ザ・ウォーニング: 日本文化の影響をめちゃ語ってた!(その1) | skyp2tの音楽が好き!

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いいなと思ってる曲を勝手に紹介してま〜す

今回も
メキシコ🇲🇽の三姉妹による次世代ロックバンド


ザ・ウォーニング
(THE WARNING)






についてです。




次女でドラム担当のパウ

最近のインスタストーリーがこちら

👇




正座して「残酷な天使のテーゼ」聴いてるらしいです

照れ

よくわかってらっしゃる。





今回はそれに大きく関連したザ・ウォーニングの過去のインタビュー記事を最近発見しましたので、

ご紹介しようかと思います。




Scoop誌



Scoopというホビーやサブカル情報を毎週金曜日に発信している、アメリカ🇺🇸メリーランド州発の無料のネット・ニュースレター。

その2017年頃の記事にインタビューが載ってました。




それがこちら

👇





インタビューがちょっと長い上に、門外漢にはマニアックで分かりづらい単語もありますので、注訳をつけながら複数回に分けて掲載します。


非常に興味深い記事なのでぜひお付き合いを。



ザ・ウォーニング(バンド):
ポップカルチャーからのインスピレーションと音楽との出会い


ザ・ウォーニングはメキシコ・モンテレイ出身のポップカルチャーにインスパイアされたロックバンドで、ダニエラ(ダニー)パウリナ(パウ)アレハンドラ(アレ)ビジャレアル姉妹をフィーチャーしています。

彼女達は2014年にyoutubeチャンネルでメタリカ(注1)の「エンター・サンドマン」をカバーしたことで存在が知れ渡り、メタリカのリード・ギタリストであるカーク・ハメット(注2)からも称賛され、ミューズ(注3)デフ・レパード(注4)コールドプレイ(注5)らからも注目されました。

ザ・ウォーニングは2015年に「ESCAPE THE MIND」というタイトルの6つのオリジナル曲入りEPを、そして2017年にはデビュースタジオアルバムの「XXI CENTURY BLOOD」をリリースし、3枚目(実質は2枚目)のアルバム「QUEEN OF THE MURDER SCENE」がリリースされたばかり。

デフ・レパードザ・キラーズ(注6)のオープニング・アクトを務め、数多くのロック・フェスティバルや『エレンの部屋(注7)』にも出演。
バンドは最近初ツアーを終えたばかりです。

Overstreet AdvisorのArt Cloosとのインタビューで、バンドとその父親、ルイス(注8)がポップカルチャーへの関心とインスピレーションについて語ってくれました。

Scoop紙(以下S): メンバーの皆さん、そしてルイス、忙しい中このインタビューに時間を割いて頂きありがとうございます。
ザ・ウォーニング: ありがとうございます。こちらこそ光栄です。

S: パウ、あなたはとても忙しい秋を過ごしていますね。ザ・ウォーニングで何が起こっているのか教えてくれませんか。
パウ: 今バンドでは多くのことが進行中です。
セカンドアルバムのリリースと新しいライブショーにも取り組んでいるので、やらなければいけないことが目白押しで、とても忙しいです。
S: では、新しいアルバムについて教えてください。
いったいどんなアルバムなんですか。
パウ: このアルバムは私達の最初のコンセプトアルバムなので、非常にエキサイトしています。
私達はこのアルバムで物語を語っています。とても暗い話です。ご存知のようにこのアルバムは「QUEEN OF THE MURDER SCENE」といい、ストーリーが展開されるにつれて主人公の様々な感情に焦点を当てたかったので、曲の全体的なムードが大きく変化しました。

S: パウ、コンセプトアルバムのアイデアはどの様に思いついたのですか。
パウ: 映画や本など色々な物語を読んだり観たりすることからインスピレーションを得て、同じような方法で何か物語を伝えられないかと考えました。私は2年前にこのアルバムの物語を思いつきましたが、この2年間で最初の物語から大きく変わりました。
私達三人が取り組んでいくうちに物語はより発展した特別なものになりました。

