竹内 均 先生の著書かなにかで
『ニューズウィーク日本版』のことを知ったのはもう30年以上も前のこと。
当時(今も?)日本の週刊ニュース誌は つまらない芸能人のゴシップネタの専門誌で
お金を払ってまで一読する価値があるとは
とても思えなかった(今も?)。
当時はニューズウィーク日本版のムックで子育て特殊号が時々発行されていて、とても参考になった。
当時はイクメンという言葉は無かったけれど、
私は子育てに一生懸命になっていた。
「男は仕事が第一』という価値観が幅をきかせていたが、私は全くそうは思わなかった。
むしろ、妻や子どもたちの存在が 私の視野を広げ、活力の源になっていた。
我が子の可愛い眼を見ていたら
世界中を敵にまわしても良いとさえ思った。
ニューズウィーク日本版の視点は実に面白かった。
特に子育てについての
考え方が面白かった。
日本人の価値観にも違和感は感じられなかった。
子育てとは、つまらない小手先の知識やテクニックなどは
さほど重要ではなく、
自分自身と妻との信頼関係こそが大切なのだと思った。
それが子どもとの信頼関係の源だ。
家のことは 妻に任せっきり・・・という男は、実は男としては半人前だということがわかった。
半人前の男に負けるわけにはいかない。