1998年9月23日発売 内田有紀 9thシングル
『ハートブレイク スナイパー』KIDS 370
カップリング曲
作詞 森雪之丞 作曲・編曲 I.N.A.
エルミタージュの砂漠
残念ながら今回一番話したい「エルミタージュの
砂漠」は、youtubeにありませんでした。
なので表題曲を。
作詞 森雪之丞 作曲・編曲 I.N.A.
ハートブレイク スナイパー
表題曲「ハートブレイク スナイパー」は文字から
受けるイメージ含め、
hide with Spread Beaver「ピンクスパイダー」似の
デジタルロック。
※「デジタルロック」は、
日本での造語でデジタルと融合したロックで、
ドラムンベースやインダストリアルもまとめて
そう呼ばれていたらしい。
と書いてから、作曲・編曲・プロデュース・マニピュレートまでを手がけるI.N.A.について調べたら、
本当にhide with Spread Beaverのメンバーだそうで。
パーカッションとマニピュレーター担当ということで
ビックリ。
ほんまもんの方でした。
ピンクスパイダー
LUNA SEAのJとSUGIZOがhideのPV映像と
コラボしたLIVE
公式はこちら👉 内容激しいので年齢認証ありです
もともとはhideが楽曲制作、プロデュースまでする予定が多忙となったために、盟友が代わりにプロデュースした経緯があるらしく、さらにビックリ。
そんな中1998年に5月2日にhideが急逝。
「ピンク スパイダー」が発売されたのが
1998年5月13日。
内田有紀の「ハートブレイク スナイパー」が
発売されたのがその4か月後の9月23日。
それ考えると内田有紀は結構音楽性先取りだったのかも。
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1998年間前後に流行っていたデジタルロックといえば、古くは
The Prodigy(プロディジー)やThe Chemical Brothers(ケミカル・ブラザーズ)。
それからBoom Boom Satellitesとか、
ちょっと後だけど、2005年のフジロックフェスのLiveを。
デジタルロックだと、確かオランダのDelightのこの曲はよく聴いていたな、と思ったら2006年の発売でした。
どちらかというとゴシック系かも。




















さて、本題の「エルミタージュの砂漠」の曲の
イメージはこんな感じ。
詩のイメージは、砂漠に何百、何千年もの間眠り続けている遺跡たちが見る夢について。
曲のイメージは、何日も砂漠を彷徨い気が遠くなっていくなか陽炎(かげろう)のような幻をみるが、それを断ち切るかのようにヘリが救出に。そしてそのことで現実に戻ることができる。
そんな感じ。
不思議な曲です。
他ではあまり聴いたことのないようなアレンジ。
映画・演劇的要素のあるこの曲こそ、内田有紀のボーカルの真骨頂、ゾクリとくる一曲かと思うんですけど、やっぱり音が欲しいですね。
と、ここまで書いてきて何ですが、実はエルミタージュには砂漠はないんです。
エルミタージュはロシア🇷🇺・サンクトペテルブルグにある世界三大美術館のひとつ。
(他はフランス🇫🇷のルーブル美術館とアメリカ🇺🇸のメトロポリタン美術館)
女帝エカテリーナ2世のお屋敷だったこともあって、周りをいくつもの川に挟まれた肥沃(ひよく)な土地にあります。
実際に行った方のyoutubeが👉




















