私たちは 毎日の生活の中で 無意識のうちにAIを使っている・・・だけど AIによる解説は全て正解とは限らない。 サイトロン・ジャパンさんより販売されている 『ステラグラス』で どうして星が良く見えるのが・・・という解説にも誤りがある。 「人間の目が暗闇で視力が低下するのを補正するレンズ、人間の目が暗闇で視力が低下するのを補正するレンズ」 ・・・この解説は 誤りである・・・ 私たちの眼が暗いところで解像度が落ちるのは 「視力が低下するから」ではない。 池田光男著 『眼はなにを見ているか』によれば ①暗順応すると、眼の感度域が青にシフトする。 →通常の緑色に合わせた水晶体から網膜へのピント位置が合わなくなる ②更に暗順応が進むと 感度を稼ぐために 多くの視細胞からの情報をひとつの視神経で受けるようになる この為、眼の解像度が低下するのである 視力が低下するわけではない。 従って 弱い近視の補正をする眼鏡は 暗順応して 感度域が青にシフトする眼のピントを補正する効果があると考えられる。 ステラグラスは弱い凹レンズになっている。 この為、暗順応した眼の青い波長域でのピント補正に有効だと考えらる。 これがステラグラスの原理だと思う。 従って ステラグラスの真の性能を体感する為には ① 眼の悪い人は眼鏡やコンタクトレンズなどで視力を補正する必要がある。 ②空の暗いところで 暗順応した状態で使う。 決して、都会で目の悪い人が使っても 効果は感じられないだろう・・・ この為、ステラグラスはその性能を理解されず 天文雑誌に解説記事が掲載されることもない(そもそも天文雑誌の編集部に原理を理解している人がいるとは思えない)。 暗メーカー・販売店も 売り方を知らない為に 順応の確認の用に 赤と青のステッカーすら付属されることもない ・・・実に残念だと思う。