私は いわゆる「博打好きの家系」ではないので、″賭博天国″ のラスベガスには余り興味がありません。
とは云え、若い頃、初めてラスベガスに出張旅行した時、よせばよいのに、手をだし$500ほど儲けたことがありマス。
大やけどをしたので、今でもよく覚えています。 その後、ルーレットなどの “のめりこむ“ 遊びは避けています。
シンガポール、マカオなどで賭博を楽しむ中国人系はアメリカの賭博聖地ラスベガスでもかなり派手に遊んでいます。ラスベガスは、日頃パチンコやゲーム等を楽しんでらっしゃる日本人ならば間違い無く面白い場所かも知れません。
ギャンブル好きな方は、ゲームの方法を100% 知らなくても ハッタリ、ヤマ勘で金を稼ぐ才能があるからです。
ベガスという場所は、ホテル代や食費等はお安いのですが、その他一部の衣料などを除いて、やや物価が高いように思います。また、賭博に興味のない方は豪華なホテルがけっこう安く泊まれますから、ホテルライフを満喫するのには好都合です。
例のリーマンショック以来、ホテルが過剰気味で多くのホテルが倒産、空き室では勿体ないので、半額以下でバーゲンをしている一流ホテルが後を絶ちません。 なかには規定料金の80%引きというのもあります。
苦しい経営のホテルも多く、外の看板は同じでも、ホテルの経営者は毎年めまぐるしく交代、買収、売却されています。
ホテル自体がテーマパークのようなところが多く、光と噴水のショー、 海賊ショー、ベニス、エジプトなどをそのまま再現したりホテルめぐりだけでも結構楽しめます。
カジノはゲームのルールを知っていれば楽しいのでしょうが、日本人はゲームをしたくてもルールが不可解で躊躇します、しかも英語が苦手です。
ベガスには世界中の国別のお客の分析がありますが、日本人は「ラスベガス」が公式に認める世界で最もギャンブルにお金を使わない民族なのです。
この事はラスベガスの全てのホテルが認知しているDATAです。
そしてアジアでは「中国人、韓国人、フィリピン人」がカジノでお金を使う「優良顧客」であると分析しています。ホテルはカジノで遊んでくれるお客だけが上客なのですから Japaneseは敬遠組。 アジアの中では中国が突出してギャンブル好きで有名です。
しかし、統計的には、カジノで勝って帰ることができるのは10~15人に1人という狭き門なのですが、賭ける人はこのデータには全く無関心です。
日本国内では、日本人がギャンブルに費やす金額は平均して年間30万円、世界屈折のギャンブラー王国なのです。
パチンコ市場は年々減少していますが全国には今でも 14,000軒 以上のパチンコ店があります。 絶頂期には30兆円規模でした。
街のいたる所にパチンコ店がありギャンブル王国のような日本の雰囲気なのに、ラスベガスではほぼ最低の評価しかありません・・・・
日本国内では、低~中所得者層がギャンブル好きのようです。 地方に旅すれば、 コンビニのように地域に密着してパチンコ屋が点在しています。
内弁慶なのか? 外国ではギャンブルに手を出しません。 たぶん、「パチンコ以外の遊び方がよくわからないから」という説とパチンコを愛好する80%の人々がいわゆるプアー層(WORKING POOR) なのでラスベガスまで「わざわざギャンブルするために旅行はしないから」・・・とも云われています。
日本の公営ギャンブルの売上は「パチンコ」20兆円、「中央競馬」2兆8000億円、「宝くじ」1兆1000億円、「競艇」9700億円、「競輪」8600億円、
「地方競馬」3700億円、「オートレース」1100億円、「サッカーくじ」100億円となっています。 総額は26兆円を超えます。
2011年現在のパチンコ店経営者の国籍は、韓国人が5割~6割、日本人が3割、中国・台湾人が1割と云われていますが、韓国人のうち北朝鮮系が70%を占めるとも云われています。そして、北朝鮮にパチンコで得た利益が毎年何兆円も本国に送金されているという噂です。(日本人3割の中には帰化した韓国人も含まれています)
