし、私達はもはやカバーバンドでもありません・・・
私達は自分自身のアルバムをリリースしています。
私達のチームは成長していますし、
そう、私ひとりじゃなく、ルディ、カルロス、ラロ(マネージャーやスタッフ)もいます。
なぜ人々に自分達のライブを見せたいと思ったのかすら思い出せません。
突然オートパイロット(自動操縦)状態になる。
私は自分自身が演奏しているのを見るたびこう言っているんです。「どうやったらこんな事が出来るの?」って。
私達はどの時点でそういった事を学んだのでしょう?
長年に渡って私達はたくさんの演奏をしてきました。
私達はとても重要な人達のオープニングアクトという本当に素晴らしい経験をしてきました。
それは"100万人に1人"のチャンス!
私達がどうやってそこに辿り着いたのかは理解出来ません。
確かにそのパフォーマンスを千回も見ました。
私達が彼らといる事自体信じられなかったからです。
私達のキャリアで最も重要な瞬間だと思うもの、
それはミューズのオープニング・アクトでした。
一ヶ所でこんなに沢山の人を見るのは驚きです。
どの時点で?
沢山の人がいます。
オーディエンスの成長の変化を感じています。
私達の国だけではなく、世界中の国々で。
私達がツアーに出てから50日が経過しました。
そして私達のキャリアでプレイした中でも最大のスタジアムで演奏しようとしています。
私達がこういった事を10年間続けているというのはとても奇妙なことです。
まだ始まったばかりのような気がするから。
歴史の一部になれるなんて素晴らしい!
それが私達であり
家族・・・
それが私達の仕事です。
言いたいことが分かりますか?
それが私。
それが私達。
その瞬間を説明する術はありません。
私は多くの事を学び、とても成長してきました。
もしこの事が今の私達に起こっていることであるなら、未来は私達に何をもたらすのでしょうか?
そう、
私達は成長し続ける事を望んでますし、私達全員が一緒に音楽を続けていけることを願ってます。
私達はひとつのファミリーとして成長しました。
私達は音楽が大好きで、共に音楽を続けられる事が望みなんです。
音楽は私の人生の大部分を占めています。
この10年間続けられた事をとても嬉しく思いますし、
もっと多くの人達のために音楽を続けることが出来ます。
10年間ありがとう。
それでは。