サービスの違いというかお国柄の違いというか、シドニーではどんな商品を買っても基本的には「商品の説明」はありません。
日本流の至れり尽くせりのサービスがないのです。その典型が車です。新車を買ってもこちらが質問しない限りなんの説明もありません。
もし、日本で新車を購入したら係員から最低限のハンドル操作、その車の特徴などきめ細かく説明がありますがこの国ではありません。
「ガイドブックを読んで自分で勉強をしなさい。 または質問事項があれば、あとで遠慮なくお訊ね下さい」・・・という具合です。
テレビ、冷蔵庫を買っても同じこと、配達業者がお家に届けるだけ、何の説明もなく指定の場所に設置するだけで終わりです。
我々、日本人は難しい英語の操作マニュアルガイドブックを片手に自分で解読しなくてはなりません。
実はこれが難儀なのです。 だいたい、「商品取扱説明書」の用語には難解な英語表現が多いので実に困るのです。
携帯電話など買い換えたら、それを使いこなすまでには 何か月もかかります。 何度も購入した店に足を運ぶことになります。
こんな時、ため息をつきながら・・・つくつく「日本式過剰サービス」の有難さを痛感します。
中古住宅の物件探し・・・・毎週水、土にOpen House (内見会)があるので、不動産新聞から得た情報のなかからめぼしい物件を自分でみつけて見学にでかけます。
日本であれば物件の詳細を書いたチラシがありますが、この国は何事も
“アバウト” が売り物なのでだいたいの部屋数とか間取りは記載されていますが、土地の面積とか大体の販売希望価格とかまったく表示されていない場合が殆ど・・・・こんな場合、その敷地サイトに常駐している不動産の係員に質問すると・・・“Good Question! But I don’t know” ・・という答えが返ってきます。
ホントーなのです。 アホのかたまり、勉強不足。 普通ならば 売り出しの住宅の面積、価格など事前に勉強して仕事場にて働くのが
常識なのに、詳細を知っているのは担当者チーフ一人だけ、あとはたた漠然とチーフをお手伝いしている社員、アルバイトなのです。
園芸店(ナーサリー Nursery)にいっても同じこと・・・お花のこと、肥料のこと、種を植える時期のこと、何を質問してもまともな答えをしてくれるのはそのサイトのチーフのみ、あとはバカ、カスばかり。 日本のように教育が一律でなくてアホ、賢者の差が激しいのです。
旅行の申込みをしても同じ・・・初回旅行の申込み後、2回目に同じ旅行社を訪問して予約できた飛行機、ホテルを確認にいったら 「貴方が申し込んだ掛員はホリデーで休暇中、来週にまた来てください」・・・という答え。
つまり日本のように同僚がその担当者の申込みのカルテを机の所定場所から探して顧客に適切な情報を提供するというシステムではないのです。
一顧客対一担当者であって、一顧客対会社 ではないのです。 信じられますか?
これを称して二度手間というのか・・・・ストレスの溜まるシドニー生活ですが、この程度で憤慨していてはこの地に住めません。