S: アルバムの歌詞を書くにあたって使われたあなたのまわりの興味について話しましょう、パウ。あなたの興味は何ですか。
パウ: 私はいろんなものをたくさん読むのが好きで、主にファンタジー系の本が好きです。もちろん映画も好き。主にアクションものなんですけど、最近はアニメを見ることがとても好きですね。
新しい音楽を発見したり、Spotifyでプレイリストを整理するのにも多くの時間を費やしてます。

S: アニメが好きなんですか。
あなたが観ているお気に入りはありますか?
パウ: おぉ、結構アニメは見てきたんで難しい質問ではあるんですけど、あえて挙げるなら、


鋼の錬金術師(Fullmetal Alchemist(注9)
ブラザーフッド ファイナルファンタジーXV(Brotherhood)(注10)
NARUTO -ナルト-(NARUTO)(注11)
僕だけがいない街(Erased)(注12)
デス・パレード(Death Parade)(注13)
文豪ストレイドッグス(Bungo Stray Dogs)(注14)
メカクシティアクターズ(Mekakucity Actors)(注15)


ですね。


〈注: 解説〉




注1. アメリカ・ロサンゼルスのアリーナロックバンド。スラッシュメタルの先駆的バンド。ちなみにドラムのラーズ・ウルリッヒはデンマーク出身。元々熱狂的なN.W.O.B.H.M.収集家でイギリスまでバンドの追っかけをしていたマニア気質。
注2. メタリカのリードギタリスト。
注3. イギリス・イングランド・デボン州の三人組オルタナバンド。ザ・ウォーニング三人共ミューズの大ファン。
注4. イギリス・イングランドのアリーナロックバンド。N.W.O.B.H.M.ムーブメントから頭角を表し、アメリカで大ブレイク。1987年にリリースしたアルバム「ヒステリア」は全米チャート1位となり、2018年までに2,800万枚を売り上げるモンスター級アルバムとなった。
注5. イギリス・ロンドン出身のオルタナロックバンド。
2021年には韓国のボーイズ・グループBTSとのコラボ曲を発表。
注6. アメリカ・ラスベガス出身のニューウェーブロックバンド。
注7. THE ELLEN SHOW。アメリカ・ワーナー・ブラザース・テレビジョンが2003年〜2021年まで放送していたアメリカ版「徹子の部屋」。画像はザ・ウォーニング出演時(多分2015年)。
注8. 三人のお父さん。サブ・カルチャーとの関わり合いについてはかなりお父さんの影響が大きいよう。




注9. 荒川弘原作のファンタジー漫画。『月刊ヤングガンガン』で
2001年〜2010年まで連載。2003年にアニメ化、2017年には実写映画化された。
注10. スクエア・エニックス制作のゲームソフト「FINAL FANTASY XV」のオリジナル・ネットアニメシリーズ。
注11. 岸本斉史原作のバトルアクション漫画。『週刊少年ジャンプ』で1999年〜2014年まで連載後、2002年にアニメ化された。
注12. 三部けい原作のサスペンス漫画。『ヤングエース』にて2012年〜2016年まで連載。同2016年にアニメ化、2017年には Netflixで実写化された。
注13. 立石譲が制作・脚本・監督を務め2015年にテレビ放送されたオリジナルアニメ。
注14. 朝霧カフカ原作・春河35作画によるバトルアクション漫画。2012年より『ヤングエース』で連載中。2015年にアニメ化された。
注15. ニコニコ動画出身、音楽家・小説家・脚本家のじん(自然の敵P)による『カゲロウプロジェクト』から派生したアニメ。2014年に放送された。




次のブログに続きますが、その前に最近youtubeに投稿された、去年のツアーからの公式動画を。
複数のカメラで撮影されたものを編集しているので
見応えありです。


2022年8月29日 メキシコシティでのライブから
この曲を、


4分32秒

DISCIPLE


to be continued...