全国遊戯協会のホームページよるとパチンコの遊戯人口は昨年計約1670万人です。その内、パチンコ遊技者1670万人中500万人がパチンコ依存症といわれます。これはパチンコ参加者の約3人に1人がパチンコ依存症ということになります。
日本では橋下大阪市長がカジノ推進派(元東京都知事 石原慎太郎も同じく)の代表ですが、パチンコと警察OBとは癒着しているので、前途は多難です。
(何十年も前から、警察官の天下り先はパチンコ業界。 競馬、競輪、競艇場は公務員の天下り先となっているからです)
また、パチンコ業界は山口組、稲川会、住吉会の3大ヤクザに「みがじめ料」を納めているのでそう簡単に廃止はできそうにありません。
日本のマスコミには報道されていませんが、韓国ではパチンコ(メダルチギ)は5年前、2008年6月から全廃となり、これまで3兆円市場(全土15000軒)が消滅、その金は個人消費にまわりました。日本のマスコミがこの事実を報道しないのは、パチンコの広告宣伝費は日本のマスコミ各社の生命線となっているからです。パチンコ業界はパチンコ台のCMを垂れ流し 日本のマスコミがパチンコ業界を批判できないようにしています。
韓国ではパチンコ業界に警察の天下りがなく、ヤクザの「みかじめ料」もなく、マスコミの広告宣伝が少なかったという3点が「廃止、消滅」につながったといえましょう。 もし、政界に多額の献金をしていたとすれば、2006年からわずか2年で廃止、実行する事ができたかどうかギモンです。
韓国世論もパチンコ(メダルチギ)が「人間を怠惰にして、人生を狂わせる」という政府の趣旨説明に賛同したことも大きいと云えます。
おとなりの台湾もパチンコは非合法な遊技機として法律で禁止されています。
ヨーロッパ主要国のカジノ数(多い順)はどうでしょう・・・・? もちろんパチンコはありません。
「フランス」186、「イギリス」140、「ロシア」87、「ドイツ」78、「オランダ」48、「スペイン」39、「スイス」19、「オーストリア」17、
「ベルギー」9、「ポルトガル」9、・・・地域の社交場として栄えているこれらの施設には多くの富裕層がカジノCASINOにおしかけます。
*パチンコ店舗と比較すると何百倍も規模が大きいのがCASINOなので単純比較は控えます。 中国の賭博は「麻雀」マージャンが一般的で裏カジノもありません。 ヤミ賭博の実行犯が逮捕されると無期懲役または絞首刑となる重罪です。
賭けた人は(原則として)罰せられません。 負けが込んで窮地に陥った賭け人は、うらみ、つらみで最後の手段として当局に「密告」します。
従って裏カジノは勢力を伸ばす事ができにくい仕組みになっています。
中国高級官僚はマカオ、シンガポール、マニラ、シドニーに飛んで賭博を楽しみます。
オーストラリアでは RSL CLUB (賭博場のミニ版)が全国に1500軒、会員数24万人, 大人のレジャークラブです。 スロットマシーン、ルーレットなど個人で楽しんだり、食事をしたり、ワインを呑んだり、地方のRSLクラブではその周辺コミュニテーの社交場となっています。私のその会員の一人ですが、ワインを呑んだり食事をするために訪問する場合が殆どです。
オーストラリアには シドニー(NSW州)のSTAR CITY を含んで13か所のカジノがありますが、こんど新しく富豪ジェームズ・パッカー氏系の高級新CASINOをシドニーの「バランガルー新開発地区 Barangaroo Urban Development」 に認可しました。 2019年頃のオープンになる予定です。
豪州でカジノを楽しむのは中国系が一番、次が英国系オージーです。 中国の富裕層 「裸官ファミリー」が遊ぶのはシドニーで一番豪華な設備を誇る STAR CITYスターシティー。ラスベガスに負けない豪華設備です。 週末になると、一晩で$5万ドル(450万円)を賭ける中国系オージー達がいっぱい押しかけます。
Gambling で一晩に勝つ人は、10人~15人に1人という狭き門なのですが、その分勝ったときの夢はでかく、その快感は味わった者にしかわかりません。
