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オーストラリア、シドニーから

歴史を紐解けば、ヨーロッパの王室はほとんど、政略結婚による、血の繋がった親戚縁者の集団といえます。

その影響力は強大で、EU欧州連合( European Union よりも広範囲で、現在のEU加盟国プラス、英国、ロシアを加えた広大な組織でした。

その証拠に、18世紀~19世紀にはイギリス、ロシア、ドイツ、スペインなどの王室に血友病(皇室病とも呼ぶ)の患者がたくさんでました。

今日では、日本の皇室同様、近親婚を中止して、できるだけ新しい血液が混じるように、貴族出身者でなくて一般の人々の中から花嫁候補を選んで王妃としています。

ちなみに、ロシアの王室はロシア革命により帝政ロシア最後の皇帝ニコライ2世が銃殺処刑されてロマノフ朝の専制支配を終える訳ですが、この一家はイギリス王室

とは親戚関係・・・・サンクトペテルブルグにあるロシアの国立美術館「エルミタージュ美術館」には、我々になじみの深い、ルノアール、セザンヌ、モネ、ゴーギャン

レオナルドダビンチ、レンブランド、マチィス、ピカソなどの有名絵画ほか美術品など300万点の収蔵品がありルーブル、メトロポリタンに匹敵します。

不幸にも共産圏となり交流が途絶え、まったく別世界の経済圏になりましたが、歴史を戻せば同じ箱のものです。

ルーブル美術館と異なり、鑑賞する人々の数はきわめて少なく静か、写真撮影もOK。 若かれし頃、添乗出張でこの美術館を見たときは “猫に小判”・・・

まったく絵に興味がなかった頃、今となってはホントーにもったいないことをしたと後悔しています。

                    

さて、日本の社寺仏閣の拝観料と比較して、モン・サン・ミッシェルの拝観料はどうなのでしょうか?・・・・

日本の拝観料の比較検討では・・・・・・

日光東照宮の拝観料 ¥1300 ダントツ高いです。 国指定重要文化財や国宝クラスになると、指定物件の修繕費用のほとんどは、文部科学省/文化庁、つまり国が負担します。
したがって、法外な拝観料を徴収するのは本来は筋違い、国宝や重文は国民全員の共通の財産となります・・・ という事は東照宮の警備員の配置や清掃などの人件費がかかる

とはいえ ぼったくりに近い経営でしょう。 徳川家康さんも墓の中で顔をしかめているかも知れません。

ちなみに世界遺産を始めとする「社寺群数日本一」の京都はまさしく “拝観料天国” と云えるでしょう・・・

京都では三十三間堂、平安神宮、高山寺 ¥600、 その他 青連院、寂光院、大覚寺、天龍寺、東寺、南禅寺、竜安寺、金閣寺、銀閣寺、高台寺など

有名社寺はすべて¥500 (各お寺さんが談合して拝観料の取り決めをしています・・・・・) 但し、清水寺などは別途料金:通常¥300 夜間¥400

美しい京都、ロマンテック京都に旅をして、いざ観光となると、どこでも “拝観料” が要り併せるとバカになりません。 

たまには、無料の社寺もあってもいいのでは?
この地、シドニーでは、オペラハウス、ハーバーブリッジ徒歩往復、ブルーマウンテンもタダ、州立シドニー美術館も入場料は要りません。 

私は25歳の時、大阪支店から京都支店勤務を命じられて、京都の地で6年間勤務しました。 

京都人は「考え方は革新的ですが、行動はとても保守的」と云われますが、まさしくその通りでした。 表向きはとても親切ですが、よそ者は受け入れません。

京都人と知り合いになって “一度お家に遊びにいらっしゃい!” と云う言葉を信じて訪問したらエライ目にあったという話をよく聞きます。

それはたんなるリップサービスであなたは100%歓迎されていないのです。 京都人は初対面の方には “ソフトムード“ に応対する風習があるのです。

京都の職場でも・・・“あなたは大阪人なので、何れ大阪に戻るのでしょう? ” という具合で決して腹を割ってホンネを語りませんでした。

京都が不穏な時代には、京都人が失礼な態度で接すると「よそ者に刀で切られる」という惨事が何度もあった、その教訓が受け継がれているのです。

また、幕末動乱で京都市内が大火災となり多くの民家が焼失しました。 歴史的に、京都人は外部の者に財産を奪われるというハメに何度も陥っています。

京都人が昔から平和に暮らしているのに、例えば幕末には“勤王だ佐幕だ” と云って「京の都」によそ者がなだれ込んでくると、土地の人は迷惑な話ですよね。

“天皇様” の都という宿命で常に時代の波の影響を受けていたので、土地の人 (京都人) 以外を信用しないという体質があります。 心は閉鎖的です。

何度もよそ者から被害を受けると当然警戒心が強くなるのは自然の道理にて納得がゆきます。

京都の3大観光名所と云えば 金閣寺、銀閣寺、清水寺ですが・・・・

年間参拝者数、拝観料収入は 金閣寺、銀閣寺とも約580万人 約25億円、  清水寺 約1045万人 約30億円 

(参拝者数を公表をしていないので推定です・・・銀閣寺は従業員数も公表していません)

