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オーストラリア、シドニーから

「ジャカランダの木」は日本人にとっては「桜のような」親しみを覚える花です。

日本のサクラの木は春に満開になりますが、ジャカランダの木は初夏に満開となります。 シドニーでは”夏の到来”を告げる木です。但し、桜のようにピンク色でなくて紫色なのです。

最初はとても違和感を覚えましたが、毎年、毎年、13年も同じシーズン景色、色彩を見ていると・・・ ”夏の到来のシンボル” と思うようになりました。

ジャカランダの木はシドニー市内至る所に植樹されていますが街路地両面に咲き乱れる程有名な場所はシドニーから北600km、車で7時間程にあるグラフトンGraftonという小さな町です。 

開花シーズンになると町全体が紫色のジャカランダの木で覆われてとても見事な風物詩が味わえます。

数年前に一度Jacaranda Festival に合わせて訪問しましたが、ジャカランダの木よりも原住民アボリジニーが沢山住んでいる町なので「花見」を楽しむというよりも我々の方が場違いな場所に迷い込んだのでは?と引け目を感じで, やや肩身の狭い気持ちになります。  

夕暮れ時、この小さな町の一角に黒い人影が行列して歩いているそばを通るともしや「ストーカー」されないかと変な眩惑が起こります。

この木は中南米原産(アルゼンチン、ボリビア、ブラジル)ですが、世界中に分布しており、豪州の各州の街路樹にも活用されています。

時期的には、毎年10月下旬から12月(シドニーでは初夏)が見頃です。

移民として南米に渡った日本人が,キリの花に似ていることから「桐擬き(きりもどき)」と読んで愛した花でもあります。

また,ハワイでは日系人が日本の桜を偲んで,「ハワイ桜」や「紫の桜」「熱帯の桜」と呼んでいるそうです。

葉は鳥の羽のように繊細で細かく、非常にやわらかな感じ、匂いは余りありません・・・・わが家の前の街路樹として満開の花を咲かせてくれています。

車を駐車するとあっという間に紫色の葉っぱが落ちて、車の前部、ワイパー周辺に落葉がいっぱいとなり取り除くのが面倒な花です。

日本からWorking Holiday でシドニーに12か月滞在すると、若者向け「シドニー滞在中の心のみやげ」となり帰国後も懐かしく思い出すそうです。