Altocumulus in the sky -110ページ目
ひとりぼっちで歩く家路 ゆうごはん考えながら
焼き魚の匂い 覆いかぶさる誰かの懐かしい声
ブルーの翼が 異国の地で大きく羽ばたいた
あの熱い空気 海を越えて 私たちの空にも届く
もう開かれることのない鉄色の窓 かつて幸せがあふれていた場所
何度も振り返る 穴が開いた心 置き去りにするには寂しすぎて
吸いつくような瞳たちの中で ゆっくり物語が始まる
ごほうびは終わった時の吐息と 満足気な笑顔
ひつじたちの行進は 雨上がりの空に
もくもくと歩く ぶつかりあったり離れたりしながら

