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ザ・ウォーニングがビデオゲームプレイヤーからロックバンドのミュージシャンになった経緯
人気の音楽ビデオゲーム"ロックバンド"を演奏することから始まり、最終的には実際にロックバンドになったバンドが、
そのビデオゲームに収録された曲を自身のバンドの楽曲の中からゲームメーカーに選ばせた、
なんて話を聞くことは、そう滅多にはありません。
ザ・ウォーニングのクリエイティブな若き姉妹達は、テレビゲームのテレビ画面を通り過ぎて、現実の音楽の世界へと入ってくることができたのです。
メキシコ・モンテレイ出身の
ダニエラ(ダニー)
パウリナ(パウ)
アレハンドラ(アレ)
のビジャレアル三姉妹は、現在メキシコとアメリカをツアーしており、その音楽的才能を披露しています。
2014年に自身のyoutubeチャンネルにアップしたメタリカの「エンター・サンドマン」のカバーは口コミで広がり、現在までに1,700万回以上再生されました。
それがエレン・デジェネレスの興味を惹き、彼女のTVショー「エレンの部屋」へと出演を果たすに至ったのです。
2015年にはEP「エスケープ・ザ・マインド」、2017年にはデビューアルバム「21センチュリー・ブラッド」を発売しており、
バンドはセカンドアルバムをレコーディングするためにロサンゼルスに向かうことを発表しています。
彼女達は新世代のロックンロールとオールドスクールのロックを完璧に融合させ、ファンが愛する音楽を生み出しています。
ザ・ウォーニングについてさらに学び、ダニー・パウ・アレそれぞれから自身の音楽にインスピレーションを与えるものや、何千人ものファンの前で演奏する際に使用するのが好きな楽器について聞くことが出来て、嬉しく思っています。
あなたは警告(WARN)されました:
今人気上昇中の彼女達、ザ・ウォーニングに注目です!
〈インタビュアー: GGM〉
皆さんは幼い頃から音楽を始め、よちよち歩きの幼児の時にもう初めての音楽フェスに行ったんですよね。
あなた方の両親はミュージシャンなんですか?
それとも音楽のバックグラウンドを持っていたんでしょうか?
〈ザ・ウォーニング: TW〉
いいえ、私達の両親はミュージシャンでは無いんですけど筋金入りの音楽愛好家で、父はここモンテレイでレコーディングスタジオを所有していたので、
私達は自然と音楽に囲まれて過ごしていたんです。
〈GGM〉
私達のサイトに「アーチストが"ロックバンド"で楽器を学ぶこと」について語っている別のインタビュー記事があったんですけど、
ビデオゲーム"ロックバンド"が、あなた達が演奏している楽器を決定する上で非常に影響があった、と語っていましたね。
"ロックバンド"を始めたのは何才の時ですか?
どの楽器に惹かれましたか?
どのくらいの頻度で演奏してましたか?
〈TW〉
ええ!"ロックバンド"は私達にとって大きなインスピレーションでした。
毎日のように遊びましたよ。姉妹で一緒にプレイ出来て最高でした。
パウは大抵ドラムセットに直行し、私はギターを手に取りました。
アレはまだ幼すぎて演奏は出来ませんでしたけど、私達が演奏している間はずっと踊り回ってました。
当時私が8才、パウは6才、アレは3才でした。
〈GGM〉
実際の楽器に移行したのはいつですか?
〈ダニー〉
ギターを手に取ったのは8才の時でした。
私達は全員ピアノが弾けたので、ピアノのおかげで音符などで苦労することはありませんでした。
〈パウ〉
父は"ロックバンド"で、私が年齢の割に非常に優れた協調性を持っていることに気がつきました。
ゲームでドラムを演奏するのが好きだったんで、実際に演奏する方法を学びたくてドラムを選択しました。
私がドラムを始めたのは6才ですね。
〈アレ〉
当時"ロックバンド"を演奏することは出来ませんでしたが、姉達の演奏を見てるのは楽しかったです。
理由はわからないのですが、演奏する楽器として最初に選んだのはハープでした!
でも、ベースの音と感触が大好きなので、今となってはハープを選ばなくて良かったです。
ベースを手にしたのは6才の時でしたが、実際に弾き始めたのは7才になってからです。
〈GGM〉
元々本当にバンドを始めるつもりはなかったそうですが、2014年にyoutubeにアップしたメタリカの「エンター・サンドマン」の練習動画が口コミで広がり、結果あなた方の決断を下すこととなります。
動画は1,700万回以上再生されました。
メタリカ以外にあなた方の音楽に影響を与えたバンドはありますか?
〈TW〉
私達はクラシック音楽からポップスまであらゆる種類の音楽を本当に聴いていて、その全てが私達の音楽に大きな影響を与えていると思います。
私達に最も影響を与えたバンドは、
メタリカはもちろんですが、その他
ミューズ
マイ・ケミカル・ロマンス
〈注〉アメリカ🇺🇸ニュージャージー州のエモ/スクリーモ・ロックバンド
クイーン
〈注〉ご存知イギリス🇬🇧ロンドンの伝説的ロックバンド
ピンク・フロイド
〈注〉こちらも有名、イギリス🇬🇧イングランド🏴のプログレッシブ/ブルーズロックバンド
ですね。
〈GGM〉
影響を受けた女性ミュージシャンは?
