シドニー交通違反取締り状況について その 2 | SKYのブログ

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オーストラリア、シドニーから

スピード違反は10kmオーバーからチェックされ、つかまったら$109ドルの罰金、21kmオーバーならば$254ドル、Office State Revenue Penalty Notice(NSWペナルティー歳入徴収局)から「罰金通知書」が郵送されます。


もし支払を拒否したら、アリ地獄に落ちるように延滞日数に応じて罰金額が加算されてしまいます。罰金は確実に払わなければなりません。 そのかわり法令を順守してドライブしておれば一切嫌疑はかかりません。 英国式とはそういう意味です。特にイースターホリディー、クリスマス、年末年始などには特に厳しくスピード違反、駐車違反、飲酒運転など集中取締があります。

先日、Sydney Morning Herald 新聞を読んでいたら、37歳の男性(イージーライダー)が100km制限の高速道路を45kmオーバーでつかまり罰金$2,252ドル(22万円) 請求され、免許停止、剥奪、その人は余りの高額ショックで頭を抱えて寝込んでしまったという記事がありました。

オーストラリアの高速道路は概して渋滞も無く、基本的には無料なので非常に便利、日本のように高額通行料金はありません。

高速道路使用料金が必要な道路は「TOLL ROAD」と案内表示がありますが、シドニー郊外では数か所しかありません。 しかも少額です。


郊外高速道路はほとんど通行料金無料、しかしながら制限速度は100km110km、日本の高速道路並み、またはそれ以上です。

日本の有料高速道路の制限速度は平均80km。 無料の郊外高速道路は60kmが標準なので、これはかなり格差、日本人の方は皆さんその違いに驚きます。

オーストラリアは日本と同じ左側通行、右ハンドル、道路標識も毎時km 道も広く交通量も非常に少ないので違和感なく快適ドライブ。

ただ、日本と少し違う点は、日本では運転者はアルコール一切禁止に対して、この地シドニーでは(豪州全土を含む)多少の飲酒はOKなのです。

個人差があるので正確な取締制限は難しいのですが、だいたい1時間にビール1杯から3杯はOKなのです。

(ウイスキーなら90ml、ワインなら360mlに相当します。) 体重100kgから150kg の男性が多いお国柄 “ほろ酔い気分” でも平気なのです。

オーストラリアでは酒気帯び運転を取り締まるために、道路脇に呼ばれて抜き打ちで酒気のテストをされることが多々あります。

日本の警察と同様に交通安全の為の RBT (Random Breath Test・抜打ち酒気検査) も頻繁に実施されています。


血中アルコール濃度が、0.05%を超えていると判定されると、初めてでも3ヶ月の免許停止処分をうけなければいけません。

また、停止期間中に運転をすると、最低6ヶ月の追加と最高$1,000ドル (10万円) の罰金を科せられます。

シドニー圏市内、郊外で昨年2014年、1年間、飲酒運転疑いで検挙されたドライバーは合計22,000人でした。 一日平均60名の検挙者です。

夜道をドライブして自宅に戻るドライバーの2割程は “ほろ酔い” の人ですが、検挙されたのは 運が悪かったごく一部の人々です。


昨年暮れ、クリスマス、年末年始10日間に警察一斉取締りで 飲酒運転テストを受けたドライバーは571,664人、 内飲酒運転容疑者で捕まった

ドライバーは960人、 検挙率01%でした。 平常時の2倍の検挙率。 捕まったドライバーは同じく不運な人で、免許停止と普段の倍額の罰金刑です。


私の知合いの日本人女性、女同士の飲み会で “ほろ酔い” どころか何時間もかなりの酒を呑んで “酔っぱらい運転” 帰宅途中、運悪くRBT抜打ち検査に

引掛かり、車停止命令・・・警察官が “この風船軸棒を吹いて下さい” (blow) と云われたので息を吐いた後、風船軸棒を力いっぱい 吸って(suck)ガンバリました。


「英語の余りわからないアジア女性」に失望した警察官はうんざりして、そのまま見逃してくれて危機を突破。自ら招いた禍から上手く逃れた訳です。

(英語がわからないと得する場合もあります・・・但し、その女性・・・果たして英語が理解できなかったのか? ・・・・テンテンテン・・・・)

アルコールを分解する酵素を多く持っていないモンゴロイド(蒙古系)日本人は、アングロサクソン、ゲルマン系などのコーカソイド(白人)、ネグロイド(黒人)など

アルコールの分解産物である有害なアセトアルデヒドを速やかに分解できる彼らの生まれつきの体質(酒豪)にはかないません。 

大和人は少しでも酒を呑むと酔ってしまう遺伝子を持つ人が多いのです。 欧米人は我々の呑む量のほぼ倍を呑んでもアルコールは探知されません。

最近ではイントキシライザーという新式のアルコール探知機を導入、走って来る車を停車させ器械に息を吹きかけさせる(機械に向かって1から10まで声に出して数える)という検査方法なのですが、どちらか言えば “姑息な手段” を計る警察官の手法は日本と余り変わりありません。

日本と異なる点は、早朝午前6時頃、道路を封鎖して器械に息を吹きかける飲酒の検査をしている警察官グループもいます。


仲間との呑み会、PARTYなので明け方まで深酒をして、仮眠後、帰宅するドライバーを待ち構えて朝まだ血中にアルコールが残った状態で運転している人を検挙するのです。

もし、アルコールの量が基準値以上であれば 即免停 状況次第ではその場で即逮捕。(罰金1000ドル以外に実刑2年から5年の罰を受ける場合もあります)

各州により、罰金額、刑罰の期間は異なりますが、身から出たサビとは云え、「車の運転ができない・免停処分」は罰金をくらった人の生活に大きく影響するのでたまりません・・・・

この新式のアルコール探知機は、吸ったり、吐いたりする呼吸法でなくて「数字をカウントする新方式」なので、呑んでいたアルコールの量(数値)をごまかすことが難しいのです。