反対に負ける人は、“釣瓶落としの如きです” ・・・・ つまり1万円くらいは3分毎でなくなります。
従って、富裕層でもギャンブル狂の人は一晩で1千万円負ける人はザラにいます。 恐ろしいですが、それが現実です。
シドニー THE STAR (CASINO) はギャンブルに興味がなくても十分楽しめる憩いの場所です。まず、初めて訪問する人でも、遠慮なく入口でメンバー登録をします。 登録料は無料です。会員になるとメンバーカードを即貰えます。 その券はさらに無料ドリンク券にもなります。 カジノ場を歩いていると自動販売機のようなものがちらほら。
これは、メンバーCを差し込むと24時間以内でコーヒー、ワイン、ビール、ウイスキーなどドリンクを3杯まで好きな銘柄を飲むことができます。
メンバーC を持っていると、さらに手荷物も無料で預かってくれます。 喫茶室で何時間でもお喋りできるのでシドニーっ子の社交場にもなっています。
ギャンブル依存症の人は 「負けると異常な程悔しがる、結果、取り戻そうともっと賭ける」「時間を忘れるほどのめり込む」タイプの人が多いようです。
また、ギャンブル好きの人のセリフは・・・・・「「夢中になれる」「気分がスッキリする」と云います・・・それが生き甲斐のようです。
その他「収入に見合わない高額なブランド品を大量に買う人」「ギリギリの生活なのに高価な車を購入したりする人」・・も危険、ギャンブルにはまり易い層です。
ギャンブル嫌いの人は、「勝てないとわかっているからギャンブルには手を出さない」「無駄遣いを警戒するタイプ」「意志の強い人」です。
“仕事は汗水だして働いてこそ金を得るもの” と考えている層の人々は一か八かの賭博には興味ありません。人生 “のるかそるか” はあさましいと軽蔑している人々です。
害があると分っていて廃止されないのは何もパチンコだけではありません。競馬、競輪、競艇、酒、煙草など枚挙に暇がないでしょう。
そういう破滅の危険性があっても、(自制心)でそれを上手に利用して楽しんでいる人が殆どで、それで身を持ち崩すのは自分の「意志薄弱」のためかも?
「飲む」「打つ」「買う」 男の三大要素でもっとも破滅し易いのは「打つ」でしょう。「飲む」や「買う」には限界があります。ギャンブルはエンドレス、トコトンのめり込んで、最後は裸一貫になりかねません。
一度大物を釣ると(一度儲かると)、次も釣れるのでは? いや、もっと大物が釣れるのでは?(もっと大金が儲かるのでは?)と惜し気もなく賭けます。
しかし、現実はボウズばかり、ちっとも釣れない(ちっとも儲からない)。 でも次は! でも次は! とギャンプルに熱くなる。
最後はサラ金、消費者金融等々に借りまくりギャンブルに走り続ける。その結果、金を借りる先もなくなり、友達も失い、どツボにはまる。
気が付いたら犯罪に走る・・・・・・悲しいけれどそれが世の常です。
仮にパチンコだけ禁止するとした時、これは片手落ちかも知れません。 それでは競馬はどうなのでしょうか?株や先物取引で “すってんてん” になる人もいますが、これらの売買も禁止できますか?
サラリーマンの憂さ晴らしの場所として定着している・・バーやキャバクラはどうなのでしょうか? ストレス解消の場ともなっています。
アルコール中毒で身をもち崩す人もいます。アラブ諸国のように酒も禁止しますか。煙草はどうでしょうか。 豪州では「Smoking Kill」とはっきり明記していまが愛煙家にはまったく効果がないようです。 ことこと さように・・・“中毒性(Addictive )のもの” ほど怖いものはありません。
ただ、麻薬(DRUG、ドラッグ) は一度始めると「人間の理性では止めることが殆ど不可能」なので主要先進国では禁止されています。
先述したものは殆どの人が “ほどほど” にすることができるものですが、残念ながら、一部の人々の中には すでに中毒症に陥っています。
「ラスベガス, マカオに1週間観光旅行して適当にギャンブルを楽しんでストレス解消する」というような旅行が一番無難なようです。