〈TW〉
ええ!たくさんいますけど、何人か挙げると、
ヘイリー・ウィリアムス(HAILEY WILLIAMS)
〈注〉昔かなり好きだった、アメリカ🇺🇸テネシー州のエモ/パンクバンドパラモアの紅一点フロントマン。ダニーも好きだったとは!
エスペランサ・スポルディング(ESPERANZA SPALDING)
〈注〉グラミー賞最優秀賞新人賞を受賞しているアメリカ🇺🇸オレゴン州出身の「唄う天才ジャズベーシスト」。バークリー音楽大学出身ということでダニーがよく知っていたのかも。
簡単に調べた限りではかなりの苦労人だそうで。曲を知らなかったのでこれから聴いてみます。
シーラ・E(SHEILA E)
〈注〉80年代にソロアルバムがヒットしたアメリカ🇺🇸カリフォルニア州の歌手/ラテンパーカッショニスト。シンバルキックといえば、吉川晃司かこの方、ってくらい有名。
リジィ・ヘイル(LZZY HALE)
〈注〉アメリカ🇺🇸ペンシルベニア州のロックバンドヘイルストームの紅一点フロントマン
です。
〈GGM〉
「エレンの部屋」に出演できたのはとても素晴らしい機会でしたか?
その時の事を教えてください。
〈TW〉
「エレンの部屋」から私達に出演の連絡をくれた時から、本当に素晴らしいことばかりでした。
番組で演奏する曲の短いバージョンを準備しなければならなかったんですけど、オジー・オズボーンの「クレイジー・トレイン」を演奏したんです。
何百万人の視聴者がいるというのを知っていたので、私達は自分達のパフォーマンスに少し緊張していました。私達はエレンに会う前の自分達にショックを受けてました。
番組に出演するまでエレンに会っていなかったんで、彼女に会った瞬間のリアクションはあなたがテレビで見たそのままです。
私達はずっとずっと、そのあともずっと笑顔でした。
〈GGM〉
ハーモニック・ミュージック・システムズは"ロックバンド"で楽器を学び始めたあなた方の話に非常に感銘を受けて、"ロックバンド4"にあなた方のシングル1曲を収録しました。彼らはどのシングルを選んたのでしょうか?その理由は何だったのでしょうか?
〈TW〉
当時私達は最初期の作品のEPをリリースしたばかりだったので、ハーモニック社が私達がこの素晴らしい機会をサプライズで与えてくれた時、丁度楽曲作りのコツを掴んできたばかりでした。
"ロックバンド4"に選ばれた曲は「フリー・フォーリング」で、更に2曲目の曲がある事をとても嬉しく思っています。
「サバイヴ」という曲で、ファーストアルバム「21センチュリー・ブラッド」に収録されています。
〈GGM〉
それはエキサイティングだ。おめでとう。
一緒にミュージシャンになる事で、姉妹の絆が強まりましたか?
〈TW〉
私達は姉妹としては本当にとても仲が良いです。私達は親友ですが、一緒に遊ぶことでもっと親密になれると思います。姉妹で遊べることはとてもクールな事です。
一緒に音楽を演奏するのが大好きだと、みんなに代わって言っておきます。
〈GGM〉
あなた方がアーティストになったきっかけとなったアイドルはそれぞれいますか?
〈アレ〉 ポール・マッカートニー
〈注〉ご存知ビートルズのベーシスト/ボーカリスト。
〈パウ〉ニール・パート
〈注〉プログレッシブロックからハード・プログレのフォーマットを創出した、ギター/ベース/ドラム編成のカナダ🇨🇦の天才的トリオバンドラッシュ(RUSH)のドラマーであり、バンドの頭脳。
この名前がパウから出たのを知った時、はっきりいって震えましたね。
ダニー: デヴィッド・ギルモア
〈注〉ピンク・フロイドのギタリスト、ってダニーも渋いなー。10代(当時18才!)でギターやってる女子が、普通憧れのギタリストにギルモアって言わないでしょ、普通。
まだインタビューは続きますんでここで一旦区切りますけど、
普通今時の10代の女の子が挙げないようなミュージシャンを「アイドル」だ、
という三人のインタビューを初めて読んだ時、頭がクラクラ来ました。
ベース: ポール・マッカートニー
ドラム: ニール・パート
ギター: デヴィッド・ギルモア
って、ただのスーパーバンドですからね。
組み合わせを想像しただけでクラクラするわけです。
やっぱりゲームソフト"ロックバンド"の影響は凄いなと。
本日はここまで。
〈追記〉
高橋幸宏氏に続いて坂本龍一氏も・・・
YMO、初期のソロはめちゃくちゃ聴いてて影響受けたミュージシャンなので残念極まりないです。
細野さんは数日前ハリー・スタイルズと写真を撮ってたのでまだお元気かと。
音楽図鑑ではこの曲が好きだったなあ。
ETUDE
R.I.P.