重要文化財なので消費税が8%でも10%まったく掛かりません。 お寺の修繕費もほぼタダ、まるまる収入となりますが、年収の公表もしていません。

ヨーロッパとは、人口密度が異なるので、あのモン・サン・ミッシェル (350万人) の倍以上の観光客が訪れています。

ちなみに、京都の年間観光客数は5000万人、 パリを訪れる年間観光客数は3000万人、(アジアと欧州では人口密度が違います)

年末年始で賑わう伊勢神宮、明治神宮、成田山など それぞれ年間800万人の参拝客(推定)があるのですが、同じく年収は公表していません。

(伊勢神宮入場料¥300、明治神宮入場料¥500、成田山新勝寺、特別催事を除いて入場無料)

パリ・ノートルダム寺院の参拝客も、伊勢神宮、明治神宮などと同じ参拝客数のようです。 800万人~1000万人。

(ノートルダム寺院の入場料は無料ですが、塔に登るのには別途@7.5 EUROS(米ドル$9.70)が必要)

我々、仏教徒がノートルダム寺院を参拝すると(カトリック信徒でないので・・・)一番印象に残るのは美しいステンドグラスでしょう。

午前中に参拝に行けば、観光客が多い外側の喧騒とはかけはなれた、落ち着いて荘厳な空気にふれることができます。

最近、タイ国の坊さんが、「チャーターしたジェット機に乗って豪華旅行をしている」とマスコミにすっぱ抜かれて大騒ぎになっていました。

タイ国民の約95%が仏教徒。昨年の国家仏教事務局の統計によると、タイにいる僧侶の数は6万を超えていますが、お布施などの金が本来の宗教とは

関係なく、薬物摂取や飲酒、ギャンブル、買春などに使われているという実態が暴露。 僧侶の行動が問題視されてメディアの注目を集めています。


ドイツ
西部リンブルクのカトリックの司教が3100万ユーロ(約40億円)以上かけた豪邸の建設で、多くの信者からの批判を浴びています。

この騒ぎに驚いたローマ法王庁
は10月23日付、この司教を即、職務から外す決定をしました。


ドイツ
では「ぜいたく司教」と報じられており、「清貧」をむねとするフランシスコ法王
が率いるローマ・カトリック教会にとっても打撃的な話題ですが

宗教団体は政府に対して収支報告書が不要、しかもお布施などの収入(お金)に一切税金がかからない優遇処置がされているので、権力の座につく者次第で

その蓄財を使って常識外れのことをしでかすのです。

京都勤務時代、京都のある有名なお寺の住職さんの旅行の世話をしたことがありますが、なんとこの御仁、「飲む、打つ、買う」の三拍子を備えて方で

大酒は呑む呑む、博打(ばくち)を打つ、そして女を買う、いわゆる道楽坊主さん、それまで聖職とばかり思っていたのですが、あの時から世の住職さんの

イメージががらりと変わりました。(勿論 大半の住職さんはまじめな方ばかりと思うのですが・・・・)?

南国土佐の「よさこい節」に・・・・♪ 土佐の高知のはりやま橋で坊さん かんざし 買うを見た♪ ・・・という有名な歌詞がありますネ・・・

数年前、イタリアでは、バチカン国が莫大なお金を蓄財 バチカンのマネーロンダリングの実態がマスコミに暴露されて、しかもイタリアマフィアと繋がって

いるという信じられない報道にびっくり仰天しました。 マフィアの資金を洗浄してバチカン側は10%のリベートを得ていたのです。

全世界で12億人とも言われるカソリック教徒の頂点に立つローマ法王は、ある意味で大国の元首をも超える社会的影響力を手に入れることにもなるのですが

政府、宗教、裏社会、これらすべては繋がっている「三位一体」で存在する神の国イタリアはどうなるのか・・・・

バチカン銀行(宗教事業協会)は預金、送金、投資の他、カソリック信者からの寄付金受付を主業務としていますが、現在の保有資産は約71億ユーロ

(約9230億円)と推定されています。 この保有資産で株式や債券投資をしていますが、イタリア警察当局の摘発によりマネーロンダリング(資金洗浄)や

不正送金疑惑、さらにはマフィアの蓄財などに使われているとの調査結果を公表しました。

神を礼拝する大聖堂の守護神が「DEVIL」または「SATAN」悪霊のような構図では、一般信者は果たして何を信じて良いのやら?

ともあれ、どこの国でも、宗教団体は国から手厚く保護されていて、我々一般庶民がいちいち口を挟むような状況にありません。

「触らぬ神に祟りなし」という諺の通り、一般の庶民は禍を招くことは好みません。 よって宗教団は蓄財の扱い方を間違えば大スキャンダルを生みます。