我が家のお隣さん、ビッキーさんご夫妻には可愛い娘さんが3人います。 旦那さんは一流会社(Westpac)の銀行員です。
そのビッキーさん曰く「将来私の娘がもし結婚相手を選ぶとしたらトレイズマンに決まりだわ」・・・と公言します。
トレイズマンTrades Man と呼ばれる花形職業(PECさんと呼びます)とはPlumber 水道屋さん、Electrician 電気工事屋さん、Carpenter 大工さんの3業種などを指します。
これら3業種(手職人、熟練工)は日本と異なり高給取りなのです。水道、電気などちょっと故障して職人さんを呼ぶと、彼らがドアーをノックしただけて60ドル~80ドル、週末、休日、夜間に呼ぶとさらに実費以外に追加料金も請求されます。 下水が詰まると工事費$200~300ドル前後は覚悟しなくてはなりません。 彼らの年収は普通のサラリーマンの2倍はあります。
これら3種の国家試験免状を持っている中国人系、韓国人系は数人いますが日本人永住者は今の所シドニーには一人もいません。
つまり免状を取得するためにはそれぞれ専門の学校に通よった後、英語の筆記試験にパスしなくてはなりません。
しかしながら英語が不得意な日本人には言葉の壁があるのでこれら “トレイズマン” の仕事は実現がなかなか困難なようです。
我家も$2,700ドル(\216,000)のクーラー取付費用に$900ド(\72,000)も請求されてびっくり仰天しました。 日本ではクーラーの取付代は200ドル(¥16,000)程度だったと思うのですが・・・・
日本の電圧は世界で一番低い100Vボルトですが、豪州の電圧は240~250Vボルトとかなり高い電圧となっているので職人さん達が感電死したりする危険が伴うのでそれだけ高給取りなのかも知れません。
庭のスプリンクラーが故障してドレイズマンに来てもらっても当然英語の交渉、日本語と異なり英語ばかりでは「云いたい事、希望したい事」の半分も伝達できない、または相手から「上手に使う方法などアドバイスして欲しいこと」などいろいろあるのですが100%満足できる交渉ができない、ふがいなさに対してストレスを感じます。
Trades Man(電気、水道、大工)の仕事は早朝勤務でとても大変な職業ですが、Holiday Season になると、一家揃って海外旅行にドーとでかけます。
日本と異なりとてもリッチで裕福な暮らしぶりです。
トレイズマン以外にガードナー(Gardener 庭師)も優雅な暮らしぶりです。 お向いさん宅の「選任ガードナー」しばらく来なくて見知らぬ庭師が手入れをしているので声をかけたら “いつもの庭師はただいま世界旅行にでかけて1ヶ月の休暇を取っている“との返事。 スゴイですねこの国は・・・だれでも1年間働いたら1ヶ月の休暇が土曜日、日曜日の休日以外に取得する習慣(権利)がある国ですから・・・
人生を謳歌するのがモットーの国柄、日本のように働きバチではないので、同じアジア圏でも日本、中国、韓国のような労働意欲の強い国には経済的についてゆけませんが・・・・どちらが正しい生き方なのでしょうか?
日本は「働き者」が美徳とする国、「お父さんはこれまで生涯汗水たらして必死に生きて家族を支えてきた」と母親は誇らしく語ります。 残業は当たり前、土曜日、日曜日も休まず働く、働き蜂、日本人・・・・
この地、シドニーでは、残業なし、夕方4時~5時が帰宅ラッシュアワー、帰宅したら子供たちの面倒をみる・・・・ スクールホリデーになると一家揃ってバカンスに出かける・・・
経済的に発展するのはどちらなのかは明白です。 なにせ「働き蜂」日本は世界第三の経済大国なのですから・・・でも、どちらの人生が充実しているのか? ふとギモンに思います。
豪州人曰く「Only one life」・・・・人生はたった一度のみ・・・・人生を楽しまなくては損・・・という信念を持っています。
ともあれ、日本の若者も早期に海外に雄飛して英語を習得して、一人ぐらいは豪州の電気技師免許を取って我々アジア人、日本人の世話をして欲しいものです。