よく「世界史を勉強するとイギリスが嫌いになる」といわれる 世界的にも最も紛争が絶えない地域のひとつが中東 ユダヤ戦争・十字軍まで遡ると もはや議論の余地もなくなるけれど やはり現代史では 20世紀初めの  中東での「石油発見」と イギリスの「三枚舌外交」から 議論を始めるのが現実的だと思う。 1906年 中東で莫大な埋蔵量の石油が発見された。 よりによって、様々な民族が国境を超えて行き来するこの地に。 1915年のフサイン・マクサホン協定で イギリスはアラブ人にトルコからの独立を約束 1916年のサイクス・ピコ協定でイギリス・フランス・ロシアは今のイランとイラクの国境を実際の民族の居住地域に合わない線引きで決めてしまった 1917年のバルフォア宣言でイギリスはユダヤ人資本から戦費を調達する代わりに ユダヤ人国家の誕生を約束・・・ この実現不可能な三枚舌外交が その後の国際紛争の大きな火種として 今日まで